2015年12月7日月曜日

年をとったな,と思う

僕の仕事は,基本的にコンピュータと仲良くしないといけない仕事だし,必要に迫られれば CUI も弄るし,プログラムも(2, 3 の言語では)組める.一応,職業・理系技術者なので,普通の勤め人がおおよそ触れることのない機械の中身をこじ開けてメンテナンスしたりすることもあるし,必要に応じて分析装置をこじ開けて組み直す程度の機械的な知識はある.

……だが,最近の家電についている高度機能は全然覚えられないし,いつまでたっても使いこなせないし,覚えられない.正確に言えば,覚える気がない.

これは,僕が家事をしないからではなく(家庭内の家事負担は 7 割が僕),家電の基本機能やワンタッチ機能以外の高度機能を覚える気力がなくなっているということだ.高度機能を使えば,できることが増えたり,便利になったりすることはわかっているんだけれど,基本機能とワンタッチボタンでできること以上の機能を理解しようとする気力が湧かないという,年齢に伴う脳の機能低下が原因なのだ.

母親に任せっきりで,あんまり家事をしなかった高校生の頃なんかは,説明書を読みこんで,「洗濯機にこんな機能があるんだー」なんて言いながら,使う必要のない機能を駆使して(ごく稀に)自分の服やらを洗濯したりしていた気がするんだけれど,最近では,「こういうものに特化した洗濯機能はあるんだろうな」とわかっていながら,説明書を読む気も起こらない.

明らかに年をとった.

結局,僕の場合,まだ家電程度で済んでいる話なんだけれど,これが進展して万事に気力を失っていく状況が,あの,僕が「愚かでどうしようもない」と当時思っていた,ダメな「大人」の正体なのか,と思うと,なんだか,妙な諦観のようなものが内に溢れてくるのだ.

2015年11月21日土曜日

ガルパン映画

公開日に法事がかぶったうえに,初日上映開始時間が 11:00 という遅い時間なので見に行けないかと思っていたけれど,なんとか時間をねじ込んで見てきた.

感想は,一言で「すごかった」.まぁ,話の内容はどうでもいいので割愛.相変わらず,ファンタジー戦車戦の見応えがすごくて,もう,他は本当にどうでもいい感じ.あと,西住姉妹ちゃんかわいい.非モテちゃんかわいい.あと,丸山さん相変わらず美味しい.

詳しい感想は後日.

ところで,(たぶん)バロン西を,あんなネタキャラにしちゃって怒られないのかな?

チハたん∩(・ω・)∩ばんじゃーい

2015年10月14日水曜日

学習漫画 100 選

学習漫画 100 選というものが公表された.選んだのは日本財団という団体で,大学教員とか漫画家とか漫画評論家とかが選んだらしい.


まぁ,ラインナップを眺めてみると,僕らおっさん世代からは,意外と「いい」もので,実際,これを,今後,子供達に残していきたい「学習漫画 100 選です」と提出されても,それほど「うわー……」感のないラインナップになっている.まぁ,「アレが入っていない」「コレが入っていない」を始めたら切りがないことは明白なので,この 100 タイトルを選んだことには,素直に敬意を表したいと思う(僕の個人的な見解としては,岡崎二郎から選ぶんなら「アフター0」じゃなくて「国立博物館物語」にして欲しかった,というところ).

しかし,コレって,結局,おっさんおばはんの自己満足ライナップだよね,というところが,かなり鼻に付く(確かに面白い漫画ばかりだし,青少年だって,読んだら面白いと感じるとは思うけれど).

こういう風に「おっさんおばはんの自己満足」で押し付けられたものって,例え,それがいいものであっても 10 数年前の僕らって「嫌」じゃなかったか?

この 100 選を見て,漫画という娯楽が,父権的なニュアンスを持つことに嫌悪感を抱いてしまうのは,僕だけでしょうか?

2015年10月10日土曜日

季節感・晩秋

三週間くらい前から山に入ると,ちらほらと雪虫が飛んでいるのを見かけるようになって,先週の調査のときなんかは群れで飛び交っていた.それすら信じたくなかったのに,昨日,街中でも見かけてしまった. 秋が終わる.

2015年9月25日金曜日

いんたーねっつ国勢調査

国勢調査のインターネット回答の割合が 36.9 % と公表された.この数字を,どうとるか?

個人的には,自分の視界に入るネットワーク接続環境の普及率から見て「少ない」という印象をもつのだが,僕の視界に入らない世代の世帯数や人口のなかのインターネットに親しんでいないボリュームが多いであろうこと,インターネットを通したやり取りに不慣れだったり,インターネット上のやり取りに忌避感をもつ層(具体的には,僕の両親)なんかを考えると,まぁ,そんなもんかな,とも思えてくる.

インターネットに接続できる状態にいながら,それを利用しない層(僕の両親がこれ)というものの精神構造に興味はあるけれど,それはまた,別な話.

2015年9月23日水曜日

親父のことを考える

うちの親父は,三種から叩き上げられて公務員を勤め上げた人間で,今は,まぁ,典型的な叩き上げ公務員上がりのクソ真面目な人間だ.しかし,親父の若い頃を考えると,普通は,地元で家業を継いだりとかする中で,北海道のど田舎から立身出世を夢見て(?)高卒で東京に飛び出て行ったバイタリティーとか,野心みたいなものがあったであろうことを想像すると,当時の親父の熱量というものが熱すぎて,少しゾッとする.

特に,仕事で北海道のほぼ死んでいる田舎町を見ると,妙に強い実感として,いまよりはるかに遅れていた田舎町の中で「ここを断つ」と思いを抱いていたであろう青年期の親父の姿というのが見えてしまったりする.

年齢と変化

人は年とともに変わっていくとも言うけれど,同世代がゴルフとか始めてるとリアルすぎて,なんか引く.あと,業界特有の趣味とか行楽とかを(そーいうものがある業界があって,まぁ,そーいう業界に知り合いが多い),その業界に入った人間が SNS に披露していたりすると,かなり引く.いや,やりたくてやっているんならいいんだけれど,同調圧力みたいなもんがあるのかな,と.

やりたいことは,まぁ,頑張ってやる.やりたくないことはしない.という風に生きてきた私には全く理解できない世界だ.あと,はいそさえてぃーな文化に対する心理的な抵抗みたいなもんもあるのかもしれない.

あ,でも,職場に入って草野球は始めたな.いや,やってみると楽しいし,体動かすのは嫌いじゃないからいいんだけれど.

ワンポイント

詳細や難しいことは分かる必要ないんだけれど,河川の災害に関してワンポイント.

河原とかを眺めたときに,河原にどのくらいのサイズの石があるのかを確認するだけでも,その川の引き起こす災害のレベルは推測できる.

河原で見た中で最大の岩石は,稀かもしれないけれどその岩を上流からその河原まで運搬することができる大規模災害が過去に起こったということ(そして,稀とはいえ将来も起こりうるということ),その河原の大多数を占める石のサイズは,その川がかなり頻繁にそのサイズの石を運搬可能な土砂災害を引き起こしているということを意味する.難しいことを考える必要なんて,実はなくて,単純な想像力があれば色々と見えてくるものもあるという話.

少なくとも,出自すらわからないネット上に流布する地名に入っていたら危ない漢字リストなんて覚えるよりは,いくらかマシだと思う.

かわらないこと

なんとなく雰囲気に乗じて,最近の日本は変わってきているとかいう人が多いけれど,それは,単純に,居酒屋のサラリーマン談義や,大学生が徹夜で喧々諤々しているのや,高校生が気まぐれに見たニュースの話題で盛り上がるのや,中学生が中二病を発症しているのが,いんたーねっつの世界に記録されてしまっていて,かつ,それが不特定多数の目についてしまう状態で放置されているというだけのこと.結局,中身は何も変わっていない.

変わったとすると,話し相手が増えているところなんだけれど,そこら辺を理解できないおっさんばかりが若者論を打つので訳の分からない話になる.

2015年9月10日木曜日

結局

親戚付き合いにおいて,少し前までは「いつまで大学行ってるの?」という質問に答えるのが億劫だったものだけれど,働き始めたからといって,自分の仕事を簡潔に説明できるとは限らないということに気付く親戚の寄り合い.つーか,自分から聞いておいて話してる途中で意識飛んで遠い目をするのだけはやめて(話が長い自覚はある).

流れ行く日々

基本的に余裕がない.その結果の 2 カ月弱の日記放置です.いや,まぁ,特筆すべきこともなかったんだけどね.そして,また,しばらく余裕がない.もしかすると,一生,余裕がない.

そして,気が付けば 32 の秋.

2015年7月16日木曜日

芥川賞のこと

某お笑い芸人が芥川賞を受賞したという.

実は,この人の本,話題になった頃にパラ読みしたんだけれど,今回の受賞は,(少しネガティブな意味で)想像できたものだった.

簡単にいうと,この人の本や文章は,いい悪いという以前に,昭和中期くらいまでの古い純文学が好きなんだという気持ちが強く伝わってくる文章だったということだ.たぶん,この辺が受賞の最大の理由じゃないかと思う.このくらいのレベルが,今の審査員による純文学評価の限界なんじゃないかと思っている.

かつて,多くの尖った才能が純文学を革新しつつ,芥川賞の審査員団とぶつかってきた歴史が,結局,(今回に限っては話題集めという点も含めて)頭の古い審査員によって「古典的」な価値観が揺り返してしまったことに,この賞の将来は閉ざされた感が強い.

ちなみに,誤解を与えないように言っておくと,パラ読みしただけだけれど,僕自身は,又吉さんの文章は好きでしたよ.むしろ,いまの権威化した芥川賞なんて受賞辞退して蹴り飛ばしてしまえばより格好いいと思うくらいには.

あと,羽田圭介さんの本は読んだことないので,コメントできません.

2015年7月15日水曜日

あんぽ

安全保障関連法案が衆院通過ということで一段落.

この法案の内容自体,存在意義に文句はいう気がないのだけれど,現行憲法とのすり合わせに関しては,少なくとも「解釈改憲」という言説は,どう考えても無理があると思っている派です(そもそも,改憲論者だし).政治の問題として,なんで国家の自衛権に関して明確化するような改憲を先にやらなかったのかと.

そもそも,改憲がなせれば,なにも問題なく話が進む問題だし,憲法が維持されるんであれば,国際社会(というか主にアメリカ)になにを言われたって,現行のスタンスを貫くしかない国に成り下がるだけの話.

今後,安全保障に関して,無駄な政治闘争,訴訟合戦が繰り返される未来を考えると,多少の無理を押しても改憲決議をとる方向で爆死しても良かったんじゃないかと思うんだけどな.その辺,(この人を褒めたくはないけれど)橋下は政治が上手かったと思う.

2015年7月11日土曜日

さて

先週の出張のとき,職場の上司とも話になったのだけれど,「バケモノの子」の件.

http://dokuwakooshow.blogspot.jp/search?q=夏戦争
http://dokuwakooshow.blogspot.jp/search?q=おおかみ

上記を見ていただければ分かる通り,長編アニメ映画作家として細田守が嫌いです.しかし,一部には熱狂的なファンがいるらしく,僕がかなり嫌いだった上記 2 作品を「いい」と思った人がそれなりにいたのも事実で,そういうのは好みの問題なので,そういうもんだと思っているのだけれど,今回の作品に関しては,どこからも悪評しか流れてこなくて,それはもう気になっている.

この時点で,あえて「見ている」人は,間違いなく "これまでの" 細田作品のファンであることは間違いないと思うので,それがこれだけ酷評しているってことは,好みの合わない人たちが「嫌い」と感じている作品は,僕が好きな作品なんじゃないかと思ってしまう.

もしかして,見ておくべき?

きたん

乱歩を原案にしたアニメに関して.

どの時期の乱歩に焦点を絞るかによって大きくテイストが変わってくるけれど,僕個人は「悪霊」くらいまでが好きで,洋装のパリッとした明智が活躍したり,小林少年が出てきたりするのは好きではないので,見るかどうかをかなり悩む.

当該のアニメは小林少年が頭おかしいという設定みたいで,それ自体は,期待したいところなんだけれど,いかにもイケメン・美女・中性的な人間しか出てこないとか,乱歩前〜中期の不細工なクソ野郎が精神的にも性的嗜好的にも歪みまくっているというダウナーなエログロナンセンスとはやっぱり違う気がするのだった.

でも,噂に聞く "小林少年が女と見紛うばかりで愛され体質なクソ変態" という設定は,乱歩も好きそうだなと思った.むしろ,公式で明智くんと絡ませるべき(性的な意味で).乱交も可.

2015年7月5日日曜日

正しいの種類

前に書こうと思ったけれど,書ききらなかったネタの備忘.いずれ,書く.

科学的に正しいは政治的に正しいとは違うし,それらは,当然,(住民)感情的に正しいとも違う.これは,そもそもの立脚点が違うから当然のことだけれど,忘れがち.もちろん,それぞれの段階の中でさえ,細かくスタンディングポイントの差による,正しいの差を作ったりもする.

だいたい,こういう場合,ストレスを溜めるのは,立脚するデータを採集した科学よりの立ち位置にある人間になることが多い.一方で,科学には決定権もそれに伴う責任も伴わないことをいいことに,放言を繰り返す人間もいたりして,たちが悪いというのも科学界隈の特徴だったりする(でも,たぶん,この時代はそろそろ終わる).だいたい,こういうのが軋轢を引き起こして,良心的な人間の大きなストレスになる.

2015年7月1日水曜日

ちょっとした疑問

たまに定時(からそんなに経ってない時間)に退勤すると,猛烈な数の人が帰宅していく姿を見る.それはもう,世の中にサラリーマンはこんなにたくさんいたのか,と思うくらい(かれこれ,10 年以上,いわゆる "定時" に街中を歩く生活をしていなかったので).

そういう状況を眺めていると,どこに,ネット上に溢れている残業地獄な人たちがいるのか不思議に思う.だいたい,19:00 を過ぎるころには帰宅するサラリーマンなんてほとんど見かけなくなるし,20:00 を過ぎるとオフィス街の窓の明かりもほとんどが消えているし,どこに残業地獄と言われている世界があるんだろう?

ネットの世界を覗くと,世の中のサラリーマンの大部分は,毎日のように残業して,土日も休日出勤して,死にかけているはずなのに,そういう人をリアルでほとんど見ることがないのはなぜだろう?

少なくとも,ちょっと前まで日常だったごく平均的なクソ院生,クソポスドクどもよりも働いている社会人というものを,僕は見たことがない.本当に,どこにブラックという世界があるんだろう?

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念のために書いておくけれど,いろんな方向への皮肉ではあるけれど,本当に,わからないわけではないです.

サマータイム的な

職場でサマータイム的なものが制度化されて明日から試行期間に入る.要は,個人が一日単位で一時間早く出勤して,16:30 に退勤する仕組み(前日までに申請).

まぁ,日本で仮にサマータイムを導入するのなら,北海道以外は(中緯度域だから)ほとんど意味がないというのが一般論なので,北海道で似たようなニュアンスの制度が導入されるのは構わないんじゃないかと思うけれど,個人単位,一日単位でやることにあんまり意味を見出せない.早出した日は残業禁止だし,そもそも,早く帰りたければ,(消化のあてのない)有給使えばいいわけだし.

本来の定時後に予定(飲み会とか)がある日は,早出して定時を繰り上げてのんびりしてもいいような気がするけれど,そうでもなければ,16:30 とか中途半端な時間に放り出されてもなぁ…….そんな中途半端な 1 時間のために,朝の貴重な 1 時間を使いたくないw

まぁ,そんなわけで,たぶん,僕は,この制度を使うことはないと思う.一回くらいお試ししてもいいかもしれないけれど.

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そういえば,どこかで,かつて日本でサマータイムを導入したとき,体内リズムの変化を強制した結果,健康を害した例があったとか,そういう記録を読んだことがある気がするけれど,どこで読んだんだったかな?(ネットとかそういうあやふやなものではなくて,ちゃんとした文献で読んだ記憶がある)

個人単位で,出勤時間をずらして,朝の頭の回転が早い時間に人に邪魔されずにデスクワークができるというのは,サマータイムよりは,まぁ,現実的なスタイルかつ合理的だと思うけれど,他の人との仕事の都合上,そんなに頻繁に早上がりをできるわけがないので,どこまで意味があるのかは疑問.

こんなんより,フレックスタイム制を導入してくれた方がありがたい.

2015年6月30日火曜日

同世代だから思うこと

触れるのもどうなんだろうと思ったり思わなかったりなんだけれど,某少年 A の本のこと.やっぱり,触れるべきじゃなかったかな?もう,出版騒ぎもひと段落ついたから,そろそろ,書いておいてもいいかな?

例の本.当然,読んでもいないし,今後,読む気もない.おそらく,この先も,心変わりして読む気になることもないと思う.その理由は非常に単純で,平凡すぎて愚かすぎてどうしようもない人間の書いた文章を読むという行為そのものが,あまりにも時間の無駄だからだ.

当時,彼が "少年" として殺人事件を起こしたこと,煽り文を警察やマスコミにばらまいていたことなんかを,マスコミとか大人とかが,さも特異な,理解不能な事象かのように騒いでいたのを冷めた目で見ていた記憶しかない.たぶん,これは僕だけではなく,同世代の人間の共通認識なんじゃないかと思う.事実,当時の同級生との会話でも,事件について,世の中の騒乱に比べてかなり冷静な分析をできていた(もちろん,事件自体の残忍さと,同世代が犯人として検挙されたことへの驚きはあったけれど).私立中にいたので,いい意味でも悪い意味でも周囲に早熟な人間は多かったと思うが,そうでなくても,同世代の共通認識として彼の "平凡さ" と "愚かさ" に関して,異議を挟む同世代には,その後いままで,一人も会ったことはない.

そもそも,「人を殺したい」と思うことが,平凡極まりない.そして,「それを実行した結果どうなるか?」に頭が回らないことが愚か極まりない.これが,当時も今も同世代として,この犯人に関してできる分析の全て.さらにいうと,今回の出版のように,すでに世間の記憶の彼方に霞みつつあるタイミングで自己アピールをしている行為自体が,もう,救い難いぐらい愚かだ.

僕らも 30 歳を越えた.世の中には,学術分野で非凡な才能を開花させた同年代や,スポーツで大成した同年代,世界的に著名な芸術家になった同年代,バリバリのビジネスパーソンとなった同世代がたくさんいる.そういう風に著名でなくても,ほとんどの同世代は,バリバリと働き,多くの実績を上げていることだろう.そんななかで,なんで,ただのいち犯罪者の自慰に付き合う必要があるのか,と書けば,僕らの世代の思うところが理解されるだろうか?

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参考(この世代の人間として下記のブログ記事はすごく納得がいくので参考まで)
http://d.hatena.ne.jp/sugio/20070821
http://d.hatena.ne.jp/sugio/20070916/p3

2015年6月29日月曜日

もやもやする

最近,各地で火山活動が活発になっていることで(注),火山活動や火山学に注目が集まっている.そんななか,ニュースなどでよく聞かれる言説に「火山観測に従事できる火山学者が少ない」というものがある.

確かに,複数のプレート収束域に位置し,火山大国である日本としては,明らかに,火山観測網は不十分だし,火山観測に従事できる火山学者は少ないと言える(かといって,他の火山国がもっと充実しているというわけでもない).しかし,偽らざる実感から語るなら,その他の人的被害を伴うような地質災害と比較した場合,火山学関連は,人的・質的には,ものすごく充実していると断言できる.

そもそも,地質に関連した人間が極端に少ないことが問題だ.そもそもの母数が少ないから,各個の事象に対応できる人員も少なくなる.地質学徒の少なさは,歴史的に日本が資源弱小国であったことに由来すると言われている(本当かどうかは知らない).しかし,日本が地質災害の宝庫であることを鑑みれば,もう少し,この分野が発展していても良さそうなものなのだが,「災害に対応する」というネガティブな印象は学問人口には直結しないようで,それが,歴史的に積み重ねられてしまった現在では,もう,どうしようもないのかもしれない.

(注)火山活動の活発さをこんな短期間で判別できるはずもないので,あくまで,一般論・巷間の戯言として.

2015年6月28日日曜日

気になった

某アニメの PV を眺めていたら,人間椅子の和嶋さんの影がチラつく曲調と歌い方(イントネーション)と昭和中期文学(戦中戦後)を意識した歌詞なんだけれど,声は和嶋さんじゃないし,曲調もメタルでもないし,エグさやグロさがだいぶ爽やかさやオシャレに転化した雰囲気の曲が流れてきて,「乱歩アニメだから,和嶋さんが曲提供して別人に歌わせた?それにしては,爽やかすぎないか?」と思って,調べたら,amazarashi というバンド(ユニット?)だった.

ネットに転がっている楽曲を視聴してみると,ジャンルは全然別物(オシャレでトレンディーなポップロック)なんだけれど人間椅子的な風味があったりなかったりで,やっぱり,これは共通点はありつつも別の個性だと.好きだけど.

とりあえず,アルバム 2 枚しか出てないみたいだし,買ってみようかなと.

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青森出身で訛りを標準語に矯正したときのイントネーションの狂いが歌い方の共通項になっているのかなとも思ったけれど,amazarashi の方は南部とか下北のほうの人らしいから違うか.津軽と南部をいっしょくたに語ると青森県人に殺されるって聞いたし.

2015年6月26日金曜日

面白い(白目)

http://blog.livedoor.jp/nwknews/archives/4896469.html

学問も,芸術も,クリエイティブな仕事も何もしていないし,詳しくもない人たちが,想像でそれらの仕事を語るの図.

2015年6月24日水曜日

違和感

日本で春画展が開催されるために奮闘した人の記事を読んだ.春画展が開催されること自体はいいことだと思うけれど,それに対する,態度に違和感が拭えない.

まぁ,学術的に意義があるとかそういう話題はわかるし,多くの博物館が見えないクレーマーを怖がっているという論調そのものは理解できる話なんだけれど,いま,春画が芸術や学問の俎上で重要なテーマになっているという事実を強調しすぎて,当時の春画が,猥褻で猥雑な,いかにも生臭く,人間臭い,エロ・グロ・ナンセンスの文化そのものであったという事実を無視するのは如何なものかと思う.性というものに直結した,猥褻で猥雑で下衆な流行りものだからこそ,それを町人文化論として研究する価値があるのに,みんなが猥褻で猥雑で下衆だったことを,みんながやっていることだったからそれは下衆ではなかったみたいな言い換えをしたような言い方が気持ちが悪い.

談志じゃねーけど,「人間の業の肯定」って考え方の欠落した理想主義みたいなものは,本当に大嫌い.

2015年6月23日火曜日

釣りになってねーよ……

「タイタニックのテーマ曲の人が死亡」みたいなタイトルの記事をみて,セリーヌ・ディオンが死んだのかと思ったら,ジェームズ・ホーナーの訃報だった.映画音楽の巨人が…….全然,釣りになってねーよ…….こっちのほうがよっぽど大きな訃報だよ…….

札幌最古の地層の続報の続報

これこれの続きというか,付記.

先日,回収してきた薄別層の岩石を,岩石カッターでぶった切ってみたら,砂岩の層内変形やら,未固結時の小規模な泥岩注入やら,無数の微小断層やら,パッと見の整然層っぽい見た目(参考: https://sites.google.com/site/ver301/Home/toy-box/short-notes/geo01 )とは印象がガラッと変わってしまった.

やっぱり,こいつも付加体だったのだな…….

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切断面の写真は気が向いたら,どこかに載せるかも?

2015年6月22日月曜日

はじめて

生まれて初めて「七海」という名前の女性と出会った.「七海」という名前の男が「ななみっていうと女だと思われるんですよー」という例には,過去に 10 人くらい会ったことがあるので,比率的には「七海」は男の名前と考える方が妥当なのではないかと.

「薫」という名前も同様.なお,「薫」という名前の女性には,まだ,会ったことがない.

さきえる

いまごろ第3新東京市では…….

ヤマト世代がヤマトに特別な思いを抱くように,ガンダム世代がガンダムに特別な思いを抱くように,ハルヒ世代がハルヒに特別な思いを抱くように,僕らの世代は,エヴァンゲリオンに特別な思いを抱く.これは,もう,仕方がないことなのだ.

仕方がないことなのだ(大事なことなので……ry)

なんつーか,当時,2015 年なんて(セカンドインパクトの発生した 2000 年だって)遠い未来のことにしか思えなくて,中二じゃないけれど中二病を発症していた僕は,「そもそもそんな時代にはもう死んでいるんじゃないか?」とか思っていたくらいだったり.

2015年6月18日木曜日

この味が……

この脚本 クソだなと思い エンディング 眺めていたら 花田十輝

2015年6月17日水曜日

焼死したり頭に当たったり

恐竜の絶滅の原因論に関して(というか,私の立場上,K-Pg boundary event に関して,というべきか?),一般の人の多くも「隕石衝突」がその大きな要因になったということは知っていると思う.でも,具体的に,隕石衝突の結果どうなって,どういう風に恐竜が絶滅したのかということについては,あんまり知られていないようで…….

よく見かけるのが,隕石が恐竜の頭に降ってきて死んでいるみたいな図なんだけれど,今回,それなりに信頼の置ける一般向け科学ネタ雑誌で,「隕石の衝突で発生した森林火災で焼死した恐竜」みたいな記述を見つけて脱力した.恐竜は,隕石にぶつかったり,焼死したりしていて忙しそうだし,大変だな,と思った.

なんか教養なすぎて泣ける……

文科省が,大学の改革をする云々に対して批判をしている人が「文科省は,ハゼの研究とかやっている皇族に,実学以外の役に立たない学問をやめろ,と言えるのか!?」みたいなことを言って批判しているんだけれど,見当外れすぎて噴いた.いわゆる「皇室科学」は,西洋で歴史的に行われてきた「貴族自然哲学」の流れを汲んだものであって,奴隷や臣民が働いて有閑な貴族たちが自然哲学をやってきたというのが転じて,象徴制の強い現代の王族や皇族には「自然哲学に代表されるような実践的に役に立たない学問をやらせとけ!」という,いわば,今の文科省の発想の延長線上にある考え方のものなんだよね.

まぁ,こういう教養の欠片もない発言をしているバカの存在そのものが,リベラルアーツとか実学以外の学問を軽んじている現代教育の弊害のようなものなので,上記の発言をした人は,結果的に,いまの文科省の考え方を批判しているということでよろしいのではないでしょうか?

2015年6月15日月曜日

信者

最近,だんだんと気付いてきたことだけれど,たぶん,僕は,Apple 信者だったわけではなく,ジョブズ信者だったらしいということ.ジョブズが実質的に経営から引退した頃からいままで,Apple の製品に関して以前ほどの魅力を感じなくなってきているし,なんか自分の好みとかポリシーと「ズレてる」感が強くて,ほとんど新規購入の食指が動かない(Apple Watch はものすごく興味あるところだけれど,実際出てみたら,なんか「ちがう」ので購入には至っていない).

まぁ,だからといって,Android 携帯を持ったり,windows を使うかと聞かれたら,No なんで,やっぱり,マック信者なのかな.まぁ,どうでもいいや.

2015年6月4日木曜日

無責任な意見をいう

チンパンジーが「調理」の概念を「認知」する「能力」があったというニュース.

このニュースは,日本語のものの中では,それなりに詳細を書いてある記事と論文のアブストを読んだだけなんだけれど,従来の類人猿の「学習」に関する研究との差異がいまいちピンとこない(そもそも「学習」に関する研究もよく知らないけれど).多くのチンパンジーが火を通したものを生のものより「美味い(好ましい)」と感じているようだということと,積極的に「美味い(好ましい)」ものを得ようとすることは面白いかもしれないけれど(これは,いわゆる棒と天井に吊るされたバナナを使った実験との大きな差異である).

さらにいうと,調理の起源云々の言説とか,「調理を認知する能力」を共有派生形質みたいに扱う言説は,かつて今西錦司がハマった闇の匂いがプンプンしてくるので,なんともモニョってしまうのであった.

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論文: http://rspb.royalsocietypublishing.org/content/282/1809/20150229

(「能力」という単語の使い方の問題で,結局,脳の物質(物理)的な機能の問題なのかもしれないけれど,よくわからない.論文(のアブスト)中では psychological ability という用語を使っているのだけれど,こういう用語の扱いも門外漢のわたくしには判断が効かないのでなんともかんとも.そもそも,論文全部読んでないし!←だからこそ記事のタイトルの通り)

(そもそも,「調理の定義」を「火によって好適なものを得ること」に求めているんだけれど,その場合,「調理」に近似したある作業を行うことで「好適なものが得られる」ことを「認知」できることよりも(今回の実験はこれ),「火」を「道具」として安全に御する「方法」を「認知」することのほうが,よっぽど大きい問題じゃないかな,とか思う(このことはアブストを読む限り,著者も認識している).今回の実験で使われた "道具" は,火ほど危険なものじゃないわけで,これは「棒と天井バナナ実験」と「幸島のサルの芋洗い」の組み合わせのようなもので,それほど目新しさや斬新さを感じないんだけれど,実は,こういう発想自体今までなかったのかしら?)

2015年6月3日水曜日

机の下

「地震のときには机の下に隠れろという常識を疑おう」といった内容の記事を最近よく見かける.記事を読むと,家屋倒壊の際に生存率が高いと言われている「三角スポット(ベッドの脇など)」と呼ばれるゾーンの解説(これ自体は間違っていない)なんだけれど,それと同時に「机の下に潜る」という行動が間違っているかのような誘導がなされていることが多く,それがとても気になる.

「机の下に潜る」という行動の目的は,落下物から身を守ることにある.地震の際に,家屋が倒壊して屋根が落ちてくる確率と落下物が降ってくる確率のどちらが高いかと考えれば,どういう行動をとるべきかは明らかだろう.そもそも,ある程度以上に丈夫な机の下は,当然,「三角スポット」でもある.

地震のとき,「三角スポット」だからといって,頭上がガラ空きのソファーやベッドの脇に身を縮こめていたら,上から降ってきたものに当たって頭に怪我をしました,なんてことになったら,笑い話にもならない.

「三角スポット」に関する知識を持っておくことは,もしもの大地震のときの生存率を上げてくれるという意味で,非常に重要だけれど,とりあえず「机の下に潜る」という行動をとれることの方が,ずっと大事なのだ.

あと,東北地方太平洋沖地震を仙台で体験した人間としていわせてもらうけれど,地震の最中で「三角スポット」云々なんて考えて行動できるような精神的・身体的(揺れ的な意味で)余裕なんて,絶対ないと断言できる.そもそも,まともに立っていることもできないから,危険の少なそうなところまで這っていってうずくまるのが関の山です.あとはもう運だね.

2015年6月2日火曜日

どっちの影響?

常々,疑問に感じていたことだけれど,いわゆる「ゆとり」と総称される世代のもつ価値観って,ゆとり教育を受けたことによって,世代特有の価値観を得たんじゃなくて,いわゆるデジタルネイティブとか言われるような環境を無条件で与えられている結果として形成された価値観を共有している世代なんじゃないかということ.いわゆる「ゆとり」にまつわる話の大部分,それこそ巷間のバカ話から,ある程度の母数の統計データから考察されているものまで,ポジティブなものネガティブなものに関わらず,いわゆるデジタルネイティブ論と重なっていることが多くて(そりゃ,ほぼ同世代をターゲットにして語っているんだから当然なんだけれど),影響としては,学校(笑)なんかよりも,日常的に接していたいんたーねっつのほうが,価値観の形成には大きな影響があるんじゃないかと.

世代に関わらず,ネット(の暗部)にどっぷりな人(ネトウヨでも 2ch 脳でもなんでもいいんだけれど)って,わりと,「ゆとり」的よね,とか.

2015年5月31日日曜日

宮沢賢治は好きだけれど,宮沢賢治を取り巻くアレな感じは嫌いなのだ

http://blog.livedoor.jp/nwknews/archives/4881863.html

単に,「ある牛飼いがものがたる」の対になる締めの言葉以上の意味はないんじゃねーの,と.すぐ思い出せるところで,「やまなし」でも似たようなテクニック使ってるし,他にも起文と結語でくくる形式の話はあったような気がする.宮沢賢治に限らなければ,それこそ,無数に.

とにかく,テクストとして書かれた文字以上のものを考える風潮はとっとと死に絶えてほしい(この書かれていること以上の意味を考えるのって,陰謀論の生じるロジックと一緒なんだよね.陰謀論がはびこるのを防ぐのには科学教育よりも国語教育の方が重要ということなんだけれど,これはまた,別の話).「やまなし」の "クラムボン" とか,(少なくとも高等教育を終了しているレベルの)いい大人が意味がどうこうとかネット上で書いているのを見ると,本当に頭痛が痛くなる.

宮沢賢治の感性や語感は独特だし,彼の文章から立ち上る臭気は日本文学の系譜の中で,かなり特異的な存在だと思うし,なにより,あの物語の中に示される彼の科学的かつ宗教的な世界観は魅力的だけれど,それに纏わりつくような,学術的な研究を超えたところに妙な執着を持って,いち作家以上に神聖視するタイプの "宮沢賢治研究者" とか,そういう存在が大嫌い(名前は出さないけどさ).

あーいうタイプの自称研究者の信者が消え失せないと,そもそも,宮沢賢治そのものがちゃんと評価されない気がするのです.

2015年5月29日金曜日

札幌最古の地層の話の続報

以前書いた薄別層の話に興味がある方がいらしたので,観察してきた内容をまとめました.

札幌最古の地層(?)・薄別層
(おまけ: 北海道南部,渡島帯の先白亜系・大鴨津川コンプレックスの石灰岩

ご興味のある方はどうぞ.ただし,某小学生向けアウトリーチ企画で岩石拾いに行ってきただけなので,走向・傾斜すら測っていません.クリノコンパス持って行ってたのにね!

2015年5月27日水曜日

アカハラ裁判

東北大学のアカハラ裁判の件.

僕が,東北大学の地学専攻に在籍していたのは,かの事件が起こってから数年経ったあとだったので,リアルタイムでどんな様子だったのかは知らないけれど,当時を知っている人からどういう状況だったのかを聞く機会は何度もあったし,あの事件については,少なくともニュースの数行の記事で目にするだけの人よりも,遥かに詳細に知っていると言っていい立場だと思う.

だから,敢えていうけれど,あの事件で起こった学生と教員の間の軋轢に関して「大学院生が指導を求めたのに不当に拒否したなど、嫌がらせ目的の行為をしたと認めることはできない。元准教授の不法行為は成立しない」(河北新報の記事中で裁判官の発言とされるものを引用)という見解に基づく判決はとても信じられない.あの事例で,法的にアカデミックハラスメントによる精神的な被害と認められないなんてことになったら,今後,アカハラの基準がとんでもないことになるぞ,と.

とりあえず,判決文も見ていないし,新聞記事レベルの情報から判断するべきことではないけれど,堪り兼ねたので.

※アカハラ案件の概要は,当然,僕ごときが公然と書けるものではないので,隔靴掻痒感があったらごめんなさい.容易にアクセスできるものとして,東北大の報告書とか当時のニュースとかをご参照願います.

※本当はもっと言いたいこともあるけれど,一審判決の段階でいうべきことでもないので,このくらいで.

※アカデミックハラスメントとか,学生と指導教官の関係とか,そういうことについては,また,別な記事を用意すべきかな,と思っている.

2015年5月26日火曜日

巡り会うことのない人々

ほとんどの人は,ほとんどの人と会うことはない.一人の人間が一生のうちに会う人の数は,俗に 10000 人くらいとか言われていますが(根拠レス),知り合いといえるレベルに限れば多い人でも数千人くらいで,まぁ,一般人なら 1000〜2000 人程度でしょう.これに類は友を呼ぶという諺を掛け合わせてやると,あら不思議.あなたと見解が大きく違った気にくわない理屈を吠えているネット上で目立つ彼ら,あなたがどうしても反論したい屁理屈野郎には,たぶん,直接会うことはない.さらに言えば,だいたいの人はリアルではネットほど口が軽くないので,仮に出会ったとしてもその事実に気が付くことはないのです.

何が言いたいかというと,処女厨とビッチとの口論や,ネトウヨと売国奴との罵り合いや,「ま〜ん(笑)」とかいう層と「私女だけど」とかいう層の険悪な雰囲気なんかは,ヴァーチャルでしか起こりえないので,気にするだけ無駄よねということ.

2015年5月25日月曜日

つねづね

なんか,このくらいの季節になると,毎年のように言っている気がするけれど,なぜ,気温の上昇にあわせて自販機から「あったか〜い」が消えるのか.温かいものを飲むか冷たいものを飲むかというのが気温に相関するとしても,選択肢を全てなくすのは違うんじゃないかと常々思っているし,そういう意見の人をよく見るんだけれど,なかなかそうならない.仕舞いには,おしるこまで冷やして提供する自販機もあるくらいだ.

これ,本当にどうにかならないのかね?

2015年5月22日金曜日

本末転倒

ドローンが欲しい.ドローンが使いたい→なんとか自分の研究内でドローンの使いどころがないか考える→無理→ドローンを正当に買えそうなテーマを考える(いまここ).

安物ならすぐにでも買えるんだけれど……

2015年5月20日水曜日

せいゆう

最近,黒沢ともよの演技が好き.意図してやれているくらい芸達者なのか,偶然,ハマったのかはわからないけれど,「ユーフォ」の主人公のブツブツ独り言系失言女子のバランス感覚がとてもいい(他の演技をほとんど知らないから,奇跡のバランスか,演技指導の妙の可能性もある).

なにより,意識してか知らずか,声のトーンとダイナミクスのコントロールが絶妙.特に,ダイナミクスを演技できるレベルの声優って,ベテランでも少ないから超貴重(というか,ベテランほど極端に声の強弱を変化させることを怖がって,声を張りがちな傾向がある.たぶん,声優が舞台俳優崩れだった頃の名残.高性能のマイクで音を拾ってる環境なんだから云々.正しいピアニッシモが弾けないピアニストは云々 [以下長くなるからカット]).

とりあえず,しばらく,要チェック.

2015年5月19日火曜日

たこやき

某地方自治体で行われた住民投票について.自分とは(将来的にも?)ほぼ無関係な土地の話だったので,一種の政治ショーとしてニヤニヤ眺めていたのだが,将来的に,どの地方自治体にも起こりうる,ひとつの局面の極端な例のひとつとして,面白いケーススタディーでもあったと思う(内容はともかく,この部分の面白さは十分に評価できる).

まぁ,緩やかに衰退していくか,カンフル剤の投入(をしてかなり高い確率で爆死する)かの二択という設問に対して,賛成・反対が拮抗したのは,意外ではあったのだけれど(もっとがっつり反対に触れると思っていた).しかし,いちばん面白かったのは,賛成・反対・どうでもいい(棄権)が,完全に拮抗していたところ.

はてさて,地方自治体再編の流れとして,自分の周囲で近い未来に起こりうるものとして,道州制があるけれど,そのときにはどういう面白展開になるのかがちょっと楽しみになってきた.

音楽と老化

人は 33 歳くらいになると,新しい音楽を聴かなくなるという研究結果が出たという.世間の反応を見ると,「俺は,これ以上の年齢だけれど新しい音楽も聴く!」という自慢みたいなのがほとんどだけれど,そういう反応が多くなるのは,そもそもこのニュース自体,音楽に興味がある人しか反応しないようなニュースだからであって,実際のところ,多くの人は老化に伴って新しいものに興味を失うものだと思う.別に,音楽に限った話ではなく.

自分はどうかというと,今年の 9 月で 32 歳になるわけだけれど,確かに,昔に比べて新規ジャンルの開拓に対する熱意は減ったような気がする.好きなバンドやジャンルの新作を追いかけることが「新規開拓」に当たらないのだとすると,この調査にもれなく,自分も興味が老化してきたのかな,と.

さて,ここで問題になるのは,仕事である研究や科学,地質学に対して,何歳くらいまで発展的な興味を持ち続けられるのかしら,といったところ.一説には,"研究者 55 歳変節説(※)" なんてのも言われているけれど,はたして…….

(※)だいたい 55 歳を過ぎると,優秀な研究者でも政治家になってしまうという話.

2015年5月17日日曜日

説明責任

最近,大学教官的な層から「(研究費を使うにあたって)なんでこんな下らないこと説明しなきゃいけないんだ!」というつぶやきが聞こえることがある.昔は,自分も(別に大学教官じゃないけれど)そう思う側だったけれど,如何に非常識なことかが,最近,わかるようになってきた.

誰がどう見ても納得がいく使用意図が説明されていることが決済の基本なのであって,その辺をゆるゆるなぁなぁで使えていた昔の状況が異常なのだ.決して,最近,不祥事が多くなってきたから(普通より)厳しくなったんでは,全くない.むしろ,いままで厳重な保護がなされていた象牙の塔に,ようやく,常識が入り込んできたというだけなのだ.

例えば,「学会で出張に行くよ」は,説明ではない.こういう場合は,「この科研費を利用してこのような成果が出たので,それを発表するとともに,学識者と議論をし,科研費研究をさらに前進させるために学会に行く.また,その学会の場で同分野の研究者の研究の展開を情報収集し,自分の研究活動の糧にする.以上の目的で,学会参加費を請求する.また,学会は⚪︎月×日の朝から始まり,最終日には帰ってこられないので,学会前日と最終日の翌日に移動日を設定して⚪︎泊×日分の宿泊費と旅費を請求する」と(最低限)書いて,初めて,説明責任になるのだ.こういう部分を蔑ろにしていたりすることが昨今の様々な問題を生んでいるのだから,このぐらい(普通の社会ではみんなやっているんだから)文句を言わずにやりやがれ,と思う,公務員的な立ち位置の研究者の愚痴なのでした.うちなんて,学会発表くらいで(以下は,検閲削除されました).

2015年5月16日土曜日

わんぴーす

ベタなシチュエイションのひとつとして,(様々な場面で)「結構オタクなので,漫画とか好きでー.ワンピースがマイベストなんですー」と言われるというテンプレネタもだいぶ定着してきた感がある.

ワンピースの連載が始まったのは,僕が中学の時で,多くの同世代が少年漫画から卒業し始める時期だった(僕自身は,元々,少年漫画のノリが好きじゃなかったけれど).連載開始当時,「面白い漫画が始まった」と話題になった記憶はあるし(というか,読み切りの段階から結構話題になっていた),しばらくは,僕も楽しく連載を追い掛けていた気がするけれど,あっという間に読まなくなってしまった(僕自身はアラバスター云々の始まったくらいまでで記憶が曖昧.ゴッドエネルは覚えているから,空島くらいまでは読んでいたんじゃないかと思う).たぶん,僕と同世代だと,長く読んでいた人で空島くらいまでという人が多いんじゃないかと思う(あとから読み直したとかは除いて).しかし,それは単純に,成長に伴って好みが変わったりとか,中二病や高二病を発症して少年漫画から離れたりとか,そういう理由が主であって,ワンピースそのものの魅力とは関係ないことがほとんどだと思う.なにしろ,ワンピースは長い.なんと,いま,連載 18 年目で 77 巻も出ているそうだ.連載開始から,ずっと読み続けている人なんてほとんど皆無だろう(ちなみに,僕の知人には一人いる).

んで,冒頭のネタに戻る.このネタのタチの悪いところは,ワンピースが "基本的に面白い漫画" であるところだと思う.ワンピースがつまらないと本気で思っている人や,なんのプライドか知らないけれどワンピースを小馬鹿にすることで満足したい人なんかとは,冒頭の発言をするタイプよりも友達にはなりたくない.「ワンピースは面白い」ということが事実であるかぎり,冒頭の発言にどう対応したらいいのかがわからない.「NANA」とか「君に届け」とかを至高の作品と言われるより対応に困る感じ(なぜなら,「NANA」は現行の全巻,「君に届け」は 16 巻まで楽しく読んだから).

なにより,冒頭の話題に至る前提として,こっちが「漫画とか好きです」みたいなことを振っちゃっている例が多いのに,大メジャーの「ワンピース」をほとんど読んでいないから,感想をいうこともできないというのがキツい(ワンピースが面白い以上,読んでもいない曖昧な知識で貶しはじめたら,それこそ,人として終わっている).その結果,「絵がゴチャゴチャしていて苦手なんです……」というテンプレ回答が生まれたんじゃないかと.

やっぱり,あれか?現行 77 巻を,もう一回,はじめから通読して,確固たる感想を保持するべきなのか?たぶん,面白いんだろうし.

そろそろ

今期のアニメも中盤に差し掛かってきた.「パンチライン」「俺物語」「ユーフォ」が頭抜けて面白い.個人的には特に「パンチライン」を推す(「パンチライン」が不人気なのは知っているが,マジで謎).

某紐アニメは,順調に,いいクソアニメに育っている.とある 1 期は名作だったのに,2 期に入って無能が演出しているせいで,クソ退屈でテンポもリズムも何もないゴミクソアニメ化した「俺ガイル」は,そろそろアニメを切って,原作を買ってもいいような気がしている.扱っている内容的には 1 期よりも面白くなりうる題材だし,たぶん,原作読んだら面白いんじゃないかと思う(演出もだけど,脚本も原作から場面を持ってくるセンスがない.たぶん,原作の大事な会話,何個か飛ばしてるんじゃないかな?).本当に「ダメな演出」の教科書みたいな作品なせいで,ゴミアニメ化の一途.下手な改変や原作レイプよりも酷い,原作者が可哀想になるレベルのゴミ演出.

「D×D」「グリザイア」「アルスラーン」は普通に面白い.「Arise」は当然見ていない(原作 1, 2 巻と G.I.S.(とイノセンスは辛うじて)しか認めない教の信者のうち,S.A.C. を認める人間とは絶対に友達になれない教派に属しているので,「Arise」は見るまでもなく認めない).

キング訃報

訃報をはじめに見たのが公式アナウンスやニュース系サイトではなく個人のつぶやきだったので,「おいおい.ベン・E・キングが死んだの二週間前だろ」と思ってスルーしてしまって,その後,ニュースサイトで記事を見て B. B. キングの訃報だと気付いた.

(正直,クラプトンと "Riding with the King" つくった頃くらいまでしか活動は知らないから,むしろ,まだご存命であったことに驚いたけれど)

ブルースを語れるほど詳しくないんだけれど,ルシールは音が良くて,それだけで惹きつけられる部分があった(ブルースに限らず,ギターの音作りの基準になっている気がする).あと,「歌いながらギター弾けない」といって,太った体で歌ったりギター弾いたり忙しそうにコロコロ変わる感じがスタイルとして定着して,なんか,もはや,格好いい気がするレベルだった.

R.I.P.

2015年5月14日木曜日

おいおい

某アニメーター薄給問題に関して,昔から折に触れて,思い出したように何度も取り上げられているネタだけれど,また,手塚責任論が出てきているらしい.

鉄腕アトムの放映開始から,もう 50 年以上が経過しているんだぞ…….制作費で首が回らなくなって虫プロが倒産したときから数えても 40 年以上,手塚が死んでから数えたって,もう 25 年以上経っているんだぜ?そんな長期間にわたってビジネスモデルの見直しをしてこなかった手塚以降の人間の罪の方がよっぽど重い.だいたい,アニメに関しては,手塚が生きている頃から「手塚が悪い.手塚はバカだ」とボコ殴りにされてたんだから,漫画の神様だから恐れ多くて云々というのは,後世の妄想にすぎない.

宮崎駿だって,口では「手塚が〜,手塚が〜」と(嫉妬から)偉そうなこと言っているけれど,自分の庭以外に関してなにかやったのか,と(自分の庭だけでも状況を改善したのは偉いけれど,政治的に働いたのは宮崎駿なわけじゃない).

どんな分野でもそうなんだけれど,「好きなことをやっているから金がもらえなくても幸せ」みたいな考え方はプロじゃないからやめちまえ,ということなのだよね.金が欲しいのに金がもらえないなら,それは政治的に動かなきゃいけないということ.

メモあれこれ

若者がメモを取らずに携帯でパシャパシャ写真を撮って済ますことについて沸き起こった議論に関する話.あまりにも下らなすぎて,実際,どういう議論が巻き起こったかもよくは知らないのだけれど.

メモが,白紙と鉛筆だけで生成されるものなんていう思い込み自体が,その人の無能を証明しているような思い込みなんだけれど,とはいえ,それと同時に,話題の発端となっている「いまどきの若者(一般名詞)」が,携帯で撮った写真や説明コメントなどを駆使した自分だけのオリジナルマニュアル的なものを即時に生成するほど素晴らしい有能な人間であるとも思えないので,もうちょっとだけ.

メモって,基本的にあとでそれをもとに必要事項を再構築するためのものであるとともに,できる限り簡便に作成するものでもあると思う.じっくり時間をかけて,図表写真を駆使して,内容を詳述しているものは,もはや,マニュアルだ(そんなもんは即時に作れるわけがない).そういう意味で,詳細な描画や引き写しが必要な時に,そんな作業を白紙と鉛筆でするくらいなら,写真を駆使することはメモの手段として妥当であるのは当然として,同時に,白紙に鉛筆で要点やコメントや図表やスケッチをマルチに走り書きするのも,もっとも簡便なメモ作成手法なのだ.いかにタブレット型 PC が一般化して,便利なアプリがたくさんリリースされたところで,直感的に即時的にメモする時に簡便なのは,まだ,しばらくは白紙(タブレットの手書きメモアプリを含む)と鉛筆だと思う.

要は,適切な手段をいかに選択するのかという問題で,手法に関する問題ではない.写真でもなんでも使いたいものを使ってくれていいけれど,要点を見出してメモに落とし込む方法を訓練することの方がよっぽど重要.

僕の話を聞きながら,メモをする後輩を眺めている時に,紙と鉛筆を使っていたって見当はずれのことを書きなぐっている,なんてことは多々あったので,本当に,そこを訓練する方が手法なんかよりもよっぽど大事.そして,それは手法に付随する要素ではなくて(紙と鉛筆を使えば鍛えられるなんて S [そんな] O [オカルト] A [ありえません]),当人の脳みそと経験値の問題なのです.

2015年5月12日火曜日

美しい文章

http://mindhack2ch.com/archives/30041049.html

川端の文章は嫌いじゃないけれど,割と言葉足らず感が付きまとう気がする.俳句,短歌に通ずる最小限の文字で無限を表すぜ(オラオラ)的な.嫌いじゃないけど.あと,内容はスッカラカンの,「可愛い子がいた.萌える」とか,「こんな情景に美女がいたら良くね?」とか,心底どうでもいい自己陶酔系の小説が多くて,読んでいて萎える.

個人的な趣味を全開で語るなら,同じ海外文学系統組の堀辰雄の文章の方が美しい.「風立ちぬ」冒頭の「それらの夏の日々、一面に薄の生い茂った草原の中で、お前が立ったまま熱心に絵を描いていると、私はいつもその傍らの一本の白樺の木蔭に身を横たえていたものだった」の物語の起文としての美しさは至高.

あと,やっぱり,谷崎の文章は綺麗だと思う.こっちも内容はアレだけど.

2015年5月11日月曜日

札幌最古の地層

今日は,アウトリーチ関連の業務で(あくまで業務であって,自分の趣味を混ぜたわけではない.たぶん),札幌最古の地層である(とされるが,実は,年代未詳)薄別層をみてきた.こいつは,いわゆる渡島帯のジュラ紀〜白亜紀付加体が,新第三系の下からフェンスター状に覗いたものだと言われている.

今回,雪解けで増水しててちゃんと観察出来なかったとはいえ,さっくり眺めた感じでは,比較的,コヒーレントな砂泥互層という印象を受けた.とはいえ,がっつりと石英脈が入っていて,小断層や微褶曲も多く,少ないながらも未固結時変形を受けたようなところもあったので,まぁ,典型的な渡島帯の付加体である印象だ.

ちょっと,ここの年代が出せたら面白いかもという妄想をさっくり諦めきれる程度には微化石屋に優しくない感じだった.

2015年5月10日日曜日

世代間格差

これの補足.

僕の世代は,生まれた頃から CM ソングでも,挿入歌でもなんでも,とにかく身の回りにビートルズの曲が溢れていた.これは,そういうものを選ぶ権利がある立場に僕の親よりひとまわりくらい上の,ビートルズ直撃世代が多かったせいだと言われているし,実際,そうだったんだと思う.そんな背景もあって,僕と同世代〜少し上の世代は,1960 年代の直撃世代に次ぐくらい '60 年代のロックにシンパシーを抱く人が多い気がする.

その後,1990 年代後半くらいから Queen や Derek and the Dominos や Led Zeppelin, Deep purple なんかの 1970 年代以降の音楽が徐々に増えてきて,2000 年代に入ると年代で音楽をくくるのが難しくなったのか, '80〜'90 年代の雑多な音楽〜以前から頻繁に使われている古い楽曲が使われることが多くなっているようなので,選曲権を持つ人の世代は順調に移り変わっているのだろう.

2015年5月9日土曜日

衛生観念とか先入観とか

某ジャーサラダの話.

去年の秋くらいからメイソンジャーを使ってサラダを作るのが流行っているとかそういう記事を見かけていたけれど,最近,急にこのネタが再燃している模様.いわく,気をつけないと衛生的ではなくて食中毒の危険がある,と.まぁ,ジャーサラダ自体,数日の保存とかを歌っているブームなので(本当に生ものをそんな長く保存をするアホがいるかどうかは別にして),生ものを扱うのに注意しなければそういう危険があるので当然の指摘なんだけれど,なんとなく,この急なバッシングに違和感がある.

草だけを生で食う趣味はないのでジャーサラダ自体どうでもいいネタなんだけれど,「若い女性(スイーツ(笑))が海外で流行っているのをノータリンな感じで取り入れている」っていう先入観で,とにかく「叩いとけばいい!」という風潮に見えて仕方がない.

何が言いたいかというと,みんな,そんなに「過度に衛生に気を使った生活してんのかね?」というところ.冷蔵庫には,おかずの作り置きも開封後にやや長い期間使い続けている調味料もなく,当然,ご飯の友の類は開封したらすぐに使い切るか余ったら捨て,浅漬けなんかを作るたびにタッパーを煮沸消毒して,作った麦茶は 1 日で飲みきり(容器は当然煮沸消毒),肉と野菜は包丁とまな板を分けて……,当然,賞味期限が過ぎた素材は使わない,とか言い出したら,全てを実践できている人なんているのか,と(僕の衛生感覚がおかしい可能性は捨てきれないけど).

まぁ,石を投げられるのは自分を省みてからにしたほうがいいと思うんだけれどな,という話.叩いている人間がアメリカンジョークに出てくる,一人石を投げ続けるキリストに見えてしまうのでした.

2015年5月7日木曜日

さいしゅうび

龍河洞→うなぎ屋(うなぎ切れで入れず)→うなぎ屋(休業)→高知空港→羽田空港→新千歳空港→自宅

詳細は後日,どこかに書くかも.

みっかめ

室戸ジオパークセンター→室戸岬の東側散策(徒歩)→ジオパークセンター(2 回目)・後輩と喋る→昼飯に魚介→行当海岸付近を散策→室戸岬付近を散策→ジオパークセンター(3 回目)・後輩と雑談→安芸泊

基本的にジオパークを満喫.ここのジオパークを見ていると,松前半島もジオパーク化できるんじゃないかと思ったけれど,こんなことを言い出すと「お前がやれよ」とか言われかねないので,思っただけ.

ふつかめ

うどん屋(5 軒目)・朝メシ→うどん屋(6 軒目)・ブランチ→中央構造線→小歩危→大歩危→蕎麦屋(祖谷蕎麦)・昼飯→かずら橋(混雑がひどすぎて渡らず)→室戸市街地泊

すき好んで三波川帯の変成岩なんて見に来るやつなんていないだろうとタカを括っていたら,小歩危〜大歩危が異常に人でごった返していて参った.雨も降っていたし…….山奥で時間を取られてしまって,この日は室戸観光できず…….

2015年5月3日日曜日

しょにち

うどん屋(1 軒目)→散歩→レンタカー受け取り.

うどん屋(2 軒目)→栗林公園.

うどん屋(3 軒目)→丸亀へ移動.

うどん屋(4 軒目)→丸亀城→散歩→骨付鳥→ホテル帰還.

2015年5月2日土曜日

いどうび

朝,世間の皆様が粛々と働いている中,拡声器でアジ演説をしている頭の弱い中道左派な人たちを遠巻きに眺め,「(検閲削除)」とか思いながら,デモ行進に参加するふりをして,ホテルのバイキングで昼から飲み会(職場の恒例行事).

有給は取っているけれど,一旦,職場に顔を出して一仕事をしてから旅行の荷造り.

16:00 頃に家を出て,18:00 の飛行機で羽田へ.そこから,乗り換えて 21:30 頃に高松空港着.バスで市内繁華街に来て,今に至る.

とりあえず,明日はうどん屋巡り.

2015年4月29日水曜日

おうごんしゅうかん

古くから,「日本には祝日の数が多い」と言われる.最近では,ロンドンに赴任している後輩が日本の祝日のたびにそんなことをつぶやいているのを目にする.最近流行りの有給消化率の話とかと絡めて,他国の祝日の平均日数と日本の祝日数の差分と日本の有給取得日数の平均を足してやると,週休以外で休んでいる日数は他国と大差ない,なんていう乱暴な議論もあるそうな(平均の扱い方に関するツッコミは面倒臭いのでしない).確かに,社会人になってから,実感として休みが足りないと思ったことはない(もちろん,適宜,有給も取ってるけど).

僕が 30 近くまで一般的な労働環境に殉じていなかったせいもあるかもしれないけれど,「みんなが一斉に休む」というシステムには,まだ,慣れない.これ,とっととやめたほうがいいと思うんだけれど,なんとかならないものかね.

……などと,休日に自主的に出勤しながら,そんなことを思うのでした.

ノンテクトニックな話・補遺

例の羅臼地すべりの件,ある程度,詳細がわかってきたみたいだけれど,そこまで単純な地すべりではなかったみたいで,興味深いです.旧海岸線付近の地形はほとんど動いていないし,隆起・沈降もしていなかったみたいで,類例とか作業仮説としてのいくつかの見解は出ているみたいですが,なかなか面白そうです.

北大火山地震センターの調査報告: http://www.sci.hokudai.ac.jp/~hiroaki/rausu/rausu.htm

おかねのはなし

研究者の給料に関して,ちょっと話題になっているのを見かけた.まぁ,僕みたいなほとんど社会の役にも立っていない,縁辺に転がっているゴミ研究者に関しては置いておいて,大学で最先端の研究をやっているような一流の研究者でも,かなり,給料が少ないというのは事実で,(比較すりゃいいってもんじゃないけれど)その給料を他国の同程度の研究者と比較すると圧倒的に少ないというのも事実です.日本は,研究者(の金銭面)に厳しいのです.だからといって,それが(良くも悪くも)一般に知られているかとか,そういうのは,また,別な話で…….

以下は,笑い話ですが本当にあった話.

親戚の集まっている場で「(俺)くんはあんなに長期間勉強して,ようやく研究の仕事に就いたんだから,さぞ,お給料が高いんでしょ?(驚くべきことに皮肉ではなくw)」みたいな話題になったんだけれど,「そんなことはないよ.そもそも俺は半官半民だし,大学の教授クラスだって〜」と,大学の研究者とか(いわゆる)普通のアカデミアの人(の中でも成功している部類の人)の給料の水準とか,非常勤の社会保障の実情とかの話をしたら,ジョークかなんかだと思ったのか「そんなわけないじゃないwwww」と大笑いされて,公表されている統計データに基づく研究者の実情を,ついぞ誰も信じてくれませんでした.まぁ,そんな感じです.はい.

2015年4月25日土曜日

ノンテクトニックな話

具体的な人的被害とかと無関係だったから,敢えて言っちゃうけれど,羅臼の地すべりの空撮をみて,非常に美しくて感動した.綺麗な回転地すべり.教科書に載せたいレベル.最近,業務がらみといえば業務がらみだけれど,あんまり関係ないところでノンテクトニック断層に興味を持っていることもあってメモ.(備考: http://www.d1.dion.ne.jp/~kinmirai/37-nontec.html )

全然関係ないけれど,この辺の地質災害関連の科学的な問題って,(何が応用なのかよくわからないけれど)応用地質(工学部管轄なことが多い?)という括りに区分されていて,理学部の地質ではほとんど扱われないんだけれど,あれ,なんとかならないかな,といつも思う.

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4/29 補遺

りんごどけい

もちろん,今回は購入見送り勢(新製品初期ロットは避ける派)だけれど,腕時計型のウェアラブル端末はいずれそれなりの規模でブームが来ると思っている.iPod,スマホ全般,タブレット型 PC もそうだったけれど,わかりやすい未来なのよね.それこそ,某社が訴訟の時に "黒い板が人類を進化させたりする SF 映画" の中のタブレット型端末の画像を持ってきて「iPad の造形にはそもそもオリジナリティーがないニダ」とか吠えていたこととかからも明らかな通り,古くからの SF 感を演出するアイコンの実現って意味で,完全に新規のインターフェイスと比べて馴染みやすいのだと思う.そういう点で,腕時計型の機械に映し出された相手の顔に向かって喋るなんて,ステロタイプすぎて,どんな SF 系統の作品にも出てくるシーンだけれど,だからこそ,みんなちょっとは「やってみたい」んじゃないかな,と.

まぁ,僕は,電池の持ちとかそういう点よりも,クソみたいな健康管理系の機能がメインなうちは買いませんが.

2015年4月23日木曜日

睡眠

人間は 8 時間程度の睡眠が必要らしく,それより短い人間は睡眠不足が蓄積して,とんでもないことになるらしい.僕は,いわゆるショートスリーパーという名の睡眠障害の人間なので(5〜6 時間),そもそも 8 時間も連続で寝ることができないし,無理にその時間まで二度寝すると 100 % の確率で悪夢を見て,起床後はひどい頭痛に見舞われ,ひどいときは 1 日中使い物にならなくなる.もちろん,夜の短い睡眠時間を補う形で,適宜(といっても昼休みと就業時間外だけど),20 分程度の仮眠をとることもあるけれど,昼寝もしない日が多かったりするので,医学的には,間違いなく慢性的な睡眠不足を抱えるダメ人間である.

個人的には健康とかのためにも,もう少し寝てもいいんじゃないかと思うんだけれど,頭痛なしに長く寝られる方法って,なんかありますかね?

2015年4月22日水曜日

謎の名刺文化

最近,(悪い意味で)話題になっているらしいママ名刺という謎の文化のニュースを目にした.その記事自体,やや悪意を持って揶揄するようなニュアンスで書かれていたのだけれど,それすらも凌駕してその文化自体が甚だ気持ちの悪いものではあった.名刺というスタイルで交換し合う情報自体にも薄気味の悪いものを感じるし,そういうコミュニケーションを,名刺交換というスタイルを輸入して行うこと自体に疑問符がつく.

この気持ち悪さに通じるのが,学生時代の自作名刺の交換ごっこ@学会だ.基本的に学生が名刺を配って歩くことに意味を見いだせなかったので,当時は,自分の名刺なんて持っていなかったし,(必要に迫られたとき以外)配って歩いた記憶もないけれど,何より,挨拶やコミュニケーションをシステムに依存した形で行うことに抵抗感があったんだということが,今ならわかる気がする(同時に,ビジネスシーンでは,こういう簡易コミュニケーションシステムが必要になることも,今なら分かる).

2015年4月17日金曜日

え?

最近の大学制度関連のニュースを見ると陰惨な気分になる.いまでも溢れかえっている野良博士を倍増させようとしたりとか,何のデータを見て,どういう根拠で,何をなしたいのかがサッパリわからない.

個人的には,裾野の拡大という意味で,学識者(=大学院教育修了者)の増量は,意味がないとは思わないのだけれど,学識者の使い道を知らない人たちがそれを増やそうとしている現状がもう終わってる.

いまの状況は,駒の動かし方をやっと覚えたような将棋の素人が「飛車角がもう一枚ずつあれば勝てるようになる!」とか言っているのと同じ.持ち駒の数が増えても棋士が無能じゃ将棋にならないでしょ,と.

増える駒が飛車角じゃなくて香車や歩じゃないかとかいう点については突っ込まないことにする.

もっともらしい理屈

もっともらしく聞こえる理屈の大半は,言葉にし難い心理的な抵抗を,原因のひとつではあるけれど主要な原因ではない内容を振りかざして,自分の精神面を庇護するものであることが多い.具体例は,あえて上げないけれど.

2015年4月16日木曜日

古生物の話

「みんな恐竜の話が好きなのね」と,日記の方にブロントサウルスの記事を書いて強く感じた.検索経由で,普段の 10 倍くらいのアクセスがあったのでちょっとびっくりしたくらいだ.流石に,STAP 細胞ネタで書いた記事ほどではなかったけれど,あのネタの一般社会での認知度の高さと今回のマニアックなニュースの知名度とを比較するなら,相対的に,かなり大きい反響と言えそうだ.

この結果から,恐竜ニュースに反応する層は,特に新しいニュースの情報収集をネットに依存しているということ,新しいニュースに反応して記事をまとめるサイトが少ないこと,ツイッターだろうが個人のブログだろうが読み漁っているらしいこと,そういう情報を乱読するだけで情報の質とか信頼度のような尺度で計るということはしていなさそうなこと,なんかが邪推できる(あくまで邪推だけど).

以上のことから,コンスタントに恐竜ニュースの記事をでっち上げれば,アフィリエイト収入まで得られるアルファブロガーへの道も夢ではないかもしれないけれど,そもそも,興味もほとんどない恐竜の記事を書き続ける苦痛をする気なんてなかった(確認).

2015年4月15日水曜日

すごい

すごいぜ!

「◯◯などの発言は三権分立を理解していない!」とか批判している人が,本人の発言内容自体で三権分立を理解していないということを証明している,というすごい構図を見た.バカは極まるところを知らないなぁ.

おわり

とうとう独身最後の夜…….さようなら,俺の自由にタバコが吸える日々…….

2015年4月13日月曜日

あら?

夕張市長選(2 回目)以降,しばらく見てないなと思っていたが,お亡くなりになっていたのか…….

近年は,単発ネタでの破壊力が大きくても継続的に選挙芸をやる(資金力のある)芸人も少なくなってきたから泡沫候補ウォッチも寂しくなるなぁ.

選挙芸といえば,千葉市のニートはすごく面白かったけれど,アレは選挙芸を超えちゃってガチの問題提起の領域に足を踏み入れちゃっていたのが,やや残念.あの熱は嫌いじゃないけれどね.

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でも,統一地方選の日程に合わせて亡くなるというタイミングの良さは,やっぱり,色々,"持っている" 方だったんだな,とか思ったり…….ご冥福をお祈りいたします.

過剰な恐怖

(文章長いけれど妄言なのでこちらに落書き)

地方消滅云々の元々の原因は「東京で一旗上げる!」信仰の成れの果てなんだろうけれど,現状,いちばん大事な解決のためのポイントは,中央にいる人が地方に対して過剰に抱いている恐怖心を取り除くことなんじゃないかとか思う.

関東住みの知人の話を聞いていると,関東から一歩でも出たら数秒も生きられないとでも思っているかのような過剰な恐怖心を感じることがある.そこまでではなくとも,北海道や東北の冬を「家から一歩出ると油断が命取りになるレベル」とか真面目に思っていそうで,吹き出しそうになることは多々ある(これは,北国側が発信している,いわゆる「北から目線」ネタが悪い気もするけれど…….あと,マジで死者も出ることはあるし).宗谷岬でも亜寒帯にかかるかどうかというレベルなのに,そんなに危険なわけがないだろう,と.仙台とか太平洋側だと,雪の頻度,東京とたいして変わらねえよ,と(笑).

この心理的な壁が,本来,地方に住むことのもつデメリットとメリットをだいぶ曇らせている気がする.少なくとも,想像の中の「地方」のイメージを払拭することが,なによりも優先すべきことだと思うんだけれど,地方が「その土地の魅力」だと思っていることと,本来アピールすべきであるポイントとがズレているところがなんとも悲惨.地方が「自分たちの土地の魅力」だと思っているところこそが,中央にしがみついている人たちにとって「恐怖の対象」になっているのだということに,そろそろ気付くべきじゃないかと思う.「21 世紀にもなって,これだけ情報化社会が進展していて,未だに東京しか見られないなんて時代に遅れすぎじゃねーの?」くらい言ってのけないと,そもそも話が始まらないのではないかと(実際に言えるレベルの自治体があるかどうかはともかく).

もちろん,東京近郊(いわゆる東京都市圏)の政治・文化中心としての機能や利便性・高効率性は認めるけれど,そこに死に物狂いでしがみ付くほどの魅力があるとはとても思えない都落ち地方中核都市人の妄言なのであった.

参考:世界の主要都市の緯度(もちろん,緯度よりも気候区分の方が重要だけれど,いかに日本の緯度が低いかがよくわかるので参考まで)

なお,わたくしは本州以南に好んで住む人間の気が知れない高温多湿忌避性をもつ人間なので,南の地方に関しては擁護ポイントも知らないし,正直どーでもいいです.

2015年4月12日日曜日

せんきょ

はっきりいって,国政なんかよりもはるかに自分の生活に直結するので,大真面目に投票に行ってきました.選挙で選ばれた親会社の社長さまの鶴の一声で職場が消し飛ぶ可能性もあるしね.

結果速報を眺めつつ,とりあえず,良くも悪くも現状維持なのかと思ったり,四期連続ってどういうことだよと冷静にツッコミをいれたり,対立候補のあまりにも頭の悪すぎる夢物語が市民に響かなかったことにほっと胸をなでおろしたり…….

2015年4月11日土曜日

選挙カー

選挙カーはうるさい.昔から疑問なんだけれど,あれってマーケティング的に意味があるのかしら.

とりあえず,クソうるさい上に下品かつヒステリックな名前連呼系の候補者と音量を控えめに落ち着いた調子で名前と「地方をよくしたい」的なアピールだけをしている候補者の名前を書き留めてみたら,面白い傾向が見つかった.とりあえず,うるさい街宣カーは(少なくとも私にとっては)逆効果しか生み出していないから,マーケティング手法を見直したほうがいいと思うよ.

2015年4月9日木曜日

あの紐

紐というかリボン(?)が気になったの俺だけではなかったようで(自分一人が特殊な嗜好を持っているというわけではなくて)よかった.

うむ

自分でも衝撃を受けたものだから,釣果には満足している.

2015年4月8日水曜日

衝撃

いぬぼく SS の作者が亡くなったと聞いて衝撃を受ける.享年をみてさらに衝撃を受ける.31 歳……同い年…….若くして亡くなる人もそれなりにいるとはいっても,早すぎる.

アニメを見て凜々蝶様の美しさに囚われた結果,アニメで描かれた後の話こそが本編と聞いて,いつか原作を読もうと思っていたのだけれど,読んでいないうちにこんなことになるとは…….非常に残念です.

2015年4月6日月曜日

おどろいた

ちょっと前に,「優しいアニメがみたい.ARIA とか」みたいなことを書いていたが,ARIA の完全新作が作られるというニュースを聞いて感動を禁じ得ない.しかし,それと同時に,僕の大好きなアテナ先輩の声が永遠に失われてしまっていることに思い当たり,少し凹む.

でも,超楽しみ.特報の葉月さんの少しふわっとしたアクセントの日本語の発話のナレーションだけで,あと 2 ヶ月くらいは生きていられる.

もう一点

ロンギヌスの槍のニュースとそれに対する反応をみて,クラウドファンディングの認知度の低さにビックリした.仕組みをよく理解していないとかそういうレベルではなく(そんなん細かいところまでは俺もよくわからん),単純にそういうものがあるということが認知されていないということが本当に意外だった.クラウドファンディングという発想に親いはずのネット上の反応でこの体たらくなのだから,一般の認知度は推して知るべしだ.

最近,研究費のクラウドファンディングとかが増えている背景には,研究をより一般の人たちに解放しよう,親しみを持ってもらおうという目的意識があるようだけれど,クラウドファンディングという形式を用いることによって,より内輪の内的な循環に陥っていないかということを,もうちょっと意識すべきかもしれない.もしかすると,広く一般の親しみを得る目的では,紙を介した手続きによる投資の可視化みたいな古臭いギミックが必要なのかもしれない.

月に槍

ロンギヌスの槍を模したフォーク大のオモチャを月まで運んでぶっ刺すプロジェクトのクラウドファンディングが失敗したというニュースを見た.個人的には,そういう「遊び感覚」の対象が月まで広がったという SF 感にワクワクはしたものの,だからといって,特段,満足感と記念品のために投資までする気も起こらず静観していたのだけれど,大半が "いい大人" になっているエヴァンゲリオンファン層のほとんどもそうだったようで…….

なんか,「月」というシンボルにアニメのネタを持ち込むのは云々とかいう気持ち悪い議論もあったらしいけれど,それに関しては,「もうとっくに人類や探査機が何度も到達していて,一国の国旗まで立っている場所だというのに何言ってんの?」とだけ.

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ところで,タイトルの駄洒落はどのくらい通じるんだろう?切手趣味を通った経験のある人なら分かるかしら?

意識の変節・補足

どうしてこうなった(笑).

もともと,特に書くネタがなくて,最近度々思うことがある「ちょっと三島を読んでみたくなった」ということをここ書こうと思っていただけだったのに,なんか,暴走してしまった.書いているうちにトランス状態みたいになったのは久し振り.あの記事中に出てくる「春の雪」が好きだった先輩のこととか,何年か振りに思い出したぜ(笑).

再来週には独身が終わることになって,なんかセンチメンタルになっているんだろうか?(笑)

2015年4月4日土曜日

話題の飲み物

そんなに熱心に探しているわけではないけれど,近場では土の味がするらしいクエン酸飲料も,お嬢様の尿も手に入らないからネタに乗り切れない土曜の午後.

無関心

国政選挙の時はあれだけ「みんなで選挙に行こう!関心を持とう!」と大騒ぎしていたウェブ上の政治に高い意識を持っている人たちが,統一地方選に際してちっとも騒いでいないのは,今回から東京が含まれていないからというだけではなく,社会の政治に対する無関心そのものだと思うのであった.

2015年3月31日火曜日

社畜の矜持(主に後輩向け私信)

僕は社畜じゃないので(=公僕なので)わからないけれども,そういうものがあるらしいから,明日から新社会人になる後輩諸氏には,社畜として,会社の歯車として,立派な,人に誇れる人間になってもらいたいと思います.

もし,ダメでも君たちの先輩には社畜になることを良しとせず,日々,ストレスで人間性を喪失しながら,まだ見ぬ(=存在しない)理想郷を夢見て,ネットの片隅に自慰後のティッシュを撒き散らしている愚か者もいて,そんな弱い生き物でも生きていけると,その全存在をかけて証明している人がいるから,きっと大丈夫!自信と誇りを持って立派な社会人になって,俺の代わりに世界に貢献してください.

思ったこと

先日,妹(三次元)の結婚式に行って思ったこと.

僕には,父方と母方を合わせて 20 人強のいとこがいるんだけれど,全員が普通の社会人をしているか社会人後に結婚して主婦をしているというのは,結構すごいことなんじゃないかと思ったり(僕がかなり末のほうなので,世代的にはいわゆる「若者問題」からは上にずれているんだけれど).

何が言いたいかというと,間違いなく僕が一番放蕩者の遊び人で,基本的に常識人たちの前で立つ瀬がないということです(「たくさん勉強していてエラいね(煽りではない)」で済んでるから,まだマシだけれども……).

転がっていく少女たち

「ローリング☆ガールズ」が優しい世界でとてもいい.説明しすぎない感じがいい.ロードムービーとして重要な部分である背景が,軽くてポップでウキウキするようでとてもいい.ロードムービー特有の軽くて,勢いだけの主人公たちがいい.それなりに深い想いを描いておきながらサラッと流すように 12 話で(各エピソードは 2〜3 話で)まとめるセンスとバランス感覚がいい.いうまでもなく,ブルーハーツの歌が,それをコケティッシュな少女の声で歌われているというのがいい.

個人的に,ここ数年で五指に入るくらいの名作.こういうアニメこそが他メディアの作品を凌駕できる可能性の萌芽だと思うんだけれど,売れないし話題にもならないというのが,色んなメディアの中でアニメだけが自閉的な世界に落ち込んでいるせいだと思うんだ.

アニメだけがこうまでも自閉的なのは,アニメファンがアニメしか知らない(マンガすら知らないんじゃないかと思う)のが最大の理由だと思っている.

2015年3月27日金曜日

不思議な気分

自分が面白いと思ったアニメが売れていると,「まぁ,そうだよね」と思う.自分がつまらないと思って切ったアニメが売れていないと「そりゃ,そうだろ」と思う.自分が面白いと思ったアニメが売れていないと「仕方がない」と諦める.でも,自分が心の底からつまらないと思ったり,見ていることが苦痛に感じたアニメが売れていると許せない.人は世界に対して優しくなれないし,世界は人に優しくない.

目を疑った

http://blog.livedoor.jp/nwknews/archives/4847059.html

世界でもトップクラスに住みにくい都市ではなく?(あくまで都市と呼べるレベル限定)

まず,気候が最悪.夏は高温多湿,冬は乾燥冷涼.雪は(東北の中では)少ないとはいえ年に数回はドカ雪があって,その度に都市機能が麻痺する(雪対策ができていない).

街に目をむけると城下町の名残で道が狭くて複雑.土地は,起伏が大きく坂道だらけという戦国の世ならいざ知らず,現代においては不便以外の何物でもない状態.そもそも,市の面積の大部分が日本の脊梁にあたる山岳地帯で,人が住むような場所ではない(東北自動車道より山側を見たことがないのか?).

住宅は,東北地方だというのに防寒仕様がなく冬にクソ寒い.しかも,夏向けに開放的なわけでもないので夏はクソ暑い.そして,ある程度利便性を考えて住む地域を選ぶと,無駄に地価が高い(そもそも,ほとんどが山岳部で住む場所が限られているので地価が高騰しやすいのだろう).青葉区内だと,札幌中心部なみに地価高いんじゃないだろうか?(土地が余っている札幌市と比較するのもなんだけれど).

極め付けは,「自然災害が多いから住み辛い」と世界中から嫌われている日本の中でも頭抜けて災害の多い東北太平洋側という立地.記憶に新しい,地震・津波のコンボはもちろん,台風も来るし,山岳部は土砂災害が極めて多い.

だからと言って悪いところばかりでもなく,飯が美味いこと(主に魚介.伝統料理系はそこそこ,B 級グルメはかなりいい.外食産業は所詮田舎町のレベルで,高ランクの店はほぼない),緑が多いこと(ほぼ山なので当たり前),街の景観や周辺の景色がいいこと(毎日,日本の脊梁を眺めて暮らせるという贅沢さ),レベルの高い温泉が近いこと(秋保,作並だけでなく,蔵王も結構近い),そこそこものが揃うこと(必要なものの 6 割くらいは駅前まで行けばなんとかなる.残りは Amazon でなんとかなる),東京へのアクセスがいいこと(下手な関東の山奥や縁辺より便利だと思う)なんかは,優れている.

ただ,僕がこれまで住んだ土地の中では二度と住みたくない土地の筆頭です(多分,山梨県中巨摩郡竜王町はいま住んだら絶望的な土地だと感じるのだろうけれど,当時,幼稚園児だった僕にとっては,自然の中で自由に遊び回れるところで,いい印象しかない).

2015年3月26日木曜日

おわる

今クールのアニメもぞくぞくと最終回を迎えているようです.ちなみに,今クールのアニメは前クールから引き続いて見ている「SHIROBAKO」と「クロスアンジュ(こっちは惰性)」を除くと,「ユリ熊嵐」と「ローリング・ガールズ」しか見てないです.ほかにもいくつか見ていたアニメはあったはずなのに,ほとんど力尽きて見るのやめてしまった.どうしてこうなった!

今期のアニメ最大の話題作(悪意)といえば「艦これ」なのでしょうが,以前なら,「ここまで評判悪いなら見てみよう!」とか思っていたはずなんですが,まったくそんな気も起きず…….

なんか,優しいアニメが見たいです.「ARIA」でも見直そうかな?「かみちゅ!」もいいなぁ…….

南仏

何度か行ったことがある南仏のオート・プロヴァンスに飛行機が墜落したというニュースを見て,こんなことであの付近の地名を見たくなかった,と複雑な気分.

墜落現場付近には行ったことないけれど,ディーニュ・レ・バンとか,その辺の地名がニュースになるのが懐かしくもあり,悲しくもあり.現場写真に,見慣れた白亜系ジュラ系のマールが写っているのが,なんだか不思議な気分で.

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追記&修正

何も考えずに「白亜系」と書いちゃっていましたが,「ジュラ系」だそうです.某地質学会のメーリングリストで,その概略について回ってきたので訂正.件のメールで「会員の皆様は,あのニュース映像をみて痛ましい事故であると感じるとともに,あの岩相はなんなのかと気になっていることと思いますが〜」という書き出しとともに岩相の説明があって,なんとも言えない気分になった(笑).たぶん,あのメールの元ネタ提供者は僕の師匠だと思う.

2015年3月25日水曜日

そつぎょー

今日は,母校である北の大学もやや北の大学も卒業式だったようで,自分が可愛がっていた後輩も何人か研究室を巣立って行った模様.北の大学にもやや北の大学にも,直接知己のある後輩はほとんどいなくなってしまった.時の流れは残酷である.

2015年3月22日日曜日

ろーそ

いち労働者という立場上,自分とはあまり相容れない政治的主張をもつ集団に(いやいや)身を置いているけれど,言い方とやり方の問題で普通に共感を持って迎えられてもおかしくない主張にすら嫌悪感を抱かれている姿を見ると,この人たちは一体なにがしたいのだろうと不思議な気分になる.

労使交渉とは関係のない政治的主張とか,マジ関わりたくない……(役持ちが終わるまであと数日!).

100 年の事績

http://blog.livedoor.jp/nwknews/archives/4844405.html

真面目に考えて,相当難しい件.歴史の教科書レベルなら国際関係によっぽど大きな影響を与えるか,日本の既存システムを大きく変えるかしないと無理じゃないかと.100 年というと,確実に,その事績をリアルで見て記憶している人は残っていない時間だ.日本で言えば大正期をイメージすればいいんだろうけれど,教科書で名前が出てきて記憶に残る事績に関わっている人なんて,すぐ思いつく人だけに限ると 20 人もいないんじゃなかろうか?

学術界隈だと,ワトソンとクリックの DNA 構造論文が 1953 年,マックスウェルが電磁気学を大成したのが 1860 年代くらいで,相対性理論,量子論がちょうど 100 年前くらい,カロザースの一連の高分子研究が 1920 年代後半から 1930 年代,1895 年の X 線発見あたりからはじまった放射線化学の成立が 1900 年くらい,地球科学のプレートテクトニクスが 1950 年代,アレニウスの温室効果と地球温暖化の発見が 1896 年,ミランコヴィッチサイクルが 1930 年くらい,冥王星の発見が 1930 年(以上,すごく恣意的に現在の科学に直結しそうなできるだけ古い事績を集めてみた)ということを考えると,その後に大発展する基礎研究でも 100 年もつのは結構大変な気がする.

個人的なところでは,引用する論文は,分類(学)の成立から連綿と残り続ける古い記載論文を除けば,1940 年代くらいが最古といったところ.やはり,100 年は長い.少なくとも,僕が書くような一息で消し飛ぶような論文の寿命は 10 年がいいところじゃないかと.新種記載でもできれば別だけれど.

2015年3月21日土曜日

難解そうなことを言ってみる

人が生きていて自然に発露する感情を肯定したいと思っている.思ってしまうこと,感じてしまうことを無視して平静を装うのにはみんな慣れているし,そういうものに理屈をくっつけてしまうのは簡単なんだけれど,それでも,こぼれ出てしまうものを愛おしく思うのがヒューマニズムの根源なんだと思う.

そろそろ

職場のトップの座から陥落しそう.

※体重の話です.

2015年3月20日金曜日

巨星墜つ

米朝師匠が亡くなったと聞いて,非常に残念.まさに,巨星墜つ,という表現がぴったりです.あんまり関西のお笑いや上方落語に馴染んでいなかったときに(関西弁の粗野なイメージが嫌いだったので),NHK の演芸番組で米朝師匠の上方落語を聞いて(たしか「愛宕山」だったかな),その穏やかな関西弁の語り口,丁寧な表現,技量に引き込まれました.

合掌.

2015年3月18日水曜日

エロマンガ

http://blog.livedoor.jp/dennououjo/archives/43121229.html(リンク先エロあり注意)

1 のあらすじを読んだ瞬間,読んだことのある記憶と北河トウタの絵柄が脳裏を掠めたから,俺のエロマンガソムリエ度もそれなりじゃないかと思う.

ぼこっ

陥没のニュースを見て,現場付近の航空写真を見て,色々な記録の連続性が途切れてしまう戦前のこととはいえ,鉱山開発跡地を何も考えずに宅地にしてしまう神経はすごいなーと思った.さらに,ニュース文中に「陥没の前兆はなかった」とかいう言葉が踊っていて,頭の頭痛が痛くなった.

亜炭の採掘とか,ただでさえ軟弱な堆積物にボコボコ穴掘っている現場だろうに…….戦後の混乱期に資料が散逸して,高度経済成長に伴って拡大する名古屋市人口をフォローする形で乱開発された宅地だろうか.マジで怖いなぁ.

らーめん

http://blog.livedoor.jp/news23vip/archives/4842321.html

昔,連れ立ってラーメン屋に行くたびに知人が「美味いラーメンじゃない!」とか,「ここも美味くなかった」とか言うのがウザくて,「そもそも B 級グルメであるラーメンの美味さの上限なんて,普通の美味い料理の中で相対的に低いだろ…….(絶対的に)美味いラーメンとは,あなたの想像上の存在に過ぎないのではないですか?(意訳:うるせー,黙れ!じゃあ,着いてくんなよ!)」とか返していた記憶がある.

ウザい知人への皮肉として言っていた側面もあったけれど,実のところ,ラーメンは僕にとっても好きな食べ物の範疇に入らない(デブだから意外に思われるかもしれないけれど,基本的に一人ではラーメン食わない).だからといって,別に,嫌いということもないし,有名なラーメンどころに行くとハシゴしちゃったりもするけれど,イマドキの若者言葉でいうところの「普通」なのでした.

2015年3月17日火曜日

最近気付いたこと

不景気の子(※)である私なんかから見ると,ここのところ,町の様子とか諸々,明らかに景気が良くなっている実感があるけれど(みんな忘れているかもしれないけれど,数年前の町が死に絶えていた時期と比べると明瞭に分かる),多くのおっさんおばはんには,景気が良くなっているとは感じられないらしい.日経平均とか,人事院勧告での公務員の給料増とか,大手企業のベアとか,数値で示されているにも関わらず,だ(もちろん,自分の給料が上がらなきゃ知ったこっちゃないんだろうけれど).

そこで,気付いたこと.自分より一世代上の人たちって,景気がいいときのイメージが '80 年代バブルなんじゃねーか,と.世の中の人の中に,あんなバランサーのぶっ壊れた暴走状態が再来することを願っている能天気が紛れている可能性があるという事実にガクブル.

※金に関する物心がついてから今までずっと不景気.

2015年3月16日月曜日

なぜ

朝,通常通り出勤したはずなんだけれど,なぜ,俺は今,富良野にいるんだろう.

2015年3月15日日曜日

身嗜み

月末に妹(三次元)の結婚式があるので,ようやく蓬髪をばっさりとやった.すっきり!

ついでに,着られないことはないけれどややキツい礼服とかを新調.店に行く前に礼服の下取りサービスとかいうものを知っていたらもっとお安く済んだ気もするけれど,古いのはいい生地の奴だし,たしか 2 回くらいしか着ていないから,身体のサイズを縮めて,また,着るんだ,ということで無理矢理納得する.

なお,嫁(三次元)を親戚に披露する予定がないので,その妹(三次元)の結婚式で自分と嫁(三次元)も親戚の見せ物になる模様.

順調に成長している

「就職活動に親が過保護な援助をしている」みたいな記事をみた.数年前には,大学受験で親の過保護が云々という記事を見たし,それより前には高校の送迎をする過保護親的な記事も見た記憶があるし,もっと前から小中学校における親の過干渉という記事はよくみているので,親子揃って順調に成長しているのだな,という感想.

ただし,こんな記事が書かれるずーっと前から,親が子供に過剰な愛情を捧げるという事実はあるようで,「帝大受験に付き添う親」みたいな古い雑誌記事とか見たことあるし(これは,どちらかというと美談っぽい感じで書かれていた気がする),一番身近な職業人である親父が子供の就職活動の相談相手や支援者になってくれるなんて言うのは珍しい話でもなかろう,と思う.

ちなみに,僕は中学受験を決めたときから就職,結婚まで,親に相談したこともなければ,親の意に沿わせたことは一度もない気がするけれど,そんな放蕩を資金面でサポートしてくれた親の愛は,過保護かもしれないと思う.

2015年3月10日火曜日

ご案内

このとき買ったものの記事を向こうに書いた

ふしぎー

二日だけ休暇を取ったタイミングで 50 通もメールがたまっていて,急ぎの案件も多かったのに,別段,差し迫った仕事もないときには,ほとんど降ってくるメールも仕事もないというのは,マーフィー的なアレ.

iPhone 落とした

新潟駅で iPhone を落として初ガラス割れを経験.アップルストアのジニアスバーの予約が取れず,とりあえず,アップルストアに突撃したら以外と早く交換できた.

いっそのこと 6 or 6+ に変えてしまうという案もなくはなかったけれど,正直,6+ は電話のサイズじゃないし(完全に現代版ポケコン),6 は中途半端なサイズ&使用感だったので,5S のままにした.まぁ,バッテリーもへたってきていたので,ちょうど良かった気もする(空っぽの財布を握りしめて血涙を流しながら).

勝手な想像

550 ページに渡る私小説かつ独善的で非論理的な政治解釈を論文といってドヤ顔で提出する市長.

某朝日新聞のネットニュース記事を読んで,詳細は分かりようもないけれど,記事の文章のみから勝手に想像.

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これ書いた直後にこの記事見付けて頭を抱えた.現実は小説より奇なり.僕みたいな小市民の妄想力なんて現実の破壊力には勝てませんわ……

つかれたので

新潟まとめは後日.

2015年3月6日金曜日

なんか

リンゴ「ポール死亡説はマジ!ブライアンが連れてきたビリー・シアーズが今のポールで,死んだポールより有能だった.ジョンはこの展開に納得できなくて出て行った!」

ポール「リンゴは昔からアホなこと言ったりやったりしてきたけれど,これは過去最悪の嫌がらせ.ウィングスの殿堂入りで妬んでるのか,とうとう,こんなことまで言い出すほどにボケたらしい」

(以上,ザックリ某タブロイド紙の元記事を読んで意訳)

……まぁ,タブロイド紙だからそれぞれのコメント自体本当に言っているかどうかも分からんけれど,なんだかなぁ…….

来たのは良いけれど

へぎそば屋巡り以外,全然,観光する場所がない@新潟

ちなみに,新潟は 2 回目.はじめて来たのは,震災のとき.仙台から逃げ出すルートの途中で通った.あれからもう 4 年かぁ……

2015年3月5日木曜日

何日か前にネタにしたばっかだけれど

名刺が切れかけなので増刷中.せっかくなのでマイナーチェンジしてみた.以前からフォントの組み合わせとか組版の微妙に違う 10 バージョン(※)をシャッフルして配っているので,それに更に 10 バージョン追加して,全 20 バージョンにしてみた.

※名刺印刷用の紙が 10 枚ごとなので,版下 1 枚に付き 10 バージョン作れる.

友達の友達……的な

データと担当部分の文章だけ主著者に投げていた論文が主著者から返ってきたんだけれど,僕とは全く面識のない別な共著者関連のところについて議論を持ちかけるときって,お互い顔見知り程度の友達の友達と会話する雰囲気に近い.なんとなく,探り探りで,妙に丁寧な敬語でメール送っちゃったり.今回の場合,僕の方が門外漢度高いからアレなんだけれど,猛烈に突っ込みたいけれど,それはやっちゃいけないような感じでもにょる……

うーむ

http://blog.livedoor.jp/news23vip/archives/4835382.html

スレでも挙ってるけれど,「夏の葬列」がクリーンナップに入っていないのは納得できない.あれ読んで,一時期,山川方夫にハマったなー.国語の教科書で初めて知ってハマった唯一の小説家だった.しかし,当時も今も,なんであの作品が教科書に選ばれたのかはいまいちわからないw

はかない

室内で生き延びていたと思われるハエが僕についてきて,日が入らないので外気温より寒い倉庫(石置き場)に入った瞬間にふらふらと落ちて 1, 2 分で死んだ.

2015年3月4日水曜日

なんだろう

http://itaishinja.com/archives/4023927.html

なんか切なくて,すごい良い.描写の少ない軽い報告調の文章なおかげで背景をすごい想像してしまって…….迎えに行った駅のシーンがすごく良くて,勝手に冬の北陸の駅で繰り広げられるやりとりの妄想が爆発した.北陸とか行ったことないけど.

アニメや漫画にするよりは実写の方が向いていると思うけれど,これを演じられる俳優は思いつかない(数年テレビを見ていないから).

2015年3月3日火曜日

あたまいたい

某紙で仕事(本業)にまつわる記事を読んで,その認識レベルの低さに頭の頭痛が痛くなった.地方紙とか弱小紙の取材能力の低さは,まぁ,実体験込みで良く知っているけれど,一応,全国紙の取材には一定の信頼はしていたんだけれどな.

基本的に仕事(本業)のことはこういう場で言及したくないんだけれど,あんまりにもあんまりだったので,つい.

タイトルに惹かれたけど

「櫻子さんの足下には死体が埋まっている」というアニメ化が決定したというラノベのタイトルを見た瞬間に僕の脳内で繰り広げられたエログロな酸鼻なグランギニョルの妄想が美し過ぎて,全然そういう方向性ではないであろう現実に直面して,この妄想を失いたくないから,多分,このアニメは見られない気がする.

真面目に想像すると,ダークファンタジーのネクロマンサーものかオカルト系を絡めた探偵ものあたりで,クール系のかっこいい(けど抜けている)お姉さんとへっぽこ弟子的な扱いの男が右往左往するという話な気がする.いや,下手をするとファンタジー色やオカルト色もないかも.

2015年3月2日月曜日

うざったい

だいぶ髪が伸びてきた.ロングの人を除いて,職場のアルバイトさん(女性)と比べても自分の髪の方が長いくらい.ボブの女の子は好きだけれど,自分がボブである必要はないわけで.……というか,既に肩に掛かっているから,もうすぐセミロングの領域なわけで…….

髪切りたいけれど,なんやかんやで散髪の時間が取れないし,無理に時間を作って散髪にいく気もないというダメ具合.

てきてい

最近は,(夏の間に出張続きで処理できなかった)水の分析に追われていて毎日ぽたぽたと諸成分の滴定をしている(※).だいたい,ドモホルンリンクルの落ちてくるのを見ている仕事に近似されるわけだけれど,指示薬で染まった水にぽたぽたと標準液を垂らしていって,パッと変色する瞬間を捉える作業を一日中続けているとなんか楽しくなってくるから不思議.

色とりどりの色水に囲まれて標準液ぶっ込んで変色させたりする姿って,子供の妄想する科学者像に限りなく近いよなとか思ったり.

(※)法律の関係上,滴定で定量しないといけない成分があったりする.普通はイオンクロマトに突っ込んでおしまいですよ.

いやし

日常系のアニメを見て癒されている人間はどれだけ追いつめられてんだというような発言を目にして,仕事を始めてから割りと日常系がダメになってきた気がするから(とはいえ,好きなのもあるけれど),大学にいた当時,如何に精神的にイっちゃっていたか,ということなのだろう.

ただ,似たような人物配置,似たような日常描写に飽きただけという根強い噂もある.

あれ?

http://vippers.jp/archives/8060802.html

想像していた化石女子と違った.いや,想像していた化石女子の方が関わり合いになりたくないけれど.

2015年3月1日日曜日

つかれた

3 日連続で飲み会とか…….今日に至っては,17:00〜24:00 までぶっ続けという.最年少が俺っていう年齢層なんだけど……

2015年2月25日水曜日

なにかとおもったら

通勤中に母校の敷地を通るんだけれど(というか,職場が母校に入り組んでいる),朝,妙に若者がたくさん居るなぁ,とか思っていたら,どうやら,今日は母校の二次試験だった模様.

そんなわけで,上司と受験の話とかしてたんだけれど,もう干支一周以上しているので,当時の記憶がだいぶ曖昧だったりして,ときの流れを感じるなど.

もう

春になってくれて構わんのだけれど…….

せっかく,雪がだいぶ溶けたと思ったのに,また,雪か.

2015年2月23日月曜日

ぎゃー!

明朝(2/23)が入稿締め切りの報文の作業が 5 時間分飛んだー!ひゃっほー!

……死にたい.

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最近話題の論文自動保存装置を導入しておくべきだった…….

2015年2月22日日曜日

進歩

前に,iPhone の Safari で表示されるエロマンガ(電子書籍)の広告に,windows のペイントを使って取って付けたような下着(?)が書き込まれるようになった,みたいなことを書いた気がするけれど,最近,その下着がちゃんと下着っぽく描かれるようになっていることに気付いた.

2015年2月21日土曜日

でも,あの映画の中では,震災が襲った瞬間の波打つ街並みという凶悪な描写と,震災でボロボロになったうえに焼け出された本庄らが必死で研究室の文献を運び出して途方に暮れているシーンだけは(個人的な経験と思い入れ込みで)評価できる.あのシーンはマジで泣ける.

あ,そうか!みんなあのシーンを指して「泣ける」っていってるのか!(違)

耐えられない苦痛

あのさー,2 時間もかけてあのクソ映画見る時間があったら,頼むから堀辰雄の「風立ちぬ」だけでも読んでくれよ…….中編だし,3 時間もあれば読めるから!青空文庫でタダで読めるから!

http://www.aozora.gr.jp/cards/001030/files/4803_14204.html

未来永劫「風立ちぬ」という言葉が,あのクソ映画に汚され続けるとかマジでありえない.

2015年2月20日金曜日

きづいたこと

「SHIROBAKO」が本当に面白い.まだ終わっていないけれど,'10 年代のアニメ史には確実に残る名作になるだろうし,(元々,評価高いけれど)水島監督の評価もすごく上がると思う.そんな,「SHIROBAKO」を見ていて,なんで「風立ちぬ」はあんな良さを感じないアニメだったのか,ということに気付いた.

このふたつのアニメの共通項は「ものを作ることへの情熱」を描いているところだと思うけれど,かたや過去の栄光にすがるだけの出涸らしに近い,辛うじてものを作るという "作業" をしている老い耄れの過ぎ去りし情熱への憧憬を描いた作品,かたや気鋭の俊英であり「働き過ぎ」という評価がなされるほどの監督の制作への現在進行形の熱意を反映した作品なのだから,出涸らしの過去の自分を美化(過大評価)したオナニー作品がつまらないのは当然とも言える(そう考えると,出涸らしよりもっと先輩にあたる高畑監督の「かぐや姫の物語」を作れちゃう熱量はマジパねぇ…….「かぐや姫」は,高畑監督の「今の技術を使えばアレもできる!コレもできる!あ!アレも試してみよう!アニメ制作マジ楽しい!」感がすごい作品だったもの).

たぶん,「風立ちぬ」が「いい」と感じる人は,過去の情熱や熱に浮かされて全霊を捧げていた時代への憧憬に共感できる,もう挑戦をやめちゃった人なんじゃねーかな,と思う.そう思うと,あの映画を「いい」と感じる日がきて欲しくないなと思ったり……

せっかく

体重が人の倍くらいあるんだから 50 kg 強の 2 匹の俺になって仕事分業できないものだろうか…….でも,知能も半分になるなら単純作業しかできないから無駄か…….

初めての体験

手間取っていた作業が一段落した午前 10 時半頃,コーヒーを啜りながらメールチェックしていると職場の自分のデスクの電話が鳴った.基本的に自分のデスクに電話がかかってくることなんてほとんどない上に,かかってくる相手とタイミングはだいたい固定されているので,「こんな時間にいったいなんだろう?」状態で電話に出ると,流れたのは機械音声.「なんかヤバい電話取っちゃった!?」または「なんかの悪事が露見して職場まで特定された!?」とオロオロしながら聞いていると,どうやら某マスコミのいわゆる電話口世論調査の模様.そんなわけで,てきとーにボタンを押してアンケートに答えて終了.

こういう調査って母集団によらずサンプル数は 1000〜2000 くらいだと思うんだけれど,固定電話の加入数から考えて,当たるのは,結構低い確率な気がする(3〜5 万分の 1 くらい).こんなものが当たるくらいなら宝くじでも当たってくれればいいのに,と思いました.

2015年2月19日木曜日

こんいんせいど

前の記事の補足的な.

そもそも,婚姻制度に疑問がある僕が結婚したのは,別居していると事実婚にもならないからだったりします.結婚しちゃった以上,同居になっても離婚する手間をかける気もないですが.

ふーふべっせい

選択的夫婦別姓の話題が盛り上がっているのは一体なんだろう,とググったら,裁判のニュースを見付けて,なるほど,と思った(←いまここ).

僕自身は,どちらかというと選択的別姓支持派で,この間,婚姻届を書いたときにも「まだ,選択的夫婦別姓って制度化されていなかったんだっけ?」とか思っていた程度の無関心なんだけれど(そもそも婚姻というシステム自体が疑問な人なので),そもそも,姓が異なること(または,姓を変えること)でどの程度影響があるのかがよくわからない.

ただ,この間,婚姻届を書いたときに思ったのは,姓を変えること事態は面倒くさそうだなということと(特に日常,旧姓を用いるとしたときにふたつの名前があるとなおさら),姓を同じくすることに幸せを感じる人がいるのだな(結婚の実感と言ってもいい),ということ.結局,僕の場合は,(手続きが面倒くさいからそっちが変えてねという俺様理論と,姓が変わると色々面倒くさいとされる過去の業績との整合性という観点で業績数勝負に勝ったので)自分の姓は変えなかったんだけれど,可能な限りは結婚相手が旧姓で活動してくれて構わないと思うし,業績数で負けていたらこっちが変えていただろうし,じゃんけんで決めたっていいと思うわけで,(多くの場合は)一生つきまとう姓の選択をよりフレキシブルにするというのは,至極,真っ当な話だと思う.

とはいえ,別姓にしたいと強硬に思う人にとって,姓が変わることで生じる不都合がどれほどの規模なのかというのも,実のところ,よくわからない.現行の戸籍制度を大きく変えるためにかかるコストと照らしたりとか考えると,更によくわからない.姓が変わった人を見たって,「結婚(離婚)したんだな」としか思わないわけで,いんたーねっつのなかった情報化社会以前ならともかく,いまどき,過去の業績を現在の個人とアイデンティファイできないなんてこともほとんどないわけで……(そもそもそういう場での旧姓利用はだいぶ進んでいるんじゃないかと.もちろん,ふたつの姓をもつという不都合はあるとして).

こういう話になってくると,根本的に婚姻というシステムに疑問がある僕ちゃんとしては,そっちをとっとと変えたらいいんじゃねーの,とか思っちゃうんだけれど.

だらだらと駄文を重ねてきてなんだけれど,この件,論争になってしまっているのは,実は「姓」とか「家族制度」とか「現行のシステム」とか,議論や理性で解決のはかれるところではなくて,もっと感情的な部分の "「異質」な人間への生理的な畏怖" にあるんじゃないかと思っている.これだけ選択的別姓支持な僕でも,別姓を維持するためだけにわざわざ離婚してまで事実婚を選択したりとか,裁判を起こしてまで別姓を勝ち取りたいというバイタリティーには,正直,やや違和感をもったりもするのだ(もちろん,その事情は察せるし,違憲判定が出て選択的別姓制度が確立することになれば喜ばしいことなんだけれど).国民の大多数である「別姓を選択したい」なんて人生で一度も考えたことがない人にとって,「別姓に拘る人」や「選択的別姓支持の人」というのは,彼らの人生の中であまりに "異質" で,理性や論理の外にある畏怖の感情を巻き起こすであろうことは想像に難くないし,そういう人に感情を排除した理解を求めても無駄なことなのだと思う.感情ってそういうもんだしね.僕個人は,そういうロジックの外にある感情も大事にしたい人なので,「○○が理解できないなんて論理的じゃない」という論調で,こういう層やその感情を論敵扱いするのは,なんか違う気がするのです.

この辺,「異質」に「同性愛」とか,そういうものを当てはめても同じ現象が起こることなので,「異質」に対する生理的な畏怖というネタで何か書けるかも,とか思ったり思わなかったり.

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追記:この記事を書いた後にちょっと調べてみたら,選択的夫婦別姓は賛成・反対が半々くらいなのね.見付けたいくつかのアンケート結果では,反対がやや多いという程度.

2015年2月18日水曜日

甘い

分析のスタンダードを作っているときに急に話しかけられてびっくりした勢いでホールピペットで標準液を飲んだバカは私です.臭化カリウムって甘いんだな…….

タイトル

http://blog.livedoor.jp/nwknews/archives/4827992.html

ここに挙ってないのなら「第七官界彷徨」かな.「魚服記」とかもセンスあると思う.「暗夜行路」とか「高野聖」もいい(漢字のみのタイトルに惹かれる傾向).スレにも挙ってるし,「銀河鉄道の夜」は別格な感じ.

2015年2月15日日曜日

すきい

大荒れの天気予報がでていた今日,手稲まで同僚とスキーに行ってきた.ひどい吹雪で,標高高いところはリフトがダメで,何度かホワイトアウトになりながら 5 時間弱ほど滑って,肉食って帰ってきた.

2015年2月10日火曜日

なぜか

札幌教育文化会館なうなのです.

→まどマギコンサート(1 日目)感想

アートの問題

巷ではティラノサウルスにもさもさと羽毛が生えた絵が大流行していて,一般の人だけではなくて古生物マニア(not 専門家)まで巻き込んで阿呆みたいに盛り上がっているみたいだけれど,なにが楽しいのかよくわからない.それは,ただの絵だ.判断できるのはアートとして優れているかどうかであって,学問とは何の関係もない.それだけ.

例えるなら,初音ミクをモチーフに二次創作絵を書いてお互いに見せあっていた集団の中で,誰かがちょっと奇抜な衣装を着せたことに端を発して,初音ミクのソフトの仕様と絵の衣装に関して大仰に議論しているくらい論点のズレた馬鹿げた話なんだよなぁ…….

そーいえば,古生物学三大不毛議論ってなんだっけという話をしているときに「復元!」とか(「それ古生物学じゃないじゃん」という意味で)ピントがズレた発言をしていた彼は今回の件に関してなんかまたアホなことを喚いているんだろうか……(遠い目)

この辺,真面目に書く気も起こらないくらいどーでもいい話なんだけど,アウトリーチ絡みで,ちょっとどこかに書くかも.

……というか,似たようなことは書いてたか.

まぁ,アウトリーチとアートと広報活動の話は,書いておいてもいいかもしれない.

2015年2月9日月曜日

ぶるーはーつ

The Blue Hearts のカバーが使われているアニメがあると聞いて,不思議な気分になる.The Blue Hearts なんて,セックスとの親和性の高いサブカルの薄っぺらい青春ごっこの象徴みたいなもので(※),アニメとかそういう文化とは対極にあるような気もするんだけれど,さすがに,あの単純なパワーコードに紡がれる響きはコケティッシュな声優の声で歌われても気持ちのいいメロディーで,ポップな演出のアニメにカラッとしたロードムービーの雰囲気を漂わせていて,大変遺憾ながら,とてもいいと言わざるを得ない(作品が良いとは言っていない).

80' 年代のセックスに直結したアングラから出た音楽が,(大体僕らの青春時代にあたる)90' 年代末に伝説になってしまって,さらに解体された結果,メロディーと詩だけが 20 年経って,元の存在から遊離して響くというのはちょっとしたロマンかもしれない.

(※)この辺は大槻ケンジの「リンダ・リンダ・ラバーソウル」あたりが詳しい.大槻ケンジの小説の中でこれだけは読む価値ある.

2015年2月8日日曜日

なんだったんだろう?

今朝,師匠から電話があって出たんだけれど,タイミングが悪く,向こうが電話を切ってしまったみたいで,繋がった瞬間に切れてしまった.こちらからすぐにコールバックすれば良かったのだけれど,遅めの朝飯を食っている最中だったので,「まぁ,重要な要件ならそのうちまたかかってくるだろう」と放置した結果,未だにかかってこないので,やや気になる.電話に出たときに聞こえた背後の音が,札幌駅の構内のアナウンスっぽかったこともあって,スゴく気になる…….つい,一週間前に電話があったときには,こっちに来るとか言ってなかったので,そういうことではないと思うんだけれど.

2015年2月7日土曜日

右肩痛い

昨日,職場のボウリング大会があり,チーム戦 1 位,個人成績 7 位(20 名中)という輝かしい成績を残して ¥1000- 分の図書券をゲットした結果,筋肉痛で表題.

2015年2月6日金曜日

疲れてきた……

2015 年も 1/12 がとっくに終わっているんですって!

作業はいっぱいしている気がするんだけれど,ちっとも成果が伴っていないような.ちゃんと効率的に手役を育てているんだけれど,一向聴地獄みたいな.

2015年2月3日火曜日

珍しく

二日連続で最終退出者な今日この頃.取り敢えず,修羅場はいったん乗り切ったような,まだまだ続くような…….いや,まだ,普通に修羅場は続くな…….

明日からは出張.

2015年2月1日日曜日

どうしようかな…

ちょっと化石処理をしに出勤して黙々と水遊びしていたら外が家に帰る気をなくするレベルの吹雪になってるんだけど,今日は泊まってもいいかな?……いや,家まで 15 分だけども.それでも帰りたくなくなるレベル.

2015年1月31日土曜日

アイマスカバー曲

http://blog.livedoor.jp/news23vip/archives/4818369.html

いおりんの「カナリア諸島にて」が入っていないことに衝撃を隠せない.大滝詠一さんの声は大好きだけど,この曲に限ってはいおりんの方がいいくらい.基本的にいおりんのカバーは当たり多い気がする.「ガーネット」,「Do you remember me?」,「ラビットパニック」あたりもよかったし,「恋愛サーキュレーション」も良かった.

真様好きだから,真様のカバーは基本好きだけれど,「Swallowtail Butterfly」と「ナツノハナ」と「DING DONG」は特に良かったな.「星間飛行」もいい.

思い入れなしで語るならりっちゃんの「東京は夜の七時」とか,ちひゃーの「まっくら森の歌」あたりがハマってたかな(声質だけ.歌唱力についてはノーコメントで).あと,ネタ枠で毛虫の「すいみん不足」とか.俺と同じ誕生日であるところの小鳥さんの「やさしさに包まれたなら」も好き.

……しかし,年単位でアイマス曲とか聞いていなかったのに,声だけで誰か分かるレベルをまだ維持している自分に驚愕.

(※ただし,フォローしているのは MASTER ARTIST2 くらいまで)

広告2

また,ネット広告の話.

 iPhone の Safari でスマホ表示にしておくと,サイトの種類に関わらずエロマンガやエロスマホゲームの広告がよく表示されるんだけれど,最近,普通のサイトに表示されるそれらの広告に規制がかかったのか,完全にエロシーンなのにとって付けたような,それこそ Windows Paint で上からてきとーに塗りつぶしただけのような下着が追加されていることに気付いた.

2015年1月29日木曜日

挨拶状

入籍報告の挨拶状などを作成.

普通のテンプレを使ってもつまらないから色々マニアックなネタを仕込んだりとか(文章はテンプレ通りだけれど).

2015年1月28日水曜日

気になる……

ちょっと前から,電子書籍とか電子貸本とかの広告が多くなった.最近は,マンガの電子書籍出版も増えてきて,自宅の面積的に,電子書籍で購入するのもアリなのかもしれないとか思ったりもするけれど,(槙島さん的思想で)紙の本を捲るのが好きなので,その一歩は,当面,踏み出さないと思う.

ところで,基本的に,そういう広告は無視しているんだけれど,なんとなく目に入ることは多々あって,そういう中で,極稀に,もの凄い展開が気になる数コマ抜粋とかがあったりするのは,完全に広告主の術中にハマっているんだろうな,とか思います.

2015年1月27日火曜日

中身(笑)

http://chaos2ch.com/archives/4290700.html

中身(笑).このスレで語られていることは,もはや古典な「動ポモ」一冊で全て解決する気がする.いや,'80〜'90 年代の大塚英志の評論でも十分かも.'00 年代論客は存在を無視して問題ないかと.

まぁ,中身といった場合,一般的には物語の有無ということになるのかな,と想像してしまうんだけれど,「中身がある」って一般的にいわれているのは,物語の喪失した記号の集合的な設定重視の作品が多いのは,たぶん,気のせいではない.作品から与えられた設定という記号を使って,鑑賞者が自分の物語を作品中に投影できる状態のことを「中身がある」といっているのではないかと推測できるからだ.

例えば,「ナウシカ」は,"中身論者" をはじめとして,一般に「映画よりもマンガの方が〜」なんて語られ方をすることが多いけれど,物語が太く全体を貫いているのは映画の方であって,原作後半は,設定厨の宮崎駿によるほとんど物語を喪失している設定消化に過ぎない(「動ポモ」いうところのデータベース消費.この辺は,押野武志の講義を受けた影響が強い.「童貞としての宮沢賢治」あたりに詳しい).ただし,僕は映画の方が好きだけど,だから,原作はダメというわけでもない.結局は,どこに面白さを感じるかということが左右しているのであって,テクストを読むこと,テクストから読み取れる事実に魅力を感じる人にとっては設定の有無は重要ではないし,設定から己の物語を紡ぐこと(=「中身」)に快楽を覚える人にとっては「中身がある」ことが重要なのだろう.僕が後者に相容れないのは,単純に,二次創作文化が嫌いだからなんだけれど,この辺,二次創作文化の展開とも関連が強い気はする.

中身がないことの槍玉に挙げられるのは,いわゆる日常系で,その中でも(売れたから)「けいおん!」は,真っ先に挙げられることが多いように思う.「けいおん!」の描く世界は,架空の女子校の中の架空の世界と捉えれば,耽美主義的な文学や,いわゆる少女小説に近似できるかもしれないし,日常の中に潜む感情の機微を描いていると捉えれば,私小説や純文学的でもあるかもしれない.個人的には,「けいおん!」をはじめとする日常系の作品群は,小津映画的だと思っている.そういう意味では「中身がない」と揶揄されるようなモノは,ほかのメディアでは,さして珍しくもなく,そして,それぞれの分野で一定の評価がなされているものでもある.

ここで,ちょっと面白いなと思うのは,こういった日常系の二次創作が非常に多いことだ.それらの多くは,数少ない設定を高い自由度と解釈して,既存の物語に設定を当てはめることで,「中身」を欠く日常系を「中身論者」の要求を満たすように改変しようとしているように見える(代表的なのは蛸壺屋).この辺,大塚英志辺りが盛んに言っていた「大きな物語を喪失した時代」に生きていかなきゃいけない今の若者が物語の消費欲を満たしているということなのかもしれない.

物語の喪失以降が,ポストモダンだったとすると,「中身がない」と揶揄される作品群は,アニメ(というかサブカルチャー)がようやく脱構築し始めた切っ先ともいえるかもしれないですね(マンガはたぶんもっと古い時期にこの段階に至っているんだけど).

まぁ,こっちにつらつら書いているということは,その程度の妄言ということです.後期クイーン的問題(の第一問題)あたりまで話を伸ばす気力は湧かなかった.

字幕のはなし

補足.

字幕については,数々の名(迷?)翻訳を生み出してきたことを,もっと評価するべきだと思う.

例えば,分かりやすい例だと,"Here is looking at you, kid." を「君の瞳に乾杯」と訳したとしても,それを声優が日本語で発話してしまっていたとしたら,たぶん,こんなに語り継がれる名台詞としては残っていないのじゃないかと.耳でハンフリー・ボガードの賺したイケメンボイスを聞いて,異国のキラキラした世界でイケメンと美女が囁きあっているという雰囲気に浮かれているからこそ「君の瞳に乾杯」が,際立つものだと思うわけです.これが日本語で発話されていたら,いくら絵が異国のイケメン美女であっても日本語の響きにどこか日常を想起させられてしまうのではないかと.

2015年1月26日月曜日

字幕と吹き替え

字幕か吹き替えかで論争になることがあるけれど,基本的に字幕派.字幕の情報量の少なさとか,訳の拙さとかは,まぁ,頑張って聞き取れば,そんなに問題ではないかと(※).それより,声という役者の演技の大部分を占める要素を他人のもので代替したんじゃ,役者にも監督にも失礼じゃないかと思うのです.ぶっちゃけ,なに喋ってるか分かんなくたって,演技や映画は楽しめると思うの.一回見て,内容把握してる映画なら字幕も消すよ.

でも,アクションとか,演技を気にしない映画は吹き替えの方が気楽でいいかも.アニメも吹き替えでいいかな……(日本の声優業界の層の厚さ的な意味で).

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(※)長セリフとか,堅苦しい独白とか,小難しい議論とかは,制作者側も "聞けるように" 撮るから意外と楽に聞き取れるんだけれど,日常会話はぼちぼちで,どーでもいい(言い争っていることが伝わればいいような)クロストークとか,展開が急な場面での短い言葉の応酬とかは,かなり難しいから字幕に頼る感じ(そういう場面は字幕の少ない情報量でも構わないし). あと,訛りの強い役者さんのセリフはお手上げ,字幕様万歳という程度.

面白い

http://blog.livedoor.jp/news23vip/archives/4816473.html

こんなの,完全に読者の主観以外のなにものでもないんだけれど,自分が好きなものの系統がみんな似通っているかというと,そんなこともないから謎だよね.大した量のマンガなんて読んでないけれど,自分のマンガ書棚の系統ちゃんぽん振りはかなり謎.

ちーちゃんの存在

本編補足.

「ちーちゃんはちょっと足りない」のちーちゃんの存在とはなんなのか,というところ.

一義的には,本来,全く交わらないナツとその他の世界をつなぐキーであって,ナツがどういう人間なのかは,ちーちゃんの存在を通してしか物語に関わらないので,ちーちゃんと読者以外には誰にも分からない(ちーちゃんの存在意義がマクガフィンであるともいえる).そして,ナツの存在を物語の世界から疏外するための,読者とナツだけを作品から切り取るための道具のようなものでもある.

話自体も,「ちょっと足りない」のは,ナツなので(ちーちゃんはだいぶ足りない),結局,タイトルそのものが悪意のようなものだと思うのでした.

まぁ,ちーちゃんが,世界と繋がっている限りは,未来にどういう苦い経験を経るか,という点を置いておけば,バカなナツにとっても世界との繋がりは放棄されていないわけで,ちーちゃんがエルピスのようなものであると解釈すれば,あのラストはパンドラの箱の底に最後に残ったもののような寓話にもなりうる(この寓話の色んな解釈コミで).

2015年1月25日日曜日

雪ミク

そんなわけで,新千歳に行ったときに,職場の上司から雪ミクの展示が行われているとか聞いたので迷い込んでみたんだけれど,よく考えなくても,初音ミクには造形的な魅力を感じるし,ボーカロイドという楽器には興味がなくはないんだけれど,マスターでもないし,あのキャラクターそのものには何の思い入れもないものだから,二次創作的なキャラクターをフィーチャーしたあの空間にはなんの思いもなかったのでした.

関東

所用で関東に行ってきた.ちょうどいい天気に恵まれて,道民には暑いくらいだった.両親と妹夫妻と飯を食いにいったのだけれど,(何の嫌がらせか)北海道の料理を出す店だったりして,なんだかよくわからなかった.真だちが美味かったので,まぁ,よかった.

ぎふ

http://alfalfalfa.com/archives/7771899.html

行ってみたいところではあるけれど,このスレ読んでも魅力が全く伝わってこなかった件.白川郷とか,美濃とか,飛騨高山とか,郡上八幡の層状チャート岩体とか色々,見に行きたいところは多いな.

2015年1月22日木曜日

こりずに

また,見てもやってもいない艦これのはなし.

なんか,史実通り(?)艦娘が沈没(死亡?)したとかなんとか盛り上がっているようなので,ミッドウェーでぼろ負けして空母 4 隻ほかを失って坂道を転がり落ちるようにボロボロになって(この場合,中途半端な展開のアリューシャン戦は無視して構わん),最終的に深海なんちゃらに本土を占領統治されるとか,そういう展開なら,面白いのでたぶん見る.あと,やっぱり,あのレイテ沖海戦をやるなら見るかも.最終話がレイテ沖とかだったら胸熱.

2015年1月21日水曜日

よかった

某センター試験の数学 IIB が随分と低い平均点で話題になっていたので,久し振りにセンター試験の問題を眺めてみた.全部解けたのでよかった.ただし,時間制限はないものとする(1 時間半くらいかかった?).

触れるだけ馬鹿をみる

あの件とあの件には触れるだけ馬鹿をみるから何も書かない.

めたる

http://alfalfalfa.com/archives/7766345.html

メタル好きだけど,最近は,ほとんど新規には手を出していない.そもそも,以前から日本のメタルバンドは(有名どころを除いて)ほとんど聞いてこなかったけれど,最近となると,あれだけ好きだった人間椅子も後藤さん脱退後は 2 作くらいしか追ってないし,陰陽座なんてもう何年聞いていないか分からないくらい.筋少は相変わらず聞いているけれど,アレをメタルに含めるのは異論が噴出しそうだから止しておきたい.

何故か全くと言っていいほどスレ内で触れられていないけれど(メタル好きの一人として "あえて" 触れない理由も分かる),日本のメタルシーンの現状は,良くも悪くも X が大きくなり過ぎたせい.

2015年1月20日火曜日

ただ格好いいことを言ってみたいだけ

とある問題に関して,「新視点」や「卓越した」と言われるような,いわゆる鋭い意見とされるものの大部分は,文言の外に論理の飛躍や発言者のとんでも脳内設定を内包しているもの.ごくごく稀にある,ほとんどの関連事項に関して配慮の行き届いている鋭い意見というのは,ひとつのパラダイムシフト.

2015年1月18日日曜日

そういえば

今日は,センター試験の 1 日目だったらしいけれど,「相変わらず,ソシュール以前の世界に生きているバカが国語の設問に関してあーだこーだバカな話をしてるんだろうな.世界はもう,ポストモダンの時代も終わっているというのに……」とか思っていたら,案の定過ぎて,日本の国語教育はどうなってるんだろう,と心の底から不安になった.

少なくとも,僕は,高校の現代文の時間にソシュールからソーカル事件までの言語学史のザックリした解説は受けたし,(大学入試程度の)国語の試験は記号学に基づいたテクストの読み取りの習熟具合を見られるから,そういう技術を磨け,と言われたわけで(一応,全国的に有名な私立の進学校だったから,これが普通とは思わないけれど),普通の教育を受けていれば,どこかしらでそういう概念は学ぶと思うんだけれど…….

http://alfalfalfa.com/archives/7762061.html

好奇心の赴くまま,やりたいことだけやって生きていられる場所を探して生きてきたらここに来たので,未だに感覚的にはよくわからない世界の人たちの会話.

やったことに付随して賃金が支払われるのだから,賃金のために何かをするという感覚は,やっぱりなんかズレてる気はする.普通の人は金がもらえたってめちゃくちゃ嫌なことはやらないだろうし,いま現在の仕事がつまらないと思っていても補償的に生活のためとか理由をつけて割り切るだけなんじゃねーのかな,と.

基本的に,成果主義やホワイトカラーエグゼンプションに親近感があって,労働量を無視して時間を賃金に換算することに嫌悪感を もつタイプなので.

自分を顧みると,ただ生きるとか,ただ生活することにはまったく興味がないので,やりたいことをやる時間を賃金に交換してまで生きるくらいなら,とっとと死んだ方がいいと思ってしまう.猛烈にやりたいことがあって,それにかかる金を稼ぐために時間を売るという考え方はわかる.

すのはれ

昨日,すのはれをパロって遊んでたけれど,snow halation という状態を想像するに,夜の街灯の灯を照り返す雪ではなくて放射冷却でガンガンに冷えた日の朝日を受けた雪原で目が眩むようなイメージの方が近かったかな,と思い直した.

素直に stargazer な頬のそばで舞う雪たちでかじかんだ指のすき間を通る星座から未来を見れば良かったな.

2015年1月17日土曜日

季節感・冬

誰にも理解されないかもしれないけれど,北海道の冬が好き.そりゃ,クソ寒いし,(地域によるけれど)雪も多いし,一般的にネガティブな要素ばかりだけれど.

例えば,しばれる朝に,ガンガンに暖まった室内から外に出た瞬間の,外気に触れた肌が切れるような痛みとか,肺腑に吸い込んだ空気が頭に抜けるような冷たさとか,カラカラに乾いた雪の舞う風とか,目の前に広がる白と黒のモノトーンに沈む風景とか,そういうのが好き.例えば,凍てつく夜に,灰色の雲が街を覆っていて,ハラハラと舞う雪が街灯の光をキラキラと反射する中でかじかんだ手を擦り合わせながら咥え煙草で歩くときに切なさと名前をつけて,悔しいけど好きって純情〜♪

(真面目に随想散文書くの飽きた)

人に北海道を勧めるときには「夏の気候が最高」とか「寒さは着れば耐えられるけれど暑くても全裸以上には脱げない」とか言っているのだけれど,実のところ,(わざわざ戻ってきてまで)北海道に住み着いている理由は,冬の季節感にあったりする.

2015年1月15日木曜日

デスク探し

自宅での作業効率化のためにデスクが欲しいと思っているんだけれど,なかなかしっくりくるデザインのものがない.オサレ感とかスマートな感じとかいらないから,奥行きがあって安定感のある感じで,10〜15 万円くらいまでのデスク,どこかに落ちてないかな…….

2015年1月14日水曜日

なんだそりゃ……

某学会から「学会会場に以前送ったフリーパスを持ってこないと会場に無料では入れないよ!(要約)」という衝撃のメールが…….いや,行かないからどうでも良いんだけど,どうなのよ,これ?

こうき

原作2>原作1>>>>イノセンス>>>>GIS>>>>>>>>(越えられない壁)>>>>>>>>SAC1>>>SAC2

なお,Arise は見ていない.いや,SAC も普通には面白いけどね.別作品として.なお,異論は僕の見えないところで適当にやってて下さいな.

ちなみに,原作(特に 2 巻)を知っていてなお,SAC 好きとか言えちゃう人とは友達になれない.この作品は,ゴースト周りのいわゆる大正期くらいに流行ったオカルティズムと科学(用語)の混在文学の延長線上な形而上的な SF っぷりが魅力なのであって,人形遣いと融合しない,体を持ってる少佐が活躍する刑事ドラマなガジェ SF なんて,別に,攻機としてやる必要なんてなかったのだー

2015年1月13日火曜日

艦これに思う

艦これは,全く興味の埒外なのでどうでもいいんだけれど,アニメになった艦娘たちがモーターボートばりの機動力で動き回っていた映像(たぶん PV?)をみて,艦船特有の鈍重さを模倣しないんだったら,そもそも艦船を萌え化する意味がないんじゃないか,とは非常に疑問に感じたし白けた.単にモチーフのみの引用だったら戦闘なんていらないわけで…….

ネウロイ的な安直な敵設定もなんだかなぁという感じ.せっかく帝国海軍の船ばかり(と聞いている)なのに,他国の艦娘とバトルするわけでもないらしい.

あと,矢が戦闘機になった描写で昆布茶噴いたw なんか,矢の方は調べたら空母って設定らしいけれどwww

2015年1月12日月曜日

ぼっち席

ここ 2, 3 年くらい大学の学食にぼっち飯用のぼっち席ができているみたいなニュースを見ることが多いけれど,そもそも,大学の学食ってぼっち飯以外の人の方が少ないイメージなんだけどな.四人掛けのテーブルの対角にぼっちがそれぞれ座って本とかスマホとか論文とかを空いているスペースに置いて読みながら食ってるイメージ.むしろ,「あそこの研究室っていつもみんな一緒に飯食ってるよね?」とか逆に話題になることがあったような……

ちなみに,僕は,基本的に飯は自分のペースでひとりで食いたい派なので,基本的にぼっち飯です.食事中に会話とか嫌だ.もともと喋っていた流れで飯の時間になったとか,会話やコミュニケーションの方が主体で,食事がおまけな場合はその限りではないけれど(飲み会とかランチミーティングとか).

成人式

自分のからは彼此 10 年以上の月日が流れた.ちなみに,僕自身は地元を離れていた(住民票も移っていた)ので成人式自体出ていないんだけれど(いまはどうか知らないけれど,当時は成人式=同窓会だったので,札幌で出てもしょうがなかった),当時も,最近の風潮をメディアで見るにしても思う(思った)のは,成人式って基本的にいい歳したおっさんがこぞって新成人を小馬鹿にする日だよなぁ,ということ.

新成人が式典自体に意味を見出さないのは,いまも昔も変わらないとして,ちっとも面白くない親父ギャグとか,ウケ狙いだけどだだ滑りのイベントとかをかまされるくらいなら,厳粛に荘厳に式典を行って,つまらない地元の名士の長話を聞かされる方がマシだと思うんだけれど,相変わらず,阿呆丸出しのイベントなんかがセッティングされているようで,なんとも言えない気分になる.式典で大騒ぎする DQN と公式に行われている式典で AKB だかなんだかの歌を歌う市長(だっけ?)とどっちが低レベルなのやら……

ぶっちゃけ,そんなクソみたいな企画をドヤ顔で晒している連中は DQN に式典ぶちこわされてればいいんじゃね,どうせみんな同レベルのバカなんだし,とか思う.

らっぴ

http://alfalfalfa.com/archives/7750585.html

函館周辺地区限定とか言われているけれど,その昔,みつわ台(千葉市)にも店舗があって,母方の祖父母宅(七飯町)にもあったから全国展開しているものだと高校くらいまで思い込んでいた.

ベーコンエッグバーガー派です.

2015年1月11日日曜日

国内旅行

近年,国内旅行に凝っていて,年に 1 回はどこぞに旅行目的で行っている.加えて,学会とかで行くときも,短い時間ながらも観光の時間を作ってふらつくことが多い(学会のセッション をサボったりもするけど.とはいえ,そんな短時間だとあまり廻れないので有給とって 1 日出張を伸ばしたりとか).

海外とかでも行きたいと思うところは色々あるんだけれど,手軽ではないし,ネイティブじゃないと制限も多いし,危険も多いし,どうしても著名観光地を中心にスケジュールを組まなきゃもったいないのでゆっくり出来ないしで,なかなか難しい.その辺,国内だと(金銭的な余裕のできたいまなら)ふらりと身一つで気軽に行けるので気が楽なのです.

そんなわけで,四国旅行を計画中.うどんと骨付き鳥が食いたいというだけで思いついたんだけれど,ついでに中央構造線と四万十帯を見たいな,と.

2015年1月9日金曜日

今期こそマジで

新規作品をほとんど見ない気がする.前クールがいい作品多かった割に,今クールの絶望的なまでの見る気の起こらなさよ…….「ユリ熊嵐」はイクニ監督作なので見るとして,ほかは石川雅之先生が好きなので「純潔のマリア」くらいかな.いくつか 1 話くらいはチェックするかもしれないけれども……

(追記 1/12)忘れていたけれど「夜ノヤッターマン」は設定で出オチな気がするけど,たぶん,見ると思う.

たぶん

ゴスロリ様は 40 代後半〜50 代前半.1980 年代後半のバンドブーム期に青春時代を送っていた世代であろう.年期のはいったゴスロリっぷりは蟻プロに近似していいんじゃないかと.

言葉の意味とネタの鮮度

某所で「ポスドクは水商売らしい」という言葉が Wikipedia の「水商売」の解説部分の画像とともに "ネタ" として書かれているのをみて,(一歩先も見えない非正規雇用なんだから当たり前だろ,という意味で)なにが笑いどころなのか,まったくわからなかったんだけれど,他者から「水商売を性風俗産業だけを指すとでも思っているんじゃねーの」と指摘されて,ようやく意味が分かった(その後,wikipedia を見たらそういう用法も一般的らしい).

水商売と聞いて,真っ先にイメージするのは落語家とか芸人のような職種なので(多分落語好きなせい),水商売って言葉自体に原義(というか,今でもそういう意味だけど)のイメージしかなく,性風俗業のみを指すという限定的な使い方はしっくりこない(「お水」とかの業界人が自称するような符牒ならわかるけれど).

ネタも水物なら,言葉の意味も水物だな,と思った(上手いことまとめたつもり).

2015年1月7日水曜日

ただ格好付けて言ってみたかっただけ

リベラリズムや中道左派が求心力を失った背景はファッションとしての Love & Peace が売れなくなった原因と通底している.

どうでもいいけど

「巫」の字が命名に使えるようになったとかいうニュースを見て,「へー,こんな普通(=常用平易)な字も入っていなかったんだ」と思った(正確にいうとそれを裁判で争ったというニュースを見たときにも思ってはいたのだけれど).でも,そもそも「巫(=シャーマン,神に仕える,神懸かり)」って,さほどいい意味・イメージの字でもないから子供につけるのってどうなのよ,とも思ったけれど,調べてみると「悪い」ってほどのものでもないかもしれない(「良い」とも決して思わないけど).というか,常用漢字が全部使える時点でもっとヤバい意味の漢字なんて大量にあるけどさ.

そもそも,仮に子供がいたとしても使う気もない字だから,自分には関係ないことなのでした.

2015年1月6日火曜日

うーん……

「生存戦略!」または「生存戦略しませんか?」は,学会でよく使ってたけど,「ユリ承認!」を学会で使うのは ムリダナ(・x・)

え?「世界を革命する力を!」は日常語ですよね?

2015年1月5日月曜日

【悲報】

http://blog.livedoor.jp/dqnplus/archives/1824026.html

俺氏,この IKEA の椅子に座れないことが発覚.

学校裏サイト

新年を迎えたのを機に,放置しまくっていた古いメールを整理していたら昔作っていた学校裏サイト(研究室の学生同士の非公開掲示板的なもの)のやりとりのログが出てきた.なんか,それを見ていたら学校裏サイト(OB 版)的なものを作って情報交換するとかいうアイディアを思いついたけれど,たぶん,やらない.

年賀状

能動的に年賀状を書かなくなってしまって久しいけれど,流石に返送しないほど無礼者でもないので,今更,年賀状の返事を認めたり.もう三が日終わっているけど.職場の人には配達されるより前に明日会っちゃうけれど.

……というわけで,ここを見ていてかつわたくしに年賀状を送っていただいた方々には,明日以降に賀状が届くことと思います,ということをお伝えさせていただきます.

2015年1月4日日曜日

新年の抱負的な

旧年中はお世話になりました.新年もよろしくお願いします.(定型文)

2014 年は,早々に身体をぶっ壊して,それ以降も病気の類いでダウンしてしまったことで不本意な展開も多くあり,不満足な年になったと総括も出来てしまいますが,まぁ,それなりに微速ながら前進を実感できた部分もあり,ぼちぼちといったところでした.いちおう,結婚もしたしね.今年は,前進を少しだけ加速できたら良いかなと思っています.あと,そろそろ本腰を入れて不良債権も片付けないといけないかな,と.

あと,バカになっちゃわないように(参考),もう少し頭を回転させる機会を作りたいなと思います.現在地が環境として不十分なわけではないけれど,極端に小規模なコミュニティーであるがゆえ,インプットや議論の場に乏しいのは事実なので(完全な同業者が日常的に周囲にいないゆえ,分野を区切ると自分がトップになっちゃう),どうしても思考が偏ってしまうし,周囲においていかれる危機感が常にあるので,もう少し積極的に外にでてボコられて来ようと思っています.

身体に関しては,まぁ,いまは持ち直しているのですが,もう少し大事にするべきかなとも思っています.もう無理は出来ない歳なのよね…….取り敢えず,夏前までには二桁まで体重は落とすつもりです.

パーソナルなところでは,もう少し,文化レベルを上げようかなとか思っております.自由にできるお金もあることだし.ここ数年は,メインカルチャー/サブカルチャーの別を問わず,文芸,音楽,芸術,演芸の鑑賞に時間を割けていない気がするので(それでも,アニメとか見ている分,一時期よりはマシかも),もう少しその辺をアクティブにしたいかなと思っています.とりあえず,「あ,この展覧会(映画,本,演劇 etc.)みたいかも」と思うだけで,そのまま結局行かないという展開は避けたいです.これは,脳みその回転とかとも一緒なんだけれど,この辺のインプットをサボると自分の感性が鈍っていくような気がするので…….

そんなわけで,ゆるりとのそのそと 2015 年も蠢いていようかと.