2020年8月10日月曜日

感性が死につつある

 最近,あんまり,新しい流行りものについてピンとくることがなくなってきた.いわゆる,30 過ぎると新しいものに対する感性が鈍ってきて,自分が過去に経験した古いものばかりを愛するようになってしまうというアレなのかも.実際,感性が死につつある自覚はある.

あの歌手とか,あの曲とか,流行っているものに,全く感性を揺さぶられない.それはそれで,悲しい事実.

……とか,おっさんぶりたいような文章を書いてみたけれど,最近,Billie Eilish にハマってアルバムまで買っていたことを思い出した.

2020年8月4日火曜日

うーむ

立て続けに師匠筋の大先生の訃報が届く.一般的に言って,大往生のご年齢とはいえ,気が滅入る.

2020年8月1日土曜日

というわけで

書きかけたまま,下書き状態でアップロードしていなかった記事のうち,時機を逸していなかったものをアップ.

平成という時代の個人史

そろそろ誰も平成がどうとか令和がどうとか言わなくなった頃なので,少しそんな話を.

私くらいの年代(30代半ば)は,平成という時代に育ち,平成という時代を最初から最後まで見ることができた一番若い世代だと思う.物心ついた頃に,昭和末期の空気をなんとなく嗅いで,一番物事を吸収する年代を平成とともに歩んで,平成の中盤に青春を過ごし,平成末期の社会の一員となった世代.

今の時代,こういう場など,個人が容易に記録を残すことができる場が増えた.

もちろん,イコール,その記録が残り続けるわけではないけれど,デジタルネイティブな我々が,みんなで,ただ,盲目的に個人史をどこかに残すだけで,日本の平成史を厚い記録として残せるんじゃないかと思ったりするのです.

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個人的な感想だけれど,平成という時代を一言で表すと「狂気」だよね,と思うワタクシ.

小屋が欲しい

家が欲しいとかは思ったことはないけれど,小屋が欲しいとは思う.

立原道造の「ヒヤシンス・ハウス」とか,ル・コルビュジエのカップ・マルタンの「休暇小屋」とかみたいやつ.

狭い空間に,デスクと書棚,作業机くらいを置いて,ベッドとトイレがあって引きこもれるような.あと,顕微鏡も欲しいかな.で,ネットとかラジオとかもない.ただ,本を読んだり,ものを書いたり,顕微鏡を覗いたりで過ごせる場所.

マジで,二束三文の田舎の土地買って,小屋だけ建てたい.