世の中の人は,小学校の理科や中学校の理科 2 のレベルの地学知識も怪しいので,根本的な啓蒙活動が必要だけれど,世の中のほとんどの人はなんらかのメディアで入手した情報(これも理科 2 に毛が生えた程度か,場合によっては大間違い)を話題になった災害の直後だけは持っているので,「自分には知識がある」と思い込んでいるので,啓蒙を受け付けないし,場合によっては教える側を痛烈に批判したりする.
それが市井のレベルでは日常的に起こっているし,影響力を持つ人間が影響力を持つメディアを通して公開されたりすることも割りと日常.取り敢えず,ほとんどの人間は,自分の専門領域以外に関して小学生レベルの無知であることをまずは自覚して貰いたいところ.
地学に関しては,よく見えるという話で,問題は何の領域にもある.例えば,最近の話題だと,文系学部の削減云々についてとかね.
あと,「わかりやすい説明」神話が大きな間違いを誘発する構造とかは,また,別な話で,これは専門家の問題でもある(つい先日あった素人の記者に説明する機会に上手くいかなかったという自戒も込めつつ).
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