2015年1月17日土曜日

季節感・冬

誰にも理解されないかもしれないけれど,北海道の冬が好き.そりゃ,クソ寒いし,(地域によるけれど)雪も多いし,一般的にネガティブな要素ばかりだけれど.

例えば,しばれる朝に,ガンガンに暖まった室内から外に出た瞬間の,外気に触れた肌が切れるような痛みとか,肺腑に吸い込んだ空気が頭に抜けるような冷たさとか,カラカラに乾いた雪の舞う風とか,目の前に広がる白と黒のモノトーンに沈む風景とか,そういうのが好き.例えば,凍てつく夜に,灰色の雲が街を覆っていて,ハラハラと舞う雪が街灯の光をキラキラと反射する中でかじかんだ手を擦り合わせながら咥え煙草で歩くときに切なさと名前をつけて,悔しいけど好きって純情〜♪

(真面目に随想散文書くの飽きた)

人に北海道を勧めるときには「夏の気候が最高」とか「寒さは着れば耐えられるけれど暑くても全裸以上には脱げない」とか言っているのだけれど,実のところ,(わざわざ戻ってきてまで)北海道に住み着いている理由は,冬の季節感にあったりする.

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