2015年4月22日水曜日

謎の名刺文化

最近,(悪い意味で)話題になっているらしいママ名刺という謎の文化のニュースを目にした.その記事自体,やや悪意を持って揶揄するようなニュアンスで書かれていたのだけれど,それすらも凌駕してその文化自体が甚だ気持ちの悪いものではあった.名刺というスタイルで交換し合う情報自体にも薄気味の悪いものを感じるし,そういうコミュニケーションを,名刺交換というスタイルを輸入して行うこと自体に疑問符がつく.

この気持ち悪さに通じるのが,学生時代の自作名刺の交換ごっこ@学会だ.基本的に学生が名刺を配って歩くことに意味を見いだせなかったので,当時は,自分の名刺なんて持っていなかったし,(必要に迫られたとき以外)配って歩いた記憶もないけれど,何より,挨拶やコミュニケーションをシステムに依存した形で行うことに抵抗感があったんだということが,今ならわかる気がする(同時に,ビジネスシーンでは,こういう簡易コミュニケーションシステムが必要になることも,今なら分かる).

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