2014年12月28日日曜日

尾崎的なものの末路

http://alfalfalfa.com/archives/7719655.html

尾崎が生きていたらこのくらいの世代でしょ?

たぶん,大人は分かってくれなかったり,社会からのちっぽけな疎外感を謳ったり,内面と外面なんてファンタジーがあると思い込んでいたりする価値観の延長線上にこういう自己陶酔が成立すると思う.尾崎(でもゴダールでも誰でもいいけれど)が凄いのはこういうファンタジーを軸に「売れる商品」を作っていたからであって,その衝動とか思想そのものではないわけで……(最近は,教科書レベルまでそういう馬鹿げた取り上げ方をしているようだけれど…….そんなものより,文学史上の「『内面』の発明」とか,ちゃんと教えるべき).そんなファンタジーに酔って,感情までエピゴーネンに支配されてしまう哀れさと,それに接しなければいけない周囲の人間の面倒臭さと煩わしさを考えると,もう……(過去のある時点を思い出しながら).

2014年12月27日土曜日

ふしぎ

なんか,「徒然草」とかの現代語風の訳とかを引っ張ってきて,「700 年前にこんな真理に到達していた!」みたいな記事とかを SNS に拡散して,凄い感銘を受けている人とかをみると,「徒然草」とかの示す哲学に沿うように,その地平を目指して日本社会が発展してきているとは考えないのかな,とかなり不思議に思う(ようは,「徒然草」で示された哲学が先であって,それに社会が追随しているってことね).

2014年12月24日水曜日

発熱

結婚なんて慣れない上に主義信条に反することをしたせいで,38 ℃ オーバーの熱が出たので早く寝る.

2014年12月18日木曜日

一週間

一週間ずっと札幌に居るのは 7 月第 2 週以来だー,とか思ったけれど,よく考えたら,今週,(日帰りだけど)積丹半島に行っていた…….そうでなくても,爆弾低気圧がなければ道北に行っていたはずだったしな……

よかった……

今回の爆弾低気圧の関係で今日から三日間の道北オホーツク海側の仕事が飛んだんだけど,マジで危ないところだったな……

2014年12月15日月曜日

雑感2

鳩って究極の勝ち逃げだよなー,と思った.

あっという間に

いつもの冬の札幌.ただ寒いより,雪で真っ白な世界になった方が気分はいい.

雑感

次世代(ほぼ)消滅にイン博以来連綿と続くデジタルディバイドの向こう側をみた.まだ,仮想現実が青春時代にノリと勢いでやってる悪ふざけだということを理解できない旧世代って死に絶えていないんだなぁ…….

まだだ……

まだ,捺印はしていない!……そして,提出するかどうかは,まだ,分からない!

2014年12月14日日曜日

そういえば

比例の名簿で「支持政党なし」がトップだったのが笑った.というか,比例北海道ブロックだったのね,アレ.

震える歌

外に出たついでに昼飯をテキトーな飯屋で食っていたら,店の有線で流れていた曲が耳にとまった.やたらと古くさいメロディーの,古くさい失恋ソングだったから,「へー,最近はこんな曲が流行ってるんだなー.流行の周期性だなー」とか思っていたら,サビに入ったら「会いたくて会いたくて震え」だして,飯を噴き出しそうになった.

「会いたくて会いたくて震える」というフレーズが面白歌詞としてネット上でネタにされているのとかを見かけたことはあったけれど,何となく,勝手にフォークギター抱えてる系の女性シンガーソングライター(YUI 的な)のゆるふわした恋愛中幸せ一杯な曲なんだろうと思っていたので,ちょっと意外だった.

煽っていくスタイル

一話の前半がダルすぎてみていなかったアニメがやたら評判になっているっぽかったから,もう一度,一話から見てみたら,後半から急に面白くなって,久し振りに課金して追いついてみた.不安を無駄に煽っていくスタイルに対して,そこまで絶望的でもなくて残念.

でも,死んで終わりになるって設定よりは,死ねなくて永劫に苦しめられるって設定は好き.

なんか不思議

選挙が近くなると「みんな投票に行こう!」的な呼びかけをお互いに言い合うのが最近の意識高いトレンドらしく,SNS やら何やらで「みんな選挙に行こうね!」的な発言とか,「私は自分の主張をアピールするために選挙に行く!だからみんなも」的な決意表明とかを見かけるんだけれど,なんか不思議.

そりゃ,投票率が低いこと自体は社会的な問題ではあるんだけれど,普段,選挙に行かないくらい政治に興味がなく,政治のことなんてこれっぽっちも分からない人を選挙に行かせるようなキャンペーンを張ることにどれだけ意義があるんだろうか,と(しかも,選挙期間のみ).本質的に,政治に興味を持たせるような活動を日頃からやれよと.そもそも,そんなに低いレベルの,政治に興味がない無知な人間が大量に選挙に押し掛けるとか,恐怖以外のなにものでもないぞよ…….浮動票どころの騒ぎじゃない.

知り合いには,(僕の政治的なスタンスとは一切相容れないけれど)政治活動をしている人とかも居るので,そういう普段から自分の所属する政党とか団体の関連政党とかについて語っている人が,自党の宣伝もコミで,そういうアピールをするのはまだ分からないでもないんだけれど.

2014年12月13日土曜日

まだ遅くはない……たぶん

最近になって,時間の使い方が分かるようになってきて,ここ数年間の losing my religion な感覚から抜けられそうな気がしてきた.それとともに考える時間が出来てきたことで,ようやく自分の将来像が外面的には見えてきたような,知っていたけれど無視していたことに向き合う覚悟が出来たというか.内面的には相変わらずロストしているんだけれども,外面は大事.

そんなことより腹減った.

おねショタ

おねショタに萌えるという事実は少年時代の暗い記憶からの逃避に過ぎない.……美人で優しい近所のお姉さんに可愛がられたかったなぁ(性的な意味ではなく).

テンション上がる

注文していた品の試作品の写真をみてテンション上がる!

紙っぺらをみてテンション下がる……

(CV: 花澤香菜)

※佰物語「気象警報」より

さらばペヤング

なんか,【悲報】みたいなノリで凄い盛り上がってるけど,ペヤングって不味くね?

というわけで,あのクッソ不快な対応をしていた企業がネットのルサンチマンの渦に巻き込まれて死にかけているようで目出たい限りです.今後,人生がボロボロになるであろう社員の方々(クソみたいな広報を除く)にはなんの恨みもありませんが,やきそば弁当が美味い!

食品への虫の混入の問題について日本の神経質さにはうんざりしている派だけれど,ああいう不快な対応を当然のようにする企業を葬り去れるような日本の陰湿なネットワークとルサンチマンの暴走っぷりは眺めていて非常に爽快なのでおk.

2014年12月12日金曜日

真綿で首を

締められるような感覚はずっとあったけれど,その途中で鈍器で頭を殴られたような…….

2014年12月8日月曜日

久し振りに長い

昔から持っている「半径 5 m,前後 10 人」の話を,かなりマイルドにして書いた.書き終わって,読み直してみると,もうちょっと本心に近いエグい話を書いても良かったかもと思った.これをわざわざ書いた直接の理由は,顔本に阿呆な発言を繰り返す知人がいて,それを見るたびにフラストレーションが溜まっていたからなんだけれど,顔本にリンクする勇気はない.

http://dokuwakooshow.blogspot.jp/2014/12/5-m-10.html

2014年12月6日土曜日

わりとディープな

http://alfalfalfa.com/archives/7672702.html

北海道スレ.旭川が北海道第 2 の都市なのは(道民としては)常識だけど,東北も合わせて第 3 の都市だったという衝撃的事実.

個人的には,北海道に住むなら気候の穏やかな伊達がオススメ.温泉も近いし.札幌は約 200 万都市なのに雪が大杉,噴火湾沿いは夏の天気が悪い,函館は(新幹線も通るし)悪くないんだけど観光都市化し過ぎていて住むには向かないであまりお勧めできない.

あと,北海道・東北第 2 の都市こと仙台は二度と住みたくないくらいクソな街だった.

ポル産

ハイスクール D×D の三期楽しみ.本当に,純粋なまでにただのポル産アニメなんだけど,面白いんだよな,これ.「ラノベ原作アニメは総じてクソ」と思っていた俺にラノベ原作というだけで敬遠するのは良くないと思わせた作品.

2014年12月5日金曜日

わーい

期末・勤勉手当が上がってたー.まだ振り込まれてないけどー.

2014年12月3日水曜日

腹筋攣った

http://comicmcclane.web.fc2.com/index.html

腹が捩れるほど笑った.トトちゃんとナカトミお姉さん欲しい.

顔本では言わないけど

フラクタルとかカオスに関連する業績が一本もない測地屋の "予測" とか言う妄言記事が顔本に流れてきて,拡散している人間もろとも消滅させてやりたいけれど,そういうことはここか冒頭を理解してくれる人の前でしか言わない.

感想

なんか,某女性声優を見ていると虐められているネクラで地味な女の子がはっちゃけたキャラを強要されて完全に追いつめられて死んだ目をしながらクラス全員の前でおどけて見せている情景が必ず頭をよぎって凄く陰鬱な気分になるんだよね……

死んでから 20 年くらいしか経ってないからね……

某アニメで「これを女性だけで演じるって面白い」的なセリフ(と内容改変を示唆する描写)が出てきた時点で,「ん?」とは思ったんだけど,やっぱりね.やらかしたあとに謝罪って流れを,僕程度の観劇経験者でも聞いたことがある程度に激烈に著作権管理が厳しいことを制作者が知らなかったわけはないと思うんだけどな.

つかれたよのさ

週の中盤に出張が終わって帰ってくると,残り二日間の出勤に絶望感を覚える.

2014年12月1日月曜日

タイムリミット

とりあえず,これをもって無駄なリソースが食いつぶされなくなることは喜ばしい.あとは,粛々と処分と断罪でジエンド.しかし,未来永劫,この件については判断をし,考えていかねばならない科学史の負の遺産となったのでした.

2014年11月30日日曜日

魚臭いあそこ

魚臭いことに定評がある某仙台の某アニメイトが移転して E 豆に入るとか言うニュースを見たけど,よく考えなくても魚臭いアニメイトには一回も行ったことはない.前を通ったことは 2, 3 回ある.E 豆のカオス度が増す気がして面白そうと思った.

2014年11月29日土曜日

補足と告白

前記の通り自称テレンス・マリック信者なんだけれど,大学入学を期に映画マニアをやめてしまったので(親も映画好きだったので映画代だけはいくらでも集れたからこその映画マニアだったのでw流石に,中学生〜高校生の小遣いだけでは年間 200 over は無理です),実は,「ツリー・オブ・ライフ」以降は,まだ見ていないという愚か者です.ごめんなさい.

どうでもいいことだけど言っておく

基本的に過去の名作(と言われている作品)に言及しても新作についても,「うんこ」とか「クソ」とか「カス」とかしか言わない気がするし,「けなすのが一番簡単な評論」を地で行っている僕ちゃんですが,自分の中には確固たる美意識は持っているつもりでして,死ぬほど好きな作品は結構あったりします.それをおおっぴらに言ったりもしますけれど,映画に関しては(昔,年間新作 200〜250 本程度をこなしていたマニアだったのに)あんまり言及していない気がするので,僕の中での映画の試金石となっている作品をひとつだけ.

「天国の日々(1978)」("Days of Heaven" 1978)

マジックアワーに拘った美しい夕暮れの画面,ネスタ・アルメンドロスの現実から浮遊したような照明技術と撮影,テレンス・マリックの天才的なカットと素朴な開拓時代の風景に見合った美しくも残酷な恋愛模様などなど,この作品を知ってしまっていることで,すべてがつまらなく見えてしまうくらいに美しい映画.どんな言説を弄しても足りない,全ての人類に見て欲しい怪作です.

幸せの黄色いはんけちーふ

出張中,なんとなく上司の方々と(僕はお茶を)飲みながら,金曜ロードショウでやっていた「幸せの黄色いハンカチ(1977)」を眺めていて,「ああ,こういう原風景が切り取られていることにロードムービーの存在が輝くんだな」と思った.(上司には青春時代の,僕には未知の)およそ 35 年前の夏の北海道の風景とシンプルすぎる愛の形が,なんとなく心に沁みたのか,上司と先輩と 3 人でしんみり見入ってしまったのでした(出張の後半でみんな疲れていたんだと思うw).

まぁ,映画自体はやっぱりうんこだったけどねw

2014年11月25日火曜日

連休

連休中に面白いものをみた.三ヶ月後くらいに手元に届くと思うのでその際に自慢する予定.

最新刊かつ最終巻

ちゃんと読んでいないけれど,「旧劇」が真のエンド派な僕は,冬がきた世界も含めてあのラストにしてくれただけで満足ですよ.

2014年11月19日水曜日

みさき

昨夜,職場で網走の中国人観光客が増えているという話題になり,それが中国で流行った映画の影響らしいという話になったので,網走を舞台にした映画って「網走番外地」くらいしか思いつかないとか(いや,シリーズ中盤以降は網走とかほぼ無関係だったけどw),そういえば健さんが亡くなったねとか,そういう話をしていたんだけど,結局,その場では「なんか,中国で道東を舞台にした恋愛映画が大ヒットしたらしい」ということしか分からなくて,帰宅してから検索して,それは「狙った恋の落とし方。」という作品だということが分かったのだけれど,そこから流れて Wikipedia の「北海道を舞台にした作品一覧 」を見付けてしまい,その一覧がどのくらい網羅しているのか気になって,一番はじめに北海道を舞台にした漫画として思い浮かんだ「地球美紗樹」(そもそもこれがおかしい)を探したけれど見つからなかったから,うぃきぺでぃあんも大したことないな,と思った.「天体のメソッド」は,すでに網羅されてた.なお,「地球美紗樹」は,某知人の化石マニアに勧められたけど,絵はともかく中身はクソ駄作.

こがねいろ

職場のトイレ(1F)の天井から水漏れがしていたんだけれど,当然,その上の階にもトイレがあるわけで,したたっている水がやや黄金色をしていることも合わせて,なんとも言えない不穏な空気が流れている.

2014年11月18日火曜日

ふわふわ

なんか,つまんだチョコレートにアルコールが含まれていたみたいで頭がマシュマロみたいにふわふわ.あと数分で気持ち悪くなると思うので,そろそろ寝る.

あと何度終わるのだろう?

高倉健さんが亡くなったと聞いて,昭和の終わりを感じる.昭和の終わりを感じさせる人の死は過去にも何度かあったけれど,もはや,昭和を喚起させる大物はほとんどいなくなってしまった気がする.もちろん,高倉健さんは,平成の時代にもいい映画に色々出ているんだけど,それらもいわば昭和の名残だったわけで,やっぱり,昭和を代表する名優だったとは思う.

僕は,「八甲田山」が一番好きです.

2014年11月16日日曜日

三ヶ月半ぶり?

8 月の 1 週目以来かな,週の半分以上,札幌の庁舎に出勤するの.

びっくりした

日曜の夜(21:00 過ぎ),コーヒーを啜りながらネットサーフィンに興じていたら,インターフォンがなったので,

「おや,こんな時間にだr(ry」

と思って,ドアを開くと,消防の救急隊員が数人.隣室の人が病気だか怪我だかで動けない状態らしく,ドアの鍵が開かないからベランダから突入するためにうちのベランダを通らせて欲しいとのこと.結局,30 分ほどで,無事,隣人さんは救急搬送されていきました.隣人さんの無事を祈りつつ.一度も顔見たことないけど.

かたこと

いや,お前ら二人はガズ語で会話しろよ.

2014年11月7日金曜日

ぼっきり(心が折れた音)

今日は長いルートをこなそうと思って,今期一番の冷え込みの中,早めに調査に出て,寒さに震えながら露頭に張り付いていたら,ちょっと離れたところで人頭大の転石が転がり落ちてきて,ちょっと後ずさりしつつ「あー,今日は風が強いもんなぁ……」と上を眺めた瞬間,バランスを崩して,60 cm くらいの深さの澱みに頭から転落した.過去最悪の水没でした.

2014年11月6日木曜日

職業病

調査にくると iPhone の指紋認証がきかなくなる(岩を触って指紋がなくなったり,指先に細かい傷がついたり).数日で指紋が復活するけれど,最近,立て続けで調査出てて指紋なくなってるから,しばらく iPhone の指紋認証成功した記憶がない.

がくぶる

調査中,一息ついたときに飲んだお茶がいつまでたっても冷蔵庫から出してすぐのようにキンキンに冷えているという不思議.

2014年11月5日水曜日

いない

11 月の在札日数も激減した模様.後半は札幌にいられると信じていたんだけどな…….分析(水遊び)と室内作業と顕微鏡覗きとデスクワークが進まねぇ…….

2014年11月4日火曜日

初雪

もっと前に降っていたのは知っているけれど,視認したのが今日だったので.降り始めの雪は湿っていて好きではない.何もかもが凍てつくような寒さの中,ハラハラと舞う粉雪が好き.

……明日から道北に出張だけどな!

2014年11月3日月曜日

なんとなく太宰な休日

先日,弘前で太宰の下宿先を見学して,案内をしてくれた方と話が弾んだことから,久し振りに太宰を読んでいる.

やっぱり,中期の中短編がいいなぁ.「満願」「眉山」「美少女」「美男子と煙草」あたりの短いのが堪らなくいいし,「女生徒」「東京八景」「富嶽百景」「津軽」あたりの中編もいい.なお,後期の「斜陽」「ヴィヨンの妻」は別格.初期はちょっと鼻につくよね,「魚服記」は好きだけど.

2014年11月1日土曜日

ごちゃまぜ

「あ、こいつ決して主人公と結ばれることは無いな」ってヒロインの特徴
http://alfalfalfa.com/archives/7616172.html

某神の娘と魔王の娘が主人公を奪い合っている最中に幼馴染みが病むエロゲ原作のアニメを見ていたら,いかにも僕の好みで,いかにも主人公と結ばれなさそうなキャラが出てきて,安心して萌えていたら,後半に入ってなんかのブーストがかかって瞬く間に主人公と結ばれた亜沙先輩とかいるから,油断は出来ない.

凛ちゃん聖誕祭だにゃー

凛ちゃんはかわいいにゃー.またひとつかわいくなったにゃー

2014年10月31日金曜日

コスプレ JK

学会が終わって弘前駅の周辺を散歩していたら,小悪魔コスとか猫耳とかつけた JK がたくさんいて,弘前は夢のような町だな,と思っていたが,どうやらハロウィンだったらしい(google の doodle を見ながら).

悲しいけど俺ダザイストなのよね……

某学会に参戦中,少し時間ができたので,会場の近くにあった太宰の下宿先の家屋というのを見に行ってきた.平日ということで,まったく客がいなかったようで暇そうだった案内人と何となく長話をしてしまって,聞きたかったセッションに遅刻する程度には,未だに,太宰が好きなのだと再認識した次第.最近,あんまり読んでないけれど,とりあえず「津軽」あたりを読むかな.

2014年10月29日水曜日

想像はしていた(呆)

やっぱりやりやがった>札幌五輪立候補(予定)

初体験とその感想

こんな大掛かりかつ使い辛いマシーンを置いておくくらいなら,アイロンを使えるようにしてくれ……>ズボンプレッサー

疲れた理由

過去に一度たりとも,そして,今後も(幹部にならない限り)一生,日常的に着ることのないスーツを着ていたせい.

可視化

ポジティブだろうがネガティブだろうが,反応のすべてが拡声されて見えてしまうと,よほど大衆に歓迎されているもの以外,すべてなんらかのネガティブな反応が取り上げられてしまうものだよね,と,いかにも叩かれそうな人がいかにも癖のあるコピーを書いた結果槍玉に挙げられている姿をみて思う.個人的には,そのコピー自体はいろんな方向に挑戦的で嫌いじゃないです.はい.

きんえんるーむ

ホテルの予約のときに間違えて禁煙ルームを取ってしまってさあ大変.いちいち一回のロビーまでタバコを吸いに行くのと,我慢するのでは,前者をとる喫煙者(愛煙家ではない)の鏡はぼくです.

約 34 年

(不)健康診断だった.最近,出張続きで不摂生かつ,太りやすい生活が続いていたのに去年より結構体重が減ってた.このまま体重が減少して行けば,約 34 年後には俺がなくなるな!

あれ?

なんか,白髪増えたか?

2014年10月28日火曜日

ひろさき

弘前まで遊ぶために勉強するためにやってきた.札幌から鉄道移動したけれど,札幌−函館間が遠過ぎ…….一刻も早い北海道新幹線の札幌延伸が望まれる.

平日の町中

働き始めて以降,平日の昼間に街に出る機会が激減したせいで,平日の昼間に出歩いていると違和感が大きい.

2014年10月27日月曜日

2014年10月26日日曜日

それは恋ではないですの

基本的に「恋愛もの」と呼ばれるジャンルが好き.言うまでもなく,その中でも,女の子同士の恋愛ものが好き.この趣味は,リアルにも延長していて(そもそも入り口はリアルだったしね),街中で女の子同士で手をつないでいる姿を見たりするとほっこりとした気持ちになる程度.

BL とか百合とかで,かっこいい男ばかり or 女の子ばかりが出てくるからそれが好きって言う層はいるんだろうけれど,僕自身は「恋愛もの」,特に「拗れた恋愛もの」が好きという嗜好の延長線上に百合なり,場合によっては BL ものなりをおいているので,やや当てはまらないところもある.

では,例えば,時々,百合っぷる,例えば一般に分かりやすいところで,ひまさくを見ているときに櫻子に感じるこの強い想いは恋でもなく,何だというのでしょう?

2014年10月25日土曜日

二次元イラスト

エロ絵を見ていて不思議なことは,同じシチュエイションを描いていても,絵が下手くそなのにチンコが立つようなエロさを感じることもあれば,絵が凄く上手くてもチンコに反応がないことがある.エロさを感じるというのは,本能に直結した,根源的な感情に近いと思うのだけれど,イラストの(技術的な意味での)質の外に何らかのポイントが存在しているのだろうと予想できる.この辺りが,三次元に実在したら奇形以外のなにものでもない二次元絵の中にいる美少女たちを「可愛い」と感じるメカニズムと同様なものが潜んでいる気がするけれど,「可愛い」女の子を描くイラストレーターや漫画家の描くエロ絵がエロいかどうかは全然別なので,やはり,エロ絵には特有の何かが潜んでいる気がする.

きせいじゅう

もう,だいぶ古い,過去の名作と言われるところの「寄生獣」がアニメ化されて,ミギーが平野綾だとか,絵がどうのこうのとか,舞台を現代にして雰囲気が変わるんじゃないかとか色々言われていたみたいで,そのネガティブな話題の雰囲気で見るのも敬遠していたんだけれど,いざ,はじまってみると評判は上々なようで,ちょっと見てみたいとも思ったんだけれど,冷静になって思い出してみると,そもそも,「寄生獣」って別段面白くもないし,説教くさくて僕の嫌いなタイプの漫画だった.

この記事を要約すると「なにもしてない」ということ.

とあるイラストの感想

北海道出身の 一流漫画家・イラストレーターなんてごまんといるのに何故このくうぉりちー……

2014年10月20日月曜日

好みの問題

性欲がない(律しているとかじゃなくてない)キャラクターが嫌い.逆に性欲に負け(そうになっ)たり,律している描写があると好感が持てる.

某振興局 PR キャラクター

某アニメのキャラが某振興局の PR キャラをやっていて,そのことが職場でネタになったんだけど,上司がときどき,そのキャラの名前を「ルッキーニ」といい間違えることで,上司がストパン好きなことを知るなど.

確かに,ファーストネームはフランチェスカだけれども.

2014年10月19日日曜日

140

まぁ,ざっくり言って飽きた.

円盤

なんとなしに見ていたアニメで,よく仕事に行く場所の近くに円盤が浮かんでいたけれど,一昨日,仕事でそこに行っても円盤はなかったし,成香ちゃんがいる気配もなかった.

2

常守監視官が誤って処女を散らしそうな相手が複数いて,展開に期待が持てる.

あと,常守監視官がタバコをお香替わりにしている辺りとか,タバコと聞いて「あっ……(察し)」な表情の宜野座執行官殿とかポイント高い.

2014年10月13日月曜日

今期のアニメ

分割 2 期の継続視聴(サイコパス,wixoss,チャイカ)も含めて,面白そうなもの,クソアニメ視聴枠,とりあえずなんとなくというものまで食指が動いたものが多くて,久し振りに完走できるかどうか不安な数になっている.

慣れは直感を失わせる

不便な操作しか知らないで,不便な操作をすることに慣れていると,より直感的な,より簡便な操作が「不便」に見えるという事象は世の中にいっぱいあって,だいたい,こういうものがジェネレーションギャップとか,ディスコミュニケーションを生む.

よく,「知らない」ことがそういう事態を引き起こすと思いがちなんだけど,「知っていて試した結果不便と感じた」という事態の方が,より深刻で重大なディスコミュニケーションを引き起こしがち.

書き溜めの放出

終わり.

書き溜めると旬がすぐに過ぎて一周おくれになるということがよくわかった.

自己の所在,または存在の耐えられない軽さ

社会の中での自己の所在が不明瞭だと感じている人のよりどころは,端から見ると「自己の所在が不明瞭である」と感じていることだけなのが哀れ.

自分の存在は,耐えられないほど軽くて,ときどき,ビックリする.

揶揄

自分が十分な知識を持っている事象に関して,誤った見解を述べた人間を揶揄するのはあんまり面白いとは感じない.それは,自分が誤謬を犯したときの合わせ鏡だからかもしれない.

しかし,そういう揶揄の流れでサラッと,誤った見解を述べた人とそれを揶揄している人を両方合わせて引きつり笑わせられるような皮肉をいえる人は好きだ.と,とある自然界の青色揶揄ネタを眺めていて思った.

まぁ,アレは,特定の知識云々ではなくて,常識のレベルの問題ではあったかもしれないが…….

非日常に憧れて

今の日常に違和感を覚えている人間は,逃げ出した先の非日常の世界でも違和感を覚えるだろう.

【定期】

なぜ,日本人は村上春樹がノーベル賞を取れると思い込んでいるのだろう?本当に村上春樹の本を読んだことがあって,アレが評価されると思っているのかしら?

……というよりは,村上春樹の本は読んだことがあっても,その他の作家の本,特に海外文学は読んだこともないのだろうな,と.あくまで日本人に拘るのだったら,村上春樹が受賞する前に町田康が取ると思うよ,マジで.海外だったら,ミラン・クンデラもまだ取ってないよね.

ノーベル賞確実といわれていたアレ

【承前】

ノーベル賞の話題で思い出したけれど,半年ちょっと前に「ノーベル賞確実!」とか報道されていたアレ.見事に日本人のノーベル賞受賞報道の陰に隠れて学位剥奪の一年猶予とかいう馬鹿げた話がスルーされていたりなんだり.

初めて「STAP 細胞」の報道があったとき,間違いなく,多くの同世代が,自分の同世代でノーベル賞を取れるかもしれないレベルの研究が行われたんだ,と感じていたはずで,それが,自分の同世代の恥部に見事変身を遂げたということは,やはりショッキングではあった(率直な感想として).そういう意味では,単純に日本の科学の信頼を損なったとかいう,科学的な問題を超えて,未だにアレが巷間の話題に上り,2ch でネタにされ続けるということも,まぁ,理解の範疇ではある.

ノーベル賞

最近のノーベル賞は,自分でもある程度業績を知っている「この人が取りそう」といわれている人のリストが,順番に当たってきたような気がする.それは,つまり,自分が年を取って,自分が生まれる少し前〜自分の生きてきた時代になされた業績が評価されるようになってきた,ということなんだと思う.そのうち,自分と同世代の研究者がノーベル賞を取るような時代になるんだろうな,と思うと,ちょっと楽しみではある.

きりやこちょー

何の気なしに,タイトルに魅かれて事前情報なしに某アニメを眺めていたら,自分のよく行く仕事場な湖の上に円盤が浮かんでて噴いた.そんな三連休.

意外と北海道がフィーチャーされるアニメってないよね.あ,内容は個人的にはちょっと今後の展開を期待する程度には面白かった.

百合の花

重い調査だったので疲れて宿でゴロゴロしながらネットサーフィンをしていたら何となくいい百合画像を踏んで,なんか疲れが取れた気がする程度のダメっぷり.

そんな,100 個目の記事.

2014年10月6日月曜日

時系列推移

こことかあっちとかの PV の時系列推移を眺めているとここ数日,サイトバレ的なイベントが発生した感があるんだけれど,まぁ,ここはかなりリアルな自分と通底しているし,あっちは深いところまで見られなければ特段問題のある記述なんてないので,別に問題になるようなことはなかったのでした.

2014年10月5日日曜日

知識のレベルその 2

世の中の人は,小学校の理科や中学校の理科 2 のレベルの地学知識も怪しいので,根本的な啓蒙活動が必要だけれど,世の中のほとんどの人はなんらかのメディアで入手した情報(これも理科 2 に毛が生えた程度か,場合によっては大間違い)を話題になった災害の直後だけは持っているので,「自分には知識がある」と思い込んでいるので,啓蒙を受け付けないし,場合によっては教える側を痛烈に批判したりする.

それが市井のレベルでは日常的に起こっているし,影響力を持つ人間が影響力を持つメディアを通して公開されたりすることも割りと日常.取り敢えず,ほとんどの人間は,自分の専門領域以外に関して小学生レベルの無知であることをまずは自覚して貰いたいところ.

地学に関しては,よく見えるという話で,問題は何の領域にもある.例えば,最近の話題だと,文系学部の削減云々についてとかね.

あと,「わかりやすい説明」神話が大きな間違いを誘発する構造とかは,また,別な話で,これは専門家の問題でもある(つい先日あった素人の記者に説明する機会に上手くいかなかったという自戒も込めつつ).

2014年10月4日土曜日

知識のレベル

たぶん,日本人の大半の軍隊に対するイメージは,映画に描かれたり TV で批判的に描かれる旧日本軍のイメージで停まっている.もう少しマシ(?)な人でもアメリカ映画に出てくる前線に立っていても銃弾が当たらないヒーローな米兵たち.

多少,知識のある人(または知識があると思い込んでいる痛い人)が旧日本軍なんていうイメージがいまの世のスタンダードな軍隊でないことは知っていても,誰にもそんな話は通じない.もしかしたら,隣で一緒に日本の軍事について語っている人が,旧日本軍のイメージに毛が生えた程度の認識しかもっていないかもしれないけど,その可能性に思い至らない.そして,あなたが選挙で投票したもっと偉い人間が……(以下は省略されました)

2014年10月3日金曜日

こんてんつ

昔,それこそ 10 代の頃,面白いと思っていたコンテンツをいま見て面白いと思うわけがないんだよな.自分たちが喜んでみていたものを,当時の 30 代のいい大人が面白がっていたわけではなく,当然,いまの若者に向けたコンテンツは我々のものではないということ.

……と毎クール,若者に向けているであろうアニメを楽しむ 30 代が言ってみるテスト.

場違い感

近所の体育会系の学生とか肉体労働系のおっさんとかしか来ないような大盛り系定食屋兼飲み屋に若いカップルがいて(それ自体は極稀にある),女は普通盛りをだいぶ残った状態で食い散らかしていて,男は大盛りを頼んでいるのに残していて,それを放置したまま恋人座り(四人掛けの片側に二人で並んで座る状態)で,箸で残った飯を食うでもなく突き回しながらいちゃつきつつ定食屋のテレビから流れるバラエティーをずっと見ていたんだけど,あれ,なんだったのだろう?

2014年10月2日木曜日

所感

「アホかな?」と薄々気付いていたけど,日本語も怪しいレベルだったり,ちらほらと疑いはあったけれど,やっぱり,思慮が浅かったり.そんな感じ.

2014年9月29日月曜日

サイコパス 2 期

もしも,二期で,狡噛さんの幻影を追っている宜野座執行官と常守監視官が寝ちゃう展開があったらこのアニメは個人的に神認定するんだけどな.

学会その後

鹿児島から帰ってきて,即腹痛(ウイルス性腸炎)でぶっ倒れて,そのまま連休に突入して,連休は腹痛を抱えながらそれなりに遊びほうけて,体調が良くなったのか悪いままなのか,よくわからないまま出張にでて,休みは東京まで出て帰ってきたら家の鍵を紛失して痛い出費をして(最終的に鍵は見つかりました),今日は,ゆっくり仕事ができると思って出勤したら,昼過ぎに急遽,日帰り出張することになって,半日つぶれて,今に至る.

2014年9月20日土曜日

かごしまいっしゅう

もうとっくに帰ってきているわけだけど,5 日目.

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同僚と 2 人で鹿児島中央駅近くでレンタカーを借りて,とりあえず,桜島へフェリーで渡る.フェリーは,ほぼ,バス感覚.

桜島の南半部を廻るような感じで見学したあと,陸伝いに大隅へ.大正の噴火までは繋がっていなかったのだとか.

大隅では,垂水のカンパチがうまい時期だったので漁協のやっている飯屋でカンパチづくしの昼飯に舌鼓を打ち,一路,北へ.

霧島神宮(「咲」の聖地巡礼).

霧島神宮に参拝したあとは,ちょっと神話の里という高台にある公園の巨大滑り台ほかで遊んだあと,汗を流しに霧島温泉郷で温泉に浸かる.温泉は,一切,記載がないのに混浴部分があってかなりビビる.

南下して,鹿児島中央へ.

黒豚(トンカツ)を食って,同僚と別れる.

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翌日.

朝一なのに開いていた和菓子屋で,職場のお土産にかるかんを購入.

鹿児島中央→博多.

「福岡の人間はラーメンなんて食わない.食うのはウエストのうどん!」というアドバイスを貰っていたので,昼飯にウエストのうどんを食ったが,確かにうまかった.

福岡空港→新千歳空港.

19:00 頃,帰宅.やや体がダルい気がしたが,疲れが原因だと思って早めに寝る.

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翌朝,猛烈な腹痛と 39 °C 以上の発熱→1 日ダウン.

ウイルス性腸炎との診断(ようは食あたり.鳥刺しとか生魚とか心当たりがあり過ぎて……).

一日寝ていて,やや回復.現在に至る.

2014年9月16日火曜日

3-4 日目

朝一のセッションでは特段聞きたい講演がなかったので,朝は少しゆっくり.

休憩室でコーヒー飲みながらまったりしようと思ったら,師匠と遭遇&雑談.雑談しているうちに,その日の予定(打ち合わせ諸々)が自動的に決定.まぁ,仕事が遅い上に遠隔地に逃亡中の NTR ラボ(構成員のうち 2 人しか使わない通称)の北海道出張所の人間(俺)が珍しく捕まったから,溜まっている仕事の指示ほかを片付けておこうということでしょう.ごめんなさい(虚空に向けて).

そんなわけでがっちりと組まれた打ち合わせの予定の間を縫う感じで聞きたい発表をピックして会場を渡り歩くなど(夏フェスのイメージ).ちょっと前に独り立ちした後輩の講演を冷やかしたりとか.

昼は,自分の仕事(趣味)に関わる打ち合わせを中華料理を食いながら.

午後は,あまり食指の動く発表がなかったので動き回らず,仕事(本業)関連のセッションのクーラーの効いた会場でぐったり.というか,うつらうつら.ごめんなさい(講演者の方々に向けて).

そんなわけで,打ち合わせの時間になったので,集合場所へ向かおうとすると,自分のいた会場の前で元指導教官殿が(前述の)ちょっと前に独り立ちした後輩をお説教しているのを師匠がニヤニヤ眺めているという場面に遭遇し,結果,巻き込まれる形で,俺もお説教を食らう.

その後,数人と合流して細かい打ち合わせとか情報交換をして,そのまま流れで,天文館へ流れる.西屋という焼き鳥屋で,地鶏とか黒豚とか南方の魚に舌鼓をうちつつ,馬鹿話で盛り上がる.その後,白熊(1 日ぶり 2 回目).

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結局,宿に戻ったのは 23 時前頃で,翌日の高座の準備もままならないまま(スライドも未完成)シャワー浴びてベッドにイン.

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4 時頃に起きて,スライド作成→練習をして,スライドを調整.いつもギリギリまでスライドを作っているだけあって,一発で雑談の分量を調整する程度でだいたい時間ぴったりの内容になっていることを自画自賛しつつ,データの移動とかで時間を食うことを見越して早めに会場へ.

そんなわけで,高座.自分の中の出来としては,まぁまぁ.反応は,やや鈍くて,発表したセッションを間違えた感が(でも,その後,2, 3 人に声をかけていただいたので,その場での反応が鈍かっただけっぽい).

昼飯後は,自分の発表とリンクする内容の同僚のポスター発表のお手伝いに.このときにも,午前の講演で興味を持っていただいた方が現れたりして,とりあえず,発表してよかったという感じに.

午後は,師匠の(自分も以前,少し手伝った)発表を聞いたり,大学の同期の発表を聞いたり,元指導教官殿の発表を聞いたりとかして,講演を聞き疲れて,休憩室でぐったりしたり,普段会えない遠隔地の研究者仲間をみつけて雑談したり,持ってきていた傘を失くして探したり(みつかった).

その後,大学の同期と後輩と鹿児島ラーメン巡り.豚とろとこむらさきをはしご.

宿に戻って寝て,今に至る.

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明日は休暇で,鹿児島観光の予定.

2014年9月13日土曜日

ふつかめ

鹿児島滞在 2 日目.

朝,受付が混む前に,と思って,早めに会場に向かうと,狙い澄ましたかのように怖いおっさん(元指導教官殿)に遭遇して諸々お叱りを受ける.

午前は,古生物セッションと造山帯セッション.古生物セッションでは後輩の進捗を聞いて満足.

昼は,学会支給のお弁当を食べて,午後はポスターを冷やかした後に,自分の発表資料作り@休憩室

なんか,わざわざ鹿児島まできたのに,北海道の人間とばかり会っている気がしたので,方々の知人を捜しては世間話など.縁のある先生が賞を取ったので,受賞記念講演を聞いても良かったのだけれど,自分の作業の進捗諸々を勘案して引き続き資料作り@休憩室

夕飯は,懇親会に参加.郷土料理等をいただく.すごい数の焼酎が用意されていたけれど,下戸なので無関係.

懇親会後,後輩とかと天文館まで出て,締めの(?)しろくま.

宿に帰る前に寄ったコンビニで,生「おやっとさー」を聞いて感動するなど.方言女子は良い.


2014年9月12日金曜日

移動日

新千歳空港→福岡空港.

思いのほか,福岡が涼しくて驚く.

天神でラーメン屋巡り.SHIN-SHIN というあっさり系の店(長浜ラーメン系?)と元祖赤のれんとかいうこってり系の店.個人的には,SHIN-SHIN の方が好み.

九州新幹線(さくら)で鹿児島中央へ.鹿児島はやっぱり蒸し暑い…….まぁ,こちらの人に言わせると今日は涼しいらしいけれど.

鴨池の宿で一息ついてから,職場の人たちと駅前の海鮮系飲み屋で夕飯.噂には聞いていたけれど,甘辛な味付けにびっくり.特に,甘口醤油で食らう南方の魚の刺身はなかなかオツなものでした.

その後,締めに鹿児島ラーメンを(豚とろラーメン).

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一日にラーメン三杯(うち,一回は替え玉あり).

2014年9月11日木曜日

はつきゅうしゅう

明日は,人生初の九州上陸なのです.自分の発表以外はとても楽しみなのです.桜島とか霧島神宮(咲の聖地巡礼)とか行きたいとか思っているのです.学会に行くたびに咲の聖地巡礼をしている気がするけど,それもまた仕方がないのです().

2014年9月10日水曜日

この未来感!

Google Glass がニュースになったときも思ったけれど,ウェアラブルなガジェットってワクワクするよね.そんなわけで,世の中的には散々にこき下ろされている感があるけれど,個人的には林檎時計楽しみ.必ず腕時計はする派だし,値段も,腕時計の相場から言ってそれなりにお手頃感あるし.なにより,何のために存在しているのか,どう使っていいのか,まったく見当がつかないってところが溜まらなく未来感あるし,通話が出来るとか,古くからの腕時計型ガジェットの伝統はちゃんと踏襲している辺りがとてもいい.

たぶん,早々に買うと思う.で,すぐに持て余すんじゃないかとw

2014年9月9日火曜日

バカバカしい

健康のために細かいことまで気を使うことと,遠い将来のために現在を犠牲にすることだけは,バカバカし過ぎて理解できない.早死にしても良いから,今が楽しい放蕩生活を送るし,近未来ならともかく,生きているかどうかも分からない遠い未来に貯蓄するくらいなら金なんて若くて何でも出来るうちに使った方が楽しい.長期的自己実現で福楽は得られない.幸せは刹那の中にあり.

2014年9月8日月曜日

素朴な疑問

母校である高校がプロを何人か排出する程度に硬式テニスが強かったんだけれど,僕個人はテニスになんてとんと縁がなく(体育ではやったけど),ルールもよくわかっていないレベルなんだけれど,錦織選手がとんでもないことになっているというニュースをみて,ふと,疑問に思ったこと.

なんで,日本ってテニスが弱いのかしら,と.

(陸上競技はともかく)ほかの競技だと身体能力の差異を技術で埋めて,ある程度,良いところまで食い込んでいるようなのに,テニスって突出した選手以外は,あんまり話を効かないよな,と.いや,単純に僕が知らないだけなのかもしれないけれど.

2014年9月4日木曜日

胃が痛い……

人生って,ままならないものね……

割りと軽い報告のつもりで申し込んでいた某学会の高座に学会推薦のハイライトが付けられてしまった…….今回は,本業とはやや違うところであんまり目立ちたくもなかったし,あんまり準備万端な自信のあるネタでもないのにな…….これが,本業で,かつ準備万端なときに起こったんなら喜べたんだけど……orz

研究費も,本業(趣味)ではちっともあたらないのに,本業ではあるんだけど専門外な本業では当たったり……

2014年9月2日火曜日

みてもいないテレビ番組

なんか,昨日辺りから色んなところで見つかる TV タックルの感想に関して.

これまでも何度か書いていることなんだけど,基本的に,(アニメ云々じゃなく,それがなんであろうと)メディアには大衆に影響を与える力はあるよ,という点をぼかすのは絶対にまずいと思っている.

「ドラゴンボール」をみてカメハメ波を打つ練習するのも,「けいおん!」をみてギターをはじめるのも,トレンディードラマをみてトレンディーな格好付けをするのも,ファッション誌をみて先端ファッションを真似るのも,お気に入りのセリフを暗唱してみるのも,メディアの特徴的な場面を AA にしてみるのも,ヤンキー漫画の口調を真似てワルぶってみるのも,詳細な自殺報道をみて後追い自殺が増加するのも,腹腹時計を読んで爆発物を製造するのも,なんでもそうだけど,合法違法直接間接の別を問わなければ,なににも影響を受けない人間なんて居ないわけで,メディアがユビキタスな環境下で,それを受け取る人間も,発信する人間も,自制は必要なわけで,それは特定のメディアに限ったことではない.「ある過激な表現のメディアをみても,それに影響を受けて重大な犯罪を犯しませんでした!」とかってドヤ顔で主張する人がいるけれど,そんなのは法に則った良識をもつ人間ならば当たり前のことなので,自慢するようなことではない.

で,なんで,いま,アニメがやり玉に挙っているのかって話なんだけど,その他のほとんどのメディアには過去に何らかの表現規制闘争があって,それを経て,作り手にも受け手にもある程度の線引きがなされてきた歴史があって,今度は,最近になって巨大化してきたアニメにその順番が回ってきているに過ぎないのよね.だから,過去に多くのメディアが妥協点みたいな,越えちゃいけないラインみたいなのを探ってきて,なんとなく許されている空気が出来上がったように,アニメでもそんなに遠くない将来に,そういうなんとなくの妥結点は出来上がるはずなのだ.

問題は,いまのネット社会の声がでかい層とアニメファンが被っていることで,有象無象の玉石混合な意見が,人の目につくところに氾濫してしまっているということなのだと思う.もちろん,意見の中には妥当なものだってあるし,逆にキ○ガイ染みたものもあるのだけれど,これらが見えてしまっているという環境は,過去の表現規制論争が,ある程度の理性的な識者の間で行われていたこととは大きく異なってしまっているとは思う.例えば,アニメを擁護しているようで全く論点のズレた「キチ○イ染みた意見()」がアニメオタクと思われる人から発せられたとき,アニメなんてほとんど興味がない一般人の目に触れてしまうということがどういう展開を招くかを考えてみると,それがいかに危ない状況かは分かると思う(もちろん,その逆もまた然りなのだけれど,僕個人は発信者の自制があった上でのアニメは擁護したい立場なので,こういう例にする).そもそも,一定の自制を促す意味で,表現規制はあっても構わないのであって(例えば,性器描写に規制があったってなくたって作品の本質は変わらないわけで),「アニメを作ることが禁止される」とか,トチ狂った制限がなされない限り(そんなことはアニメを理性的に擁護できる人間がいる限り起こりえない),将来に禍根を残すとも思えないのだ(「チャタレイ夫人の恋人」だって,「愛のコリーダ」だって,今となってはみられるじゃん.そもそも,「愛のコリーダ」は合法だったっけ?).

かなり多く比率でポル産系アニメのアンチが存在するように,ポル産とまでいかなくても小学生女児が性的な表現で描かれることに拒否感を示すアニメ好きが存在するように,グロアニメ,リョナアニメが絶対に無理と感じている人が存在するように,アニメのファン層にだって表現に対するラインの引き方は異なるわけで(=アニメファンであっても疑問を感じる表現が氾濫している,とも言える),アニメをみる層見ない層に関わらず,社会を巻き込んで議論をした上で,妥結点を見付けていくという過程は,むしろ,アニメの将来のために必要なことなんじゃないかと思うんだけどね,俺は.

2014年8月29日金曜日

なつやすみ

本日は真様の聖誕祭なので夏期休暇を取得して盛大に祝っていた.

ひろう

疲れていた自覚はあんまりないけれど,帰宅してちょっと眠いから横になって,気が付いたら 5 時間経過していたから,たぶん,疲れていたんだと思う.

明日は(消化しないと起こられるので)夏休みを取ったし,少しぐったりとしようと思った.

2014年8月26日火曜日

あっちこっち

あの,体感時間,3 時間アニメとかではなく,最近のわたくしの話.

先々週は洞爺湖周辺に行って,先週は富良野周辺に行って,今週(というかいま)は函館で温泉に浸かっている(大沼にも行ったよ!).

来週はどこにも行かないけれど,再来週は鹿児島に出没する予定.そのあとは関東行ったり,道東行ったり,また函館に来たり,山登りしたり,また,洞爺湖周辺に行ったり…….今年は,病気スタートで,あんまり出張行けてないなーとか思っていたのに,シーズン終わりにかけて,なにこの密度…….

2014年8月25日月曜日

淡い期待

久し振りに,良い演技をしている新人声優を見付けてほくほくしている.通り一遍教科書通りでもあるんだけれど,ときどき,ハッとする演技があってよい.

2014年8月24日日曜日

なんだかなぁ

自分より年下の人間が死ぬ年なんだな.

百合妄想

レズセックスの快楽には勝てなかったよ的な,レズセックスに溺れていく人妻とか,一般的なノンケな観念を強く持っている人間が悪女に堕とされるみたいなのが読みたいから書こうと思うけど,オカルトでエログロなぐちゃぐちゃのメンヘラ同士の凄惨な話も書きたいからどっちを先に書くか迷うなう.前者は,エロマンガ的すぎてあんまり美しく書ける自信がないから後者かな.退廃的な,反社会的な,グロテスクな,いびつな感じで後者なら,美しく描ける気がする.前に想起した,「私とあなたの間には子供が出来ないからお互いの血を混ぜるの.血が混ざって凝固して,そこに私は二人の未来を見るの」的なネタを上手く組み込んで……

秋が来る

季節の巡るのは早いもので,今日などは初秋の空気を感じましたが,それとともに,秋までに書かなければいけなかった原稿のことを思い出したり.取りかかればいつでも書けると思って放置していたのが良くなかった.真面目に書こう……

2014年8月19日火曜日

知らない世代

70 年も前の戦争を一国民の立場で知っていたことがその人の個人の歴史・経験以上の何になるというのだろう,という疑問.

不愉快ななにか

「一理ある」は一理 "しか" ない.

物事の一面的な正義を振りかざすタイプの扇動者をネガティブにもポジティブにも取り上げるのはやめるべき.不愉快でしかない.

もっと不愉快なのはその一応の理屈に納得してか,晒し上げか知らないけれど,それを拡散する人間.

備忘

8/19 5:00AM 不快感とともに目覚める.猛烈な目眩.いわゆる vertigo 状態.回転性が強くて,完全に少し前の突発性難聴時の症状と同じ.数分間,横になっていると解消.突発性難聴の目眩や難聴症状は単発だということなので,やや不安になりつつ,少し体を動かして目眩の様子を確認したが,以前の状況と異なり,目眩の症状が復活することはなし.

以上,個人的なメモ.とりあえず,次の通院までに細かい状況を忘れないように.

都道府県の石

これの補足というか,未消化ネタ.

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「道の化石に首長竜を!」という運動が北海道で始まったときに勃発する穂別と中川の内紛に稚内とかがこっそり参加して収拾がつかなくなるという妄想.最終的にエゾミカサリュウあたりが漁父の利を得るとか.

2014年8月16日土曜日

童謡

他の国のことは知らないけれど,日本では童謡というといわゆる明治以来の学校教育で使われてきた唱歌とか,マザーグースみたいな外国の子供向けの歌とか,外国の古い民謡とか,ものによってはミュージカルの名曲とかシャンソンとかまで含んだよくわからない総体を指す言葉として存在している.

とある 2ch で叩かれるためだけに存在しているような(偏見)バンドの曲を,聞いてみて,この人たちのルーツと言うかバックグラウンドは,上記のような意味で童謡なんだろうな,と思った,という話です.ちょっと面白いとは思ったけど,良いとは全くもって思わなかったので,もう一度彼らの曲を聴くことはないと思うけれど,メモ.

2014年8月15日金曜日

素朴な疑問

ジェンダーの形成とかなんとか難しいところは良く知らんけれど,小さい女の子の将来の夢の典型的な解答が「お嫁さん」だったりしたり,なりたい職業のランキングにクッキリとその時点での男女差が反映されていたりするのに,そういう希望とかを無視するかのような数字の上での均衡を目指すような目標って,本当に女性の社会進出になるんかね?

ざっくりと言うと,そもそも,いま男ばっかりがやっている仕事を目指している女の子ってどれだけいるのか,とか,その志望が(生物学的な)性差に由来するもの以外のいわゆる差別によって阻害された結果,諦めざるを得なくなるって状況はどのくらいの頻度で発生しているんだろう,と.

とあるアニメ

とあるアニメに関して,(たぶん)描きたいんだろうな,というものが凄くいい.

ただし,その描き方は上手いとは全然言えなくて,はじめにちょっと期待していただけに残念だったり.脚本も,ときどきハッとするセリフはあったけど,大したことなかったしね.

ただ,人間はみんなクソ野郎で自分勝手で表面を取り繕って生きていて,一瞬の共同体に永遠の幻想を抱きながら,人付き合いの方法に老練していない故に,あっという間に崩壊していく様を描く,というのはとても良い.中途半端にアニメ的な円満解決とかしなければ,少しは評価したいけど,たぶん,そういう展開はないだろうな.

2014年8月13日水曜日

体が痛い

最近気付いたこと.

年を取ったせいか,疲れが "痛み" として体調に表れる.

2014年8月11日月曜日

二次創作文化

……が基本的に嫌い.正確にいうと(大きくても小さくても)金が絡む二次創作文化が嫌い.

僕のこの感情の根本には,原作者に対する敬意があるのだけれど,キャラにしろ物語にしろ,生み出すことが一番大きい仕事だと思うので,それを表層からかすめ取って何かを作るという行為自体が非常に姑息に感じる.

もちろん,好きなキャラを描きたいとか,サイドストーリーを妄想したいとか言う欲求は否定する気はないし,一切の金勘定が絡まないなら(コピー代もだよ!)ご自由にお楽しみくださいとしか言えない.しかし,二次創作系の交換会的なものにいるような,屁理屈を重ねて「グレーゾーンをこれまで頑張って作ってきた歴史が〜」みたいな能天気な発言をするやつやそういう文化圏のコミュニティーは大嫌い.

そもそも,人のふんどしを借りて,自分が好きなことをやっているだけなのに,コピー代だけであったとしても,自分の懐を出来るだけ痛めたくないという神経が厚顔無恥すぎる.(そもそもそんなに大々的にやるなよと思うけれど,そこまでは否定する気はないので)配ったりして交流したりしたいなら,完全に自腹を切ってただでやるのが礼儀じゃねーの,と.それか,(直接会うしかコミュニケーションがなかなか取れなかったような遥か昔ならともかく今なら)ネット上でコミュニティーでも作ってデータで交換してろよ,と.

たぶん,はじめにこういうコミュニティーを作りはじめた人たちは,(良く知らないけれど)こういう部分を多少は弁えていたんじゃないかなとは思うのだけれど,最近の風潮はファッションとして先人の発言を纏っているだけで,本質がズレてきているような気がするのだ.

ざっくばらんにいえば

初音ミクにデスメタルを歌わせたり,野狐禅みたいな男くさい歌を歌わせるなんてバカな真似はネタ以外ではしないでしょってこと.

イメージを食って生きている

まだ,書こうと思っていることが上手くまとまっていないのでこっち.

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何かを生み出すとか,表現するとかには経験が大事だと多くの人は考えているし,それは,当然,生み出したものに付随する付加価値として意味がある.だから,著名な創作者の多くは,「若いうちに色々な経験をしろ」とか,そういった類いの言葉を残している.しかし,一方で,例えば藤子・F・不二雄先生の言葉の様に「経験をしていない人の生み出すものが見たい(うろ覚えなのでニュアンスで)」という類いの発言も色々ある.いつだったか,宇多田ヒカルが「『First Love』を書いたときには恋なんてしたことなかったよ」的な発言をしたというのも見たことがある.

下世話な話をすれば,人を殺したことのある作家や演技者や視聴者や読者なんてほとんど居ないのにも関わらず,それを表現したり,その表現に共感したり感動したりすることも出来るし,逆に上手く表現できなかったり,それを見て下手だと感じることも出来る,ということだろう.

例えば,表現のなかで演技に焦点を絞る.

演技には,大きく分けてふたつほど大きな潮流がある.ひとつはシェークスピアを頂点とするイギリス演劇の,いわば,如何に素晴らしく脚本を読み上げるのか,という考え方.もうひとつは,いわゆるメソッド演技だ(※).もちろん,もっと細かい分類は出来るし,亜流は無数に存在する(例えば,日本映画の演技っていうのは,世界の演技の潮流の中ではかなり特殊な部類だし,もっと分かりやすいのでいえば,インド映画の演技なんて斜め上の方向に天元突破しているのは見たことのある人なら分かるだろう).

(※)いわゆる演技力とかいわれるのは大抵こっち.概念を説明するのは難しいけれど,役者が役に「なりきって」感情を発露するという考え方.「リアリティー」と言ってもいいけど,やや違って,演技をもって観客を「納得させる」表現をとるということ.例えば,泣きわめいている人間がセリフを発話できるのはおかしいから,セリフを明瞭に言わない,みたいな.ただ,この考え方は役者の精神的な負担が大きくて,色々問題があるとか言われているし,実際に,死者も出している(最近だと,ヒース・レジャーの自殺なんかもこれが遠因だといわれている).

イギリス演劇系の演技とメソッド演技は,一般に,対立とまではいわないけれど,別の方法論だとは思われている.でも,実際,どちらかの演技を極めたような役者は,もう片方の方法論にたっても「上手い」ことが多く,結局,演技(表現)の目指すところは同じだといえる.

じゃあ,その目指すところというのがなにか,ということなんだけれど,それは見る人間のなかの「絶対多数のイメージ」なのだろう.もちろん,何かの演技(表現)と同じ経験をした人もいるし,演技(表現)者がそれを経験したことがある場合もあるだろうけれど(ごく日常的なものであればそれも多いだろう),ぶっ飛んだ,さっきの例を引くなら殺人のような,ほとんどの人が経験したことのない事象を演じる(表現する)ためには,「イメージ」に沿わなければ,それが上手いとは思われない.例えば,リアリティーを極めるために殺人犯にたくさん取材をしたところで,観客の「イメージするリアリティー」とズレていれば,上手い表現とは思われないだろうということ.

僕が分かるところでいえば,「天才」の表現なんかが当てはまる.僕は,ガチの「天才」といえるような滅茶苦茶に頭のいい人を見たことがあるので,「天才」を表現しているものを見てもピンと来ないことが多いけれど(要はちっとも天才には見えない),そんな表現でも評価されているところをみると,多くの人のイメージする「天才」像はこうなんだろうな,と思う.逆に僕が知っている「天才」を役者に表現してもらっても,誰の共感も得られなくて,下手と感じられるんではないだろうかと.

客はイメージを食う生き物である.

だから,客層に合わせて,同じものを表すのに複数の表現が存在するのであるから,逆にいうと,表現者は客層のイメージに合わせて表現しないと売れるものは作れない.よって,漫画家を表現するときには付けペンに墨汁が必須なのだろう.QED.

2014年8月8日金曜日

すこしふしぎ

SF ではなく.

アニメでも漫画でもドラマでも映画でもそうなんだけど,メディアで漫画家が扱われるときに,みんな揃って,付けペンに墨汁付けて,カッターでスクリーントーンをガリガリやってるって描写は一体なんなんだろうね?

2014年8月6日水曜日

うなぎくった

うな重

ひと仕事終わったので,自分へのご褒美とか精をつけたりとか.うなぎとか俺が食い尽くしてやるぜ!

薄野まででる気力がなかったので近場の店で食ったけど,昔,薄野で食ったうなぎのほうが美味かった気がするので(いや,ここも十分美味かったけど),今度は,あっちに食いにいこうかな,とか思ったり.

2014年8月4日月曜日

ねがてぃぶ

ネガティブなことを率直に書けないくらいには,気い使いな性格なのは,そろそろ直したいとは思っているのです(ひとつ前の記事を眺めながら).

思えば遠くに

SNS というものがあって,自分の過去の知人との繋がりを消極的に省エネで維持できる時代になった.まぁ,そこを通じて,実際に再会したりとかなんとかということなんてないんだけれど(というか,そこまで積極的に懐古するほどの年でもない),昔,少しでも接点のあった人たちや友人が,いま,なにをしてなにを思って生きているのかというのがほぼリアルタイムで情報として流れてくるって,ちょっと凄い.

まぁ,多くの場合,自分の遍歴(ドクターとってオーバードクターやって世界の色んなものを見た結果,ふつーじゃない職に就いた)の特殊性から,不特定多数の(いわゆる)みんなとは隔世の感がある(研究者仲間もある程度いるけどね).

(色んな意味で)思えば遠くにきたものだ.

評判 の続き

これの続き.

評判に踊らされた結果,見てよかったのが「WIXOSS」,気になったときに見なくて,あとになってから見て「とっとと見ておけば良かった」と後悔したのが「俺ガイル」.見て後悔したのは無数にあり過ぎて挙げきれないので,勝率はものすごく低い.

2014年8月3日日曜日

撫子とか明里とか

この辺に対するオタク界隈の反応を眺めるときに生じる言いようのない気持ち悪さってなんなんだろうと思うんだけど,いつもピンと来ないまま終わってしまう.

※撫子はいうまでもなく「物語シリーズ」で,明里は「秒速」の「桜花抄」ね.

前者については,そもそもの作品中での描かれ方(というか演出者の解釈)が気持ち悪いし,後者は作品を見た視聴者の一部の反応が凄く気持ち悪い(物語シリーズはアニメしか見ていないので,原作でどう描かれているのかは知りません).

この二つに共通しているのは,ものすごく身勝手な「真実の愛」みたいな幻想だと思う.前者は,演出者が売るためにそういう演出をしていることによって生じる気持ち悪さで,後者は,普通の出来事(=昔,いい感じになった女の子も離れた世界で普通に生きて普通に恋愛して普通に結婚する)を描写した結果,一部の視聴者に気持ち悪いアレルギー反応を引き起こしたということなのでしょう.

特に,「秒速」に関しては,男(イケメン)がごく普通に色んな女を食い散らかした結果,偶然,初恋の女の子に線路越しに再開した瞬間に過去がフラッシュバックした,というだけの映画なのに,このクソ男が叩かれないのか,というのが昔から不思議なんです.

あ,最後になりますが,僕はこの二人のキャラは嫌いです.はい.

つまらないこと

自分も,まぁ,つまらないことを言ったりとか,渾身のネタのつもりで外すことは良くあるんだけど(大抵そうという突っ込みは甘んじて受けます),完全に外しているネタを複数回押してくる人の神経は理解できない.気付かなかったんじゃなくて,気付いた上でつまらないからスルーしてんだよ,と.

評判

事前情報で全然食指が動かなかったアニメが流行っていたりして,評判を聞くんだけど,それを聞いても面白そうな雰囲気が全く伝わってこないんだけど,気にはなる.見ちゃえば良いんだけど,見て,つまらなかったら,それはそれでヘコむからどうしようかなと思っているうちに,どうでも良くなるのがいつもの流れ.

2014年8月1日金曜日

それは予知に似る

また,女子高生の殺人の件.よほど,この凶悪事件には,僕の性的嗜好を刺激する要素があると見えるけれど,そういう痴的な話は別の機会でw

既に起こった事象に関して,過去の関連性が高い記録から事象を防げたのではないかとか,予期できたのではないか,という主張ほどくだらないことはない.

これは地質現象の予知の研究なんかでも見られるドグマではあるけれど,現象に関連性が高いものを研究していくと,大抵の場合,解析していくとカオスの段階が現れて,予測という行為の意味が消失するという(この辺は,僕の専門とは大きくかけ離れているので,その分野の研究者の話の受け売りなので,詳細は突っ込まれても答えられません.悪しからず).

カオスとは全然別物だけれど,殺意が殺害という行動に移るまでの間には,これに似た要素があるとは思う.

予防や予見は深刻な事態を未然に防ぐ上で重要だとは思うけれど(災害でいえば防災),既に起こった事象に関して,(広義の)被害者の救済と同時進行しなければいけないほど,過去の関連性の高い事象の分析なんて重要な問題ではないだろうと思う.

2014年7月31日木曜日

うなぎ

土用の丑なのに食いにいっていないのは,別に宗教上の理由(笑)でも,絶滅云々に感化されたピープルなわけでもなく,単純に,食いにいく余裕(金銭と時間)がないからです.うなぎは大好きです.

怒られることを承知で言うけれど,食い尽くして何が悪いの,とすら思ってしまう程度にしか,この問題は捉えていないので,うなぎを食うことに一切の躊躇をするつもりなんてないのです(問題を理解していないわけではなく,単純な感想として).

そもそも,「うなぎを食う」というのは,昔から多くの人にとっては,ひとつのイベントであって(「吉原に繰り出す前に一丁うなぎでも食って精をつけるか!」的な時代から,最近まで),日課のようなものではないのです.ちゃんとした専門店で高い金を払って,一丁精をつけてやるかってウマいうなぎを食うってのが,うなぎを食うってことなんです.そういう意味で,食いますよ.うなぎ,好きだし.食文化の保護とか関係なく,食いたいから,食います.

だから,安いうなぎを使ったウマくも何ともないコンビニおにぎりとか安い弁当とかあるけど,あんなたいしてウマくもないうなぎを日常的に食いたがる人の神経も分かりません.そして,うなぎを絶滅に追いやろうとしているのもこっちが主因なんでしょ?

なんて,書いていたらうなぎが食いたくなってきたので,ちょっと食いにいってこようかな.精をつけて薄野には繰り出しませんけどね.

切り分け

問題の切り分けも出来ないのに論評しようとする人が多すぎる.

平和を愛する人(たぶん,世の中の大多数)は,必ずしも盲目的に憲法 9 条の堅持を主張するわけではないし,軍備の補強を主張する人は,必ずしも戦争狂ではない.どっちの例も,多分,両方を満たす人は少数派で,後者に至っては,ほとんど存在しない.でも,こういうのって一緒くたに語られちゃうよね.なんか,やだね,という話.

本当は,エネルギー問題に関して,こういう話をしたいんだけれど,立場上,そういう話はしない.

ぷらすあるふぁ

このネタに関して,実はちょっと書きたかったこと.

書かなかった理由は,アレに加えて膨大な文章が必要になるからで,ここに書く理由は,あっちに書くほど,頭の中がまとまっていないから.

(過激な)性描写のあるものを未成年者(未成熟者)から離そうという運動について,以前から,賛成派にも反対派にも違和感があって,議論に参加する気が起こらなかった.

あっちに書いた通り,僕自身は,基本的に「表現は自由」だからこそ,発信者が表現内容に気を使わなくてはならない,というスタンスに立っている.それは,自由という言葉が,元来,自己責任と他者への侵害の禁止を包含した概念だから,ということもあるし,あっちに書いたような理由もある.

性交や自慰は,人が性徴に伴って辿り着くことであって,過剰にそれを隠すことにあんまり必然性はないと思う.通常の成長過程でいえば,男子中学生なんて,大抵,なんとかして入手したエロ本でオナニー三昧だし,高校生カップルなら(多いとはいわないけれど)セックスだってするだろうと思うし,統計上,そうなっている.

しかし,一方で,高校生カップルに子供が出来たら,そこには多大な問題が生じるだろうし,もっと発達段階が低い(法に則った)善悪の基準が曖昧な段階で普通の性行為を逸脱した行為によって何らかの被害がでたら,「できちゃった」じゃ済まない問題になるだろうことは想像に難くない.そして,現状,それらが少ないとはいえ,ゼロではない点には注意したいと思う.

こういう自体に関して,もう(年齢的な意味ではなく)とっくに色んな意味で成熟した大人が「やっていいことと悪いことの分別はつく」なんていくら主張したところで,「そりゃ,そうでしょ…….バカじゃないの?」という感想しかでない.問題は,年齢とは無関係にそういうレベルにない人でも簡単に過剰にエロにアクセスできてしまう環境についてなのだから,そもそも,分別のつく人間の意見なんて何の意味ももたないわけだし,そういうレベルにない人の割合が低年齢層に多いのは純然たる事実なわけだから,そのために住み分けは,必要だと思う,ということ.

それは,別にエロが悪いとか,エロを過剰にしてはいけないということではなく,純然たる区分の問題でしかない.

まぁ,そんなことをしてもエロを求める未成年は,なんとかして手に入れるわけだし,そういう困難を乗り越えてエロをゲットするという経験も,そいつにとって何かの大きな成長になるってことさ.

補足

このネタに関して,こっちで少しだけ補足.

このことでいいたいのは,サブカル関連の物事ではなく,公共の場に発信する全ての表現に関して,一定の「良識」はもっていないと危険ということです.良識にわざわざ括弧をつけたのは,その基準なんて誰にも定められないし,それが一定でもないからです.

2014年7月30日水曜日

問題

このたび,妹(リアル)が結婚することになって,兄としてはめでたい限りなのですが,個人的な問題がひとつ.

その結婚相手が,俺の嫁(二次元)と同姓同名って,なにそれ?(ただし,漢字は良くある誤字)

2014年7月28日月曜日

そうして未来はやってこない

子供向けの科学雑誌にでてきたような未来の絵図を例に出すまでもなく,昔,僕らの思い描いた未来がやってこないのは,思い描いていた僕らの発想が乏しいからであって,今は,昔,僕らが思い描いていたよりもずっと進んだ未来.

未来はやってきたのに

技術の進歩に対して,人間の思いつく技術の使い方が追いついていなかったり,既にある特定の技術が欲しい人が,その技術を知らなかったり.そうして世界は廻っている.

2014年7月27日日曜日

他者の愚かなさまに苛つくのは,自分の中にある同種の愚かさを見付けてしまうからだ.

2014年7月26日土曜日

2014年7月25日金曜日

妙なくじ運

この時期には,暑気払い的な大きな飲み会が職場(2 機関合同)であるんだけど,二年連続で一番偉い人の隣をゲットするというのは,どういうことなんですかね?

思い出したこと

「コモンセンス」とか「常識」とかの言葉を(盾に物事を形式化しようとする人を)嫌う人って,大抵,ものすごく常識的なので,対処に困ることはないんだけれど,過去に付き合いがあったアラサーの中二病患者は,こういう常識人とはひと味も二味も違っていた.

このバカも,言葉の上では「常識という言葉が嫌い」とか言っていたわけだけれど,こいつは,他者に多大な迷惑をかけてもなんとも思わないような人間だった.

常識とかルールとかコモンセンスというのは,(生物としての)ヒトが社会性生活を行う際に同種個体(または,同種個体が形成する群集)に対する不利益を引き起こさないために言語化されたものだと極論できると思うけれど,こういったものの総称である「常識」という言葉が盾としてつかわれることが嫌いなこと(多くの人はこれ)と,人に迷惑をかけながらのほほんと生きていることは全然別な話だろう.

かのバカの撒き散らした汚物を丁寧に片付けていた教員やら先輩やら後輩やら僕やらを,かのバカは永久に知ることなくのうのうと生きていると思うとやるせない感情に押しつぶされそうにもなるけれど,僕に限っては付き合いの後ろ 3 年くらいは(色々と上手く事が運んだことで)「アレはバカだから仕方がない」と僕以外の人たちに汚物の処理を丸投げしていたんだから,まあ,いいかと思う.

そのときに,汚物の処理を丸投げしてしまった教員陣やら後輩諸氏には,今でも申し訳なかったと思ってはいる.でも,その分,飯を奢ってやったからいいよなw

内に秘める暗黒なんちゃらの血が騒ぐとかなんとか

社会人になってから,一番困っているのが,反社会的な行動が出来なくなったこと.普段からボロボロの T シャツ+チノパンで,無精髭に蓬髪で出勤している人間が何を言うかと言われるかもしれないけれど,根が超常識人なので,学生時代になら思い切ってできていたことが今は出来なくなっているのを感じるのです.まぁ,年とか経験値とかに相応な発言・行動自体に伴う重さも,当然,付いて回っているんだけれども.

(他の多くの研究者と同様に常識的な社会人なので)別に,反社会的な行動をしたいということではなく,(流石に学位取得後には自粛しているので)学生時代にはコモンセンスという名のストッパーを乗り越えられるだけのバカに掛ける情熱があったのだなぁ,という話です.

2014年7月24日木曜日

これのつづき

これのつづき.

展開の仕方はともかくとして,某瑞浪 Mio ちゃんのアイディアが悪くないのは,古生物に興味を持っている少女(JC)をモチーフにしているところ.これは,僕がこの業界に進むことの(無数の)きっかけのひとつにもなった「国立博物館物語」なんかにも通ずるんだけど,古生物学に邁進する人間を可愛く(?格好よく?)描くというのは,手法として重要なんじゃないかと.

2014年7月21日月曜日

別にサブカルだけではない

なんか犯罪が起こったときに,犯罪者の趣味・嗜好・性状を特段に取り上げて報道が行われるのは,なにもサブカルに限ったことではないので,別段,オタクを「犯罪者予備軍」と看做したいわけではないと思う.単純に,趣味・嗜好・性状が,個々の犯罪とは無関係という主張なら,そもそも,オタク以外の報道に関しても反応すべきなので,そういう変な反応の仕方をするからオタクというクラスターに妙なフィルターがかかっているともいえるのではないかと思う.こういうのに反応する層のオタクの総体も,報道に基づいて色んなものに偏見を持っているわけで,自己矛盾を起こしているのも良く見かけるしね.

なお,僕個人は,趣味・嗜好・性状は,個々の犯罪とは無関係だと思っているということは付記しておく.

2014年7月10日木曜日

その逆

今期のアニメでは「極黒のブリュンヒルデ」ほど残念だったものはない.なによりも残念だったのが 10 話くらいまで,普通によくできた面白いアニメだったこと.「ソウルイーターノット!」で急転直下の気持ちよさをあれだけ語っておいてなんだけど,いくらなんでも最後が急転直下過ぎてあんまりにもあんまりだった.分割二期とか,残り○話は web 配信とか,いろいろやり方はあったのではないか?

素晴らしいアニメ

前クールの作品も一通り終わったけれど,その中では「ソウルイーターノット!」がとても良かった.他にもいいのはあったけれど,これは極端に良かった.

1〜8 話までの特殊な専門学校の中での日常系でありながら適度に不安の種を撒いていくバランス,9 話の「カボチャ、グローウィン」のショートギャグ連打からの急転直下のシリアスと,とても良かった.原作者が凄いのか,演出家が凄いのかは分からないけれど,本当に良かった.ラストも王道してて気持ちよかったしね.

あと,「ソウルイーター」を知らなくても見れたのも良かった.

2014年7月9日水曜日

残念なような

サッカーの話.

ナショナルチームではドイツびいきのわたくし(わたくしの性格をご存知の方は納得されることでしょう).ドイツがブラジルを破って決勝進出し,統一以来初の優勝へ一歩前進したことは嬉しいのですが,ブラジル−アルゼンチンという南米対決が決勝という盛り上がりそうな展開にならなかったのが残念ではあります.

というわけで,オランダ頑張れ.マジ頑張れw

まぁ,どうなったところで家にテレビがないから見れないんですけれどね!

2014年7月8日火曜日

ブランド力

某知人の研究者(食品関係)から聞いた話.

北海道というブランドについて.道内の人間は,自分の作ったもの(この話題では食品関係)に対して内地の人間の評価は低いと思っていて,内地の人間にとっては「北海道」の名を冠しているだけで「高い」と思われている(または,高く評価している),という内外不一致の大きな問題があるという話.

たぶん,これはコンテンツにしても同じ話なんじゃないかと思う.

ただ,サブカルチャー的,カルチャー的な問題では,北海道ほど扱い辛いコンテンツもないんじゃないかと,別なことも思う.

北海道アニメ

某知人から北海道ネタのアニメがやるという話を聞いて公式ウェブサイトを眺めた次第.

……なんというか,鴨川よりもひどいことになるんじゃないかという臭いしかしないわけですが,UHB でしか放送しないみたいだから,被害はほぼないんじゃないかなとも思う.

北海道のサブカル層へのアピールとしては,初音ミクという近年稀に見る大成功例が既にあるのに,こういうダメな企画に金を出す人間の頭の中を覗いてみたい.

2014年7月5日土曜日

そのアニメ

ひとつ前に触れた,好きだったアニメ.本当に大好きなんだけど,「好きなものを繰り返し見る(読む,聴く)」というクセのある僕にしては珍しく,放映時の一回切りしか見ていない.理由は色々あるんだけれど,瞬間に現れる美しさや醜さを綺麗に切り取ったような素晴らしい作品だったから,初見の印象を永遠に失いたくないという感覚に負けて見直していない.もう二年くらい経つから,そろそろ見直してもいいかなとも,最近は思うけれど,出来ないでいる.

久々に

ザックリと胸を抉られるようないいセリフに出会った.脚本としての出来は,まぁまぁ,ぼちぼちだし,狙い過ぎのセリフは全然ダメなんだけど,不意にこぼれるセリフのセンスの破壊力が凄まじい.思わず脚本家を調べてしまった.調べたら,メインでホンを書くのははじめてみたいだけど,僕の好きなアニメの脚本にクレジットされていて,いろいろ納得がいった.あのアニメもある世代に特有のポロッと放たれる言葉の切れ味が良かったけど,この人が担当していたのかな,と思う.今後注目しよう.

その選考に意味があるのかどうかは無意味

就職活動云々に関する論評を見ていて常日頃感じていた違和感の正体が分かった.

現在の就職活動で行われている茶番がどーだこーだという議論が生じるのは分かるし,選考する側が自社にとって出来る限りいい買い物をしたいという気持ちもわかるし,選考される側が何を評価されているのかわからなくて煩悶する気持ちも分かる.端から眺めていて,それぞれの部分にある問題点は色々思いつくし,現在進行形でそれを変えていこうという運動があることも知っているし,それぞれの言い分も理解できるんだけど,なんだかピンと来なかった.

結局は,ある一定の基準,それは学力であり,経歴であり,面接の簡単な会話程度でわかるような程度の人柄という曖昧な基準であっても,そういう基準を満たしている限り,少なくとも新卒からそれに近い若い人間を採用する段階であれば,その後の長い職業期間において,その職務の範囲を超えた差なんてでないことが経験上分かっている限り,どんな過程であっても選別が行われて,人材が各種分野に分散されていれば,本質的に選考の方法になんて意味がないのだと言える.ある程度若くて,ある程度の能力があれば(これは職種によって基準が違うだろうけれど),一定の訓練で職業人になれるわけだから,そこに選別の過程すら本当はいらなくて,就活者に番号を振ってランダムに各社に振り分けたって社会はそんなに変わらないと思う(就活者の不満に目をつぶればね).

だから,就活はトレンドをリードする会社が時代にあったものを提供して,それにバカみたいに就活者が追従して,なんだか難しいカタカナ言葉で「我が社独自の基準」をもって,なんとなく選別していれば機能していて,それでなんの問題もないのだ.あとは,就活に挑む人間の気の持ちようの問題.

……だけど,20 代そこそこの人間のもつ人生の展望なんて,職業人生が終わる 60 代の自分に比べて薄っぺらいものだと思うけどね.

似た漢字

似た漢字って,まぁ,あるし,それを間違えて書いてしまうことは,誰にでも良くあることだと思う.特に,読みまで同じだと,手書きでなくても間違えて書いてしまうことはままある.「確率」と「確立」とか,「内蔵」と「内臓」とか.

しかし,最近聞いた話.

ある人が上司に出したメールの文面の中で上司の名前の文字を間違えていた,という話なんだけど,「聡」を「恥」と書いていたとかなんとか.読みも違うし,どうやってこんなタイプミスが生じたのかは謎.

りけいぶんけい

「理系 / 文系」の対比ネタが嫌い.もちろん,この手のネタのなかでもネタやギャグとして秀逸なものは別だけど.例えば,「理系は○○,文系は作者の気持ちでも考えてろ」とか,「似非理系『3.14 という文字列を見ると理系は円周率を,文系はバレンタインを……』理系『円周率は π だろ』」とかは,よくできているネタだと思う(文理ともにバカという感じがでていて).

基本的に文系とか理系とかいう漠然としたクラスタに対するイメージで,理系を優秀みたいな雰囲気を醸しているのが鼻につくんだとは思う.

まぁ,多くの理系進学者の原体験にある,高校時代に「数学が出来ないから理系にいかない」と恥ずかし気もなく語る文系進学者をみた経験とか,大学での単純な授業コマ数の比較とそれに伴うプライベートの差に対する僻みとか,そういうものがああいうネタを生み出すんだろうなと思うと,何とも寂しい気分になる.

知っている人間(理系)にこういうネタが大好きで,ネタとかギャグとかじゃなくこういうネタを心の底から信じているうえに架空の「文系」をバカにして嗤ってるような人がいたけれど,全く仲良くなれなかった(というか大嫌いだった).なんというか,色々と乏しすぎて,見ているだけで痛々しいという感じ.更に悲しいことに,その人は,口が裂けても頭がいいとか,優秀とかいえるような人ではなくて,僕の知る限りの文系の友人たちより色んな意味で劣っていたから,「なんも言えねぇ(ネガティブ)」という感じだった.

結局,こういうネタって(僕にとっては),人の試金石みたいなものなんだと思う.

2014年7月3日木曜日

初夏のスキーリゾート

仕事の関係で(といっても仕事とは何の関係もなく宿として)完全にシーズンオフのスキーリゾートに泊まった.

そこは,スキーリゾートとして開発されただけの山奥なので,本当にシーズンオフには人などいなくて,巨大なホテルの中で,宿泊客に会うこともほぼなく(多分,自分たちを含めても3, 4 組くらいしか泊まっていなかったと思う),なんとも寂寥感溢れるところでしたとさ.

ちなみに,朝夕食をバイキングのコースで頼んだのに,宿泊客が少なすぎるのでバイキングが中止になり,普通にコース料理がでてきたw

2014年7月1日火曜日

背景の大きさ

One murder makes a villain. Millions a hero. Numbers sanctify. (by Henri Verdoux starring Charls Chaplin in "Monsieur Verdoux")


ちょっと違うけど,反社会的行為(犯罪と言い換えてもいい)の背景にある問題の大小で評価を変える風潮は,一刻も早く唾棄すべき.

周辺住民に対する不満から迷惑行為や犯罪行為を行う人間に対しては犯罪者として弾劾することに異を唱える人間なんてほとんど居ないのに,今回の街中での放火寸前の迷惑行為事件のような社会問題に近い大きな背景があると,それを神格化しようとするバカが湧く.どっちも反社会行為であり,犯罪なのに,なんとバカバカしいことよ.

ハラキリの野蛮さからの脱却

敢えて書く.

民主主義を頂く法治国家として野蛮さを許してはいけない.

新宿の焼身自殺未遂の件.件の軽犯罪者のもつ主義主張がなんなのかは伝聞でしか分からないし,それ自体がなんであるのかは本質的な問題ではない.問題は,(自殺するという行為そのものを正常でないと判断するのであれば)異常な精神状態下で,放火になりかねない無許可での往来での火の利用という軽犯罪を起こしたということを,なんらかの主義主張に基づく「抗議」や「強い意見表明」と誤解する人間がいることだ.

自殺未遂者と意見を同じくする側から見れば,あの行為(=死)は,運動からの逃避であり,議論の放棄であるし,その他の人間から見ても大事故を招きかねない危険行為でしかない.

「他者への侵害行為を伴う死」をもった主張なんて,ただの暴力でしかないし,そんなものを許容するような野蛮な社会を認めてはいけない.あれを許容するということは,より上位の暴力を用いた運動をも許容しかねない危険を孕む.少なくとも,僕は,そんな野蛮な社会には生きたくない.

どんな主義主張をもっていようともあんな行為を「抗議」だなんて絶対に認めてはならない.

2014年6月30日月曜日

ねむい

最近,妙に強い眠気に襲われるのは,飲んでいる薬のせいだと気付いた…….

2014年6月29日日曜日

ひとつ前の続き

実は,サブカルチャーを使った商売だけに限った話ではなくて,メインカルチャーの文脈でも同じことだとは思う.「現代」アートとか「現代」音楽とか,メインカルチャーの中でクラシックなものと何故か分けて語られる物って,やっていることの奇抜さとか,言語を介した解説屋とセットでなければ売れないとか,そういうこと以前の問題として,新たなストリームを作りたいのに既存の媒体を介して既存の方法でやろうとするからダメなんじゃねーの,と.(知識がないから誰を例にしたら適切なのかも分からないけど)例えば,ウォーホルが,ポップアートをアート足らしめた方法が,その当時の既存の方法だったのかっていう話.

うわぁ……

サブカルチャーがなんでサブカルチャーかっていうと,メインカルチャーとは違う層,違う文脈,違うルートで興っているからであって,サブカルチャーが大きくなりはじめたからって,それを旧来の方法論で取り上げようとしたら爆死するに決まってんじゃん.そろそろ気が付こうぜ.

2014年6月28日土曜日

正義という名の凶器

正義とか,そのときの社会倫理に則って正しいこととか,それはそれは素晴らしいことだと思うけれど,正論とか,正義を振りかざしている限りは,どんなに強硬であってもいいという風潮は嫌いです.

まりっじぶるう

昔から結婚という制度に意味を見出せない.だから,結婚もせずに 30 までずるずると生きてきて,社会が未婚であることを容認する時代になるのを待ってきたんだけど(結婚できないだけだろ,という突っ込みはご自由に),結婚率の減少は,どうやら起こっているとはいえ,フランス的な価値観は根付くに至っていない模様.制度が違うからフランス化は,そりゃ,しないんだろうけれど,もう少し,結婚なんてものには意味がなくなるかと信じていたんだけどね.

愛に公的保証なんて必要だと思うかい?

2014年6月26日木曜日

ダークファンタジー

さっきの続き.

チャイカが可愛いし,作品は面白いし,「棺姫のチャイカ」という作品には,なにも文句はないんだけど,原作はもっと重くてもっとちゃんとダークファンタジーしていると聞いて,非常に残念な気分になる.

アニメの「軽さ」は,それはそれで嫌いじゃないし,原作であるという重い話やダークな話というのが,アニメ化の途上で鳴りを潜めてしまったというのは,仕方のないことなのかもしれないけれど,はじめて物語を辿ることははじめて物語を辿ったときにしか得られない経験なのだから,あとから原作のダークなファンタジーをはじめての気持ちで体験することが叶わない以上,はじめて触れる物への気配りが欲しいと思ってしまう贅沢さ.

いや,本当,アニメはアニメで面白いし,凄い楽しんでいるんだけどね.ただ,ちょっと,原作の(僕にとって)いい評判をあとから聞いてしまったことで生じた愚痴ですわ.

チャイカわいい

チャイカが可愛い.太眉好きという,自分の性的嗜好を抜いても可愛い.

なにを勘違いしているんだ?

おもちゃとか酒の肴とか妄想の中の慰み者に成り下がった対象を,「国民の関心事だから明確な結論を示さねばならない」みたいな風潮が偉い人たちの中で蔓延しているようだけど,この程度の「国民の関心」をそんな大仰に捉えるんだったら,居酒屋のおっさんたちの「政治談義」とか,"リアル" 便所の落書きでも取り上げてろよ.国民の関心事だろ?

科学的には完全に終わった話,誰も興味ねーよ.

いわゆるひとつのコミュ障

コミュ障とかコミュニケーション障害とかいう単語,基本的には好きではないスラングなんだけど,根本的に誤解がある気がする.

コミュニケーションを取ることが乏しい人って,基本的に,コミュニケーションに「障害」があるわけじゃなくて,乏しくてもコミュニケーションが必要なときには,通常と変わらないコミュニケーションが取れるので,別にそこに「障害」はないと思う(某アニメのぼっち先輩的な).

いわゆる本物のヤバい人は,コミュニケーションを取ることによって,コミュニケーションを破壊しにかかってくることがあるよね,という話.気が向いたら,また,なんか書く.

目的が違えば……

……手段も違う.

それもまた面白いことではあり,大変なことでもある.

2014年6月23日月曜日

シーズン初め

シーズンはじめの調査は,やはり無駄な力が掛かるせいか,作業量に対して余分に疲れる.しかし,今回の疲れは,滑りやすいのに沢足袋を履いてないから,無駄に足を踏ん張っていたせいなきもする.

2014年6月22日日曜日

ゆりゆり

咲でカップリング妄想するなら,咲久が至高.アイマスでカップリング妄想するならはるまこが至高.はるちはもまたよし.百合物をみて,さくひまに萌えて,祥子さまと祐巳と瞳子ちゃんの関係に悶える.

でも,ラブライブは不思議と百合妄想が出来ないんだよな.なんなんだろうね,これ.

俺様統計

個人の経験,しかも,多くの場合,片手で数えられる程度の事例から一般化して社会論を語ってドヤ顔をしている人をみると,「なんでこの人,昨日付けで安らかに永遠の眠りについてくれなかったんだろう」と凄く嫌な気分になる.

2ch とかついったのゆとり論とか,老害論とかでよく見るよね.

相容れない

ひとつ前の続きというか,書きながら,ふと思ったこと.

ときどき,同じアニメ(マンガ)の登場人物で,派閥が割れたときに,この派閥とは仲良くなれないってキャラクター派閥ってあるよね,という話.

現行のアニメで言えば,「ラブライブ」だと,真姫好きとは絶対仲良くなれない気がする.過去には,アイマスで美希好きとは仲良くなれなかった(美希自体は嫌いじゃない辺りが不思議).

ちなみに,ラブライブでは星空凛ちゃん派です!

キャラクターに恋して

基本的に,アニメを見ていても特定のキャラクターに萌え禿げることは少ない質なんだけど,時折,恋するくらい好きになるキャラがいる.

通常のアニメでは,周りと話をあわせるために,なんとなく一番お気に入りのキャラを決めて見たりすることもあるし,恋するくらい好きになるキャラがいなくてもアニメ自体は大好きということも多いので,唐突に現れる恋してしまうくらい素敵なキャラというほうが特異なものなのだろう.

ちなみに,具体例を挙げるなら,川嶋亜美ちゃん,菊地真ちゃん,奥平あきらちゃん,琴吹紬ちゃん,広瀬晶ちゃん,宮永姉妹ちゃん,末広安那ちゃん,風早くん,イサコちゃん,沖田紗羽ちゃんなんかがアニメ見てるだけでキュンキュンしちゃうくらい大好きなんだけど,並べてみると見事に統一感ないね.男も混ざってるしね!

発言フィルター

ある程度,発言にはフィルターがかかるのは当然だと思うけれど,それは TPO によって変わることでもある.自分の場合,多分,リアルでの発言に一番気を使うことが多い.web 上での文字列で言えば,記名で発言する場合→ブログ→twitter という順番で緩い発言をするのだけれど,このクリップではブログと twitter の間くらいの緩さを目指していたはずなんだけど,なんとなく,ここが一番緩い発言をする場になりつつある.誰も見ていないことが前提だから,という理由かもしれない.

学生〜ポスドク時代は,夏前に年に一回丸坊主にするというサイクルで髪を刈っていたんだけど,社会に出たので坊主にまではしないし,年に2回は髪を切るようになった.

2014年6月21日土曜日

うどん

キャベツ,豚バラ,うどん,卵,昆布(ほんの一切れ),食べるラー油.

1. 大鍋,小鍋でお湯を湧かす.小鍋は湯少なめで,昆布を一切れ(出汁).
2. 小鍋に塩で味を整えて(かなり薄めで),豚バラをしゃぶしゃぶ.火が通ったら適当なサイズに切る.
3. 大鍋が沸騰しはじめたくらいを目処に小鍋にキャベツ投入(キャベツ茹で過ぎ注意).
4. 大鍋でうどん茹で開始.
5. どんぶりにキャベツ茹で中の出汁を適量(多すぎると水っぽくなるので注意.どんぶり暖め兼ね).
6. うどんが茹で上がる前に卵をどんぶりに割り入れてよく混ぜる.
7. うどんを上げて,軽く湯切ってどんぶりに投入して混ぜる(釜玉状に).
8. 肉と湯切ったキャベツを乗っけて,少量の醤油を振る(普段の釜玉にかける 1/4〜1/2 くらいの感覚).
9. 食べラーをお好みで.

……10 分くらいで出来て,安くて,それなりにウマいので,最近,こんなのばっか食ってる.

野次

個々の発言の善し悪しは別として,議会における野次って下品さとか粗野さとか卑しさとか,そういう巷間に溢れているものの象徴だとは思うよ.社会からそういう概念がなくなったわけでもないのに,「議会だから」それを全て否定する人ってどんな聖人君子だよと思う.議会が社会を反映していない状態とか怖すぎるぞ.

大事なことだから二回言うけど,個々の発言の善し悪しは別にしてね.

結末はそこにない

色々,アニメを見ていて思うけど,完結していない作品のアニメ化は,やっぱり,どうかと思う.特に,(連綿と続くやつではなくワンテーマの)ストーリーものだと,それが顕著.

マンガでもラノベでもいいけれど,途中でアニメ化すると,結局最終的な落としどころに収束する全体を通したときの各個の人物・事象なんかの解釈が中途半端になって,つまらなくなっていることが多い気がする.

そういう点で,完結後のアニメ化が上手くハマっていたのは,最近で言うと「ピンポン」とか「ヨルムンガンド」とかかな.オリジナルものは,シナリオのプロットは制作時には出来ているから,個人的には,完結もののアニメ化と同じくらい信頼できたりする.

逆に完結はまだだったけど,そのときあったストックで,最高の演出をしていたのは,最近では「人類は衰退しました」とか.あーいうレベルの高い演出だと色々許せる.

……って,結局は,自分の好みの問題というオチ.

文学少女

文学少女って,知的で早熟で背伸びしてるお洒落っ娘の象徴だったはずなんだがな.「斜陽」で,かず子に向かって「あなたは、更級日記の少女なのね。もう、何を言っても仕方が無い」と言い放った女学校時代の級友のような.

そういえば,「斜陽」で思い出したけど,映画で上原を演じたのって温水さんなんだよなw 佐藤江梨子のかず子もどうかと思うけどさ.

演技

とあるアニメの釘宮先生の演技が失禁するほど良かった.釘宮先生のフォロワー的な演技力のある声優が居ないことが悔やまれる.

演技とかに関してもなんか書きたいことは漠然とあるんだけど,取り敢えず,放置で.

2014年6月20日金曜日

スコアレスドロー

スコアレスドローな試合を眺めていて思ったこと.

相変わらず,このチームには骨格になる戦略がないし,クレバーさもないな,と.そのときに一番センスがある選手に寄っかかった戦型ばかりでちっとも芯がない.

あと,身近な壁が韓国って状態が長かったせいで,対韓国に特化したいびつなチームになっているからせかいでかてねーんじゃねーの?と

2014年6月19日木曜日

アウトリーチ

水の入った盆をひっくり返すようなことを言わせてもらうなら,ある分野の発展や拡大を目指すアウトリーチは心の底から無駄だと思う.

断言するが,子供が体験を通して特定の分野に興味を持つことなんて,ほぼありえない.たいていの子供は,高校に入るまで理系か文系かすら決めないし,専攻というレベルの細かい分類の選択なんて,大学に入るまでしないものだ.だから,アウトリーチは分野の発展(=分野の関係者の増加)には,ほとんど寄与しない.大人相手のアウトリーチなんて,その大人が一角の学者(=分野の発展への寄与)になる可能性を考えたら,完全に無意味だ.アウトリーチとは,アウトリーチによってアウトリーチ好き層を増やす自己増殖のまやかしだ.

一方,観光とリンクした形でジオパークみたいなものを使うというのは,比較的妙案だと思う(僕の専門の問題で,地質を例にとってしまうのは申し訳ないが).学術に触れる体験をしたいとか,余暇に知的な活動をしたということを誇りたいとか,そういう自己満足を得たい層は確実に存在しているので,そこから金を搾り取って,それを分野に還元すれば,ある程度は意味のある活動になると思う.

アウトリーチは,金儲けのために尖鋭化するか,単純に,(義務)教育の改革を志向する政治に転化されるべきだ.

編集

炎上とか,バカッターとか言われて久しいけれど,こうやっていんたーねっつを通して個人が自由に発言が出来る世界が来るまで,著名人から一般人まで,ほとんどの人がこういう経験をしてこなかったという事実が,編集とか校正とかという人たちの凄さを語っていると思う.

愚かさのスパイラル

ある一面から見て明らかに良くないことをしたりした人を糾弾する人がもっと愚かな発言をしてどっちらけ.

2014年6月17日火曜日

はじめに

みているひとを想定したくなかったり,140 文字に縛られたくなかったり,アーカイブとしての性能が優れていたり,理由は様々だけど,ブログの形式でひとりごとというか思索の断片をメモしておく場所が欲しくなったので,こういう場を作ってみた.

日記の「ひとりごと」未満な,薄らぼんやりとした何かをクリップしておくために使う予定(は未定).